猫にごはん

 

 

 

 

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ネコ捕り

シェルターの中のケージから脱走した猫がいた。その部屋の入り口には 『Caution! Run away cat』 の張り紙がしてあり、そこから逃がさないようスタッフに注意をうながしている。
今日用事があってたまたまその部屋に入った私も探してはみたが、逃げた猫はみつからない。そこはたたみにすると10畳はある(もちろんたたみは敷いてない)かなり広い部屋で、物陰もたっぷりあるのだ。呼びかけても一向に反応はない。
ちなみに日本では猫を呼ぶときに、
「チョッチョッチョッチョッ」
という舌打ちのような音をたてる人が多いが、アメリカ人は違う。
「プスプスプスプス」
という破裂音のような音をたてて呼ぶのだ。猫にも犬にも同じ。そういえば以前スウェーデン人もこうやって猫を呼んでいた。所によって随分違うものだ。
ところで部屋の隅には、ネズミ捕りならぬネコ捕りが仕掛けられていた。原理はネズミ捕りと全く同じ。大きさは猫1匹分の長さくらい。奥に餌が置いてあり、中に入ると入り口が閉まるという単純な仕掛けだ。このネコ捕り、自分の家の動物が逃げたときにシェルターで頼めば無料で貸し出ししてくれる(deposit要)。
話には聞いていたが、実際に見たのは初めてだ。見るからに怪しい、罠としか思えないこんな仕掛けに、ほんとうにひっかかる猫がいるのだろうか。しかも中に置いてある餌が、FancyFeastというアメリカの一般的な猫缶で、しかも更に見ると、うちの猫たちがもっとも毛嫌いしていた切れた蕎麦みたいなタイプのビーフ味。しかもしかも、猫缶の蓋をただ開けただけで皿にも盛っていやしない。なんとアメリカ人らしいのだ。しかしこれでは、もしノアだったらたとえどんなにお腹を空かせていても、決して捕まることはないだろうと確信したのだった。
ネコ捕り

コメント (8)

その後どうなったか、しりたい。まだその部屋にいるのだろうか?
昨日のゴム飛ばしの件ですが、もちろんしっぱい。まず、まともにとんでくれぬ。そればかりか、天井に行かずに自分の指や、体に向かって「ペシッ!」「ぃたっ!」の方が多い。
「モーレツしごき教室」のようなのだった。


プスプスプスって、人間の赤ちゃんにもやるみたいよ。うちの恵太郎が赤ちゃんのときよくいわれてたよ。
kさん>モーレツしごき教室ってなに?たけし軍団?


吉本新喜劇の後の時間帯に、西川きよし、故横山やすしが司会をつとめてた若手芸人をしごく?番組です。口ゴムぱっちんを若手芸人がやらされていたようなはかない記憶が。。。自信がなくなり、インターネットで検索しました。
ちゃんとあって、ほっと胸をなでおろしたのでした。(^○^)


持っています。トラップケージ、1台。
お腹をすかせた猫は簡単にかかります。それを見ていた猫には通じませんが。
学習能力の低い猫は、2度3度と・・
あ、もちろん地域猫対策用です。悪質な猫取りではありませんので。誤解なきよう願います。
でも、せめて餌は缶詰から出した方が・・ねぇ?
kさんと同じく、その後の猫の行方が知りたい。


>Kさん

『モーレツしごき教室』
私もつい検索してしまいました。1690件もヒットがあってびっくり!


>あきこさん

子供にも「ぷすぷすぷす」?知らなかったなー。動物にも人間にも同じ呼びかけをするとは驚き。小さい生きもをあやすつもりなのかね。


>piyoさん

この写真のと日本のトラップケージも一緒ですか?へーこんな大雑把なのはアメリカだけかと思いました。そうかーお腹空かせた野良ちゃんだったら捕まるのか。
ちなみに餌は缶から出しますよね?!


この脱走猫の行方...
すみません。調べてませーん。次にシェルター行ったら確認してみます(汗)!


見た目、まったく同じです。
色は、こんなにカラフルじゃないですけど。
金属色(シルバー?)ちょうど持ち手のところの色です。
ボランティア団体から、登録制で購入します。

踏み板のところに餌を置いて、猫たんが踏んだらカシャン!
餌はもちろん、缶から出しますよ~
最近、新顔が現れたので、また活躍しそうです。


>piyoさん

日本のもアメリカのも一緒なんですねぇ。この手のものは日本製が優秀だから、もしかしたらこちらでも日本のを使っているかもしれませんね。
餌は缶から出しますか。よかった。やっぱりがさつなのはアメリカ人だけだ。
地域猫ちゃんたちの捕獲、おつかれさまでございます。私の知り合いも、地域猫数十匹に毎日餌やり&手術・ワクチンしている者がおります(そういえばうちのノアもその人からもらいました♪)。風当たりが強いこともあるかと思いますが、そんなのに負けずにどうぞがんばってください!


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