猫にごはん

 

 

 

 

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猫の予防注射

年に一度の猫の予防注射。うちの猫たちを連れて行く獣医はmobile vetだ。mobile vetとは月に1~2度、近所のペットショップにバンでやってくるお手軽獣医のことで、各種ワクチンなど注射だけを簡易テーブルの上でやってくれる。やっている人は白衣を着ているので、多分獣医の資格はあるのだろうと思う。
この獣医、バンで各地を回っているだけあって、仕事がやたら速い。健康な動物のみ、と注意事項に書いてあり、診察は一切しないのだ。

猫出して → ぶすっと注射して → 猫仕舞って → はい、おしまい。

ノアは今まで別の獣医に行っていたので、このお手軽獣医に行くのは初めてだ。ノアの獣医嫌いときたらそれはそれはひどいもので、どこのどら猫かと思うようなすさまじい声を張り上げやたら凶暴になる。この黒い悪魔を診察しなければならない獣医がそれこそかわいそうなくらいだ。たいてい飼主に見えないよう別室送りになり、きっと押さえつけられて診察するのだろう。毎回行くたびにひどくなる一方だ。そして一旦怒り狂うとこの猫、見境がなくなり、飼主のことすら分からなくなって凶暴になってしまうのだ。今回はどうだろう。
ケージから出す前に、いちおう断りを入れる。「この猫は病院ではいつも暴れます」
するとペットショップの入り口を閉めるよう指示をする獣医(指示されたのはJ)。続いて猫を出すよう指示をする(指示されたのは私)。更に耳の両側からぐっと押さえるよう指示(またもや私に)。客に向かってえらそうなやつなのだ。あぁ、ノア。どうか私に凶暴になったりしないでおくれ。
押さえた瞬間、ぶすっと注射。「はい、とっとと猫仕舞って」とまたもや命令された私。ノアがケージから出ていたのは、ものの5秒程度。さすがのノアもあっけにとられたのか、怒る間もなくあっという間すらなく終わった。やるではないか、お手軽獣医。
次はソフィー。予想通り何の問題もない。いつも家ではソフィーがノアを追いまわして、喧嘩をうっているというのに、こういうときは借りてきた猫のごとくおとなしい。
2匹あわせて26ドル。非常に格安だ。ちなみにアメリカの予防接種は、4-in-1という、4種類のワクチンが1本になっているもので、内容は次の通り。

1.猫汎白血球減少症(Feline Panleukopenia)
2.猫ウイルス性鼻気管炎(Feline Viral Rhinotracheitis)
3.猫カリシウイルス(Feline Calicivirus)
4.猫クラミジア感染症(Feline Chlamydia vaccine)

最後のクラミジア以外は日本の3種混合予防接種と同じだ。


ところで海外から日本に猫を持ち帰る場合の検疫制度が、この11月から大きく変わった。これはサンディエゴに住むtomoさんから教わった。必要なのは次の3つ。

1.マイクロチップ
2.狂犬病注射
3.抗体検査

1のマイクロチップはヨーロッパで多く使われている国際基準ISO11784及び11785のみとな。アメリカで一般的な種類とは違う。2、3はさておき、まずはマイクロチップが必要だ。獣医に聞いてみると、ここでは『 Home Again』という種類のマイクロチップを使っているそうだ。これはどうやらISO基準にも適合しているらしい。
まだ変わったばかりの日本の検疫制度で、各掲示板でも情報が錯綜し、本当にこのマイクロチップで検疫を通過できるのかどうか、入れてもらう前には検疫所に確認をとらねばならない。しかしどうやらこのHomeAgainは使えそう。これならアメリカで猫が万が一迷子になっても認識してもらえるし(マイクロチップの種類によってはスキャナーで読み取り不可能な場合がある)、日本の検疫も通過できそうだし、とりあえず一安心。

コメント (12)

noirさん、こんばんわ。
流れ作業のような注射ですね。
ノアちゃんと同じく、ちゃちゃも暴れる、吼える、噛む、で大変でした。
お父さんが始めて病院に一緒に行った時、ちゃちゃの中には悪魔が住んでる。
と怖がり、家に帰ってきてからも怯えてました。
そんな、お父さんを、ちゃちゃは自分より下に見て、しばらく馬鹿にしてましたよ。 (*^_^*)


はじめまして!
いつもROMしてました。
黒猫が憧れなので、黒猫振興会を羨ましく思ってました…。
私のブログの記事内で、黒猫振興会にリンクさせていただきました。
うちは白猫なので、参加できませんが…(´・ω・`)

獣医さん、すごいてきぱきしてますね。
5秒で終わるとは凄い…。
うちも暴れるので、こういうてきぱきした獣医さんのほうが良いかも…。

MYBLOGLISTに登録させていただいてます。
不都合があったら言ってくださいな。


トラックバックありがとうございます。
「home again」はアメリカでも日本でも大丈夫なのですね。
それはすばらしい!うちもそろそろマイクロチップを・・・と考えています。
ところでnoirさん、ついに昨日猫をアダプションしました!
くわしくはブログにアップ予定ですので、見てくださいね。
でもその猫はシェルターにいたのでUSバージョンチップを装着済みなのです。
う~、頭が痛い。


やっす~い!!
26ドルって日本円にすると3000円くらいですか??
しかも2猫で??????
お~私もサンディエゴに住みたくなってきました。
日本の混合ワクチンは5000円程します。
うちは脱走猫で、1猫白血病にもなってるのでワクチンは欠かせません。
うらやましい・・・・・。


拓はね、確かに嫌がるけど、あんまり鳴いたりしないんですよ。 力が強いので、しっかり抑えてないといけないですが、狂ったようにはなりません。 ただ嫌がってるって感じで(当たり前ですが)。 いやぁ、この記事、すごく勉強になりました。検疫制度のこととか。 帰国する予定はありませんが、知ってて良かった! でもマイクロチップとかって、痛くない?


>くろねこ・ママさん
こんにちは。コメントありがとうございます♪
ちゃちゃちゃんもそうだったかー。もうノアは
黒い悪魔そのものですよ(泣)。おとなしい猫さんが
多い中、病院でいつも肩身が狭いです。
確かに今回の注射はあざやかな流れ作業で、悪魔が
出現する間もなかった(笑)。


>みぞれさん
はじめまして!コメントありがとうございまーす。
みぞれさんのブログ拝見しました。どきっとするような
タイトルですね(笑)。マリーちゃん美猫ちゃんでは
ないですか!私は今ボランティア先にお気に入りの
白猫ちゃんがいて、白いのもいいなぁといつもうっとり
しております。またおじゃましますね♪
リスト登録ありがとうございます。これからも
よろしくお願いしまーす。


>マルコさん!
おぉー。おめでとうございます!
名前はどうするのですか?何か『子』のつく名前にする
のですか?いいなー新しいい猫ちゃん。見にいきたーい。
USバージョンが入っているのなら、もう悩む必要なしですね(笑)。
たま子ちゃんとあん子ちゃんをどうするか考えものですねぇ。


>nyaoさん
そうそう。安いでしょー。アメリカでも格安です。
今まで行ってたちゃんとした動物病院では、6000円くらい
してましたもん。もうこれからは格安獣医にしか行かないぞ~!
日本にもどこか安い獣医があるといいですねぇ。多頭飼いには
なかなかバカにならない出費ですものね。


>雅子さん
拓ちゃんはアダプションしたとき、マイクロチップ
入っていなかったですか?所によって違うでしょうが
サンディエゴのシェルターでは全猫(犬も)必ず挿入です。
とはいえうちのソフィーもまだ入ってないので、これから
やらなくては。
マイクロチップ挿入にかかる時間は、ほんの2秒くらい。
ちょっと太目の注射程度なので全然大丈夫ですよー。
迷子になっちゃったときのことを考えると、私狂ってしまいそう
なので(笑)、うちも早く入れなくてはと思ってます。


入ってるとなんて、一言も言われなかったので、入ってないでしょう。 そうかぁ。 今度お医者さん言ったら、聞いてみよ。 このチップって、半永久的なものですか? それとも何年かごとに入れ替えるとか? ニューヨークはなんでもやっぱり、高いっす。 拓を養子(?)にもらったとき、手数料は75ドル。 でもまぁ、それで施設が成り立っていて、多くの猫ちゃんが助かるのなら、安いものです!


>雅子さん
いやいや、ソフィーをアダプションしたときの手数料は100ドル
でしたよ(郡営シェルターでは29ドルなのでかなりの差がある)。
ご存知だと思いますがTAX控除の対象です(笑)。ボランティア
団体の運営費に回るのでドネーションと同じですね。
アダプションしたときの書類にチップのレジストレーションが
なければ、たぶん拓ちゃんは入っていないのでしょうね。
正確ではないかもしれませんが、チップは永久だと思います
(あやふやな情報ですみませーん。泣)。
取り替える話は聞いたことない。古いチップだと、体の違う部分に
移動してしまう問題がありましたが、今のは大丈夫だそうですよ♪


ひえぇ! やっぱり結構するんですね。 マルコさんのところで、29ドルって聞いて、ややや安い!って思ったんですが。 そうなんですよね。 このTAX控除、面倒くさくって。 洋服とかもよく寄付するんですが、未だにクレームしたことないんですよー。 投資とかもしてないし、家も持ってないので、TAXも一番簡単なフォームで電話で出来ちゃうやつ! 


>雅子さん
え?電話でTAXリターンができるとな?初耳っ!


ワクチン代安いですね。うちの猫も近いうちに予防注射を
受ける予定なんです。いくらかかるかな〜。
猫って注射をされるときどういう気持ちなんでしょう。いじわる
されてると思ってたら、飼い主としてはちょっと悲しいですね。
あと、無理矢理薬を飲ませるときも、ふと考えちゃいます。

マイクロチップって日本でも対応してるんですね。まだ引っ越し
の予定ないけど、これも前もってやっておこうかなと
思いました。


>chickpeaさん
どんな気持ちなんでしょうねぇ。
猫は3分半で物事を忘れるというのを、何かで
読んだことあります。薬やるときなどいつも
このことを思い出し、すぐ忘れてくれるだろうと
願ってます...。
マイクロチップ、フィンランドはきっとISO国際基準
を使っていることでしょう。アメリカだけですよー、
自分の国だけ勝手な基準作ってるのは!まったく(ぷんぷん)!


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