猫にごはん

 

 

 

 

« 犬と猫のある一日 | メイン | 拾い物には福がある。 »

お泊り猫

事情があって友人Kさんの猫こーのすけを2日ほど預かることになった。そう、今まで黒猫オフ会だなどと、猫を連れ歩いていたのも、この日のために外出の練習をしていたのだった。決して、猫で遊んでいたわけでも、ブログのネタ作りのためでもないのだ(ほんと!)。
ノアとソフィーを寝室に閉じ込めて置くと、こーのすけは、それはそれは堂々としている。自由に家の中を探検し、うにゃうにゃくつろぐ。1日目の夜は、そのままこーのすけの天下にしておいた。
2日目。寝室のドアを開けると、いつもと違うただならぬ様子に警戒しつつも、居間を点検してまわるノア。そして、こーのすけと目があうと...、「ウシャー!」
やっぱりだめか。そして、この家には自分のほかにも猫がいるということを思い出したこーのすけ。それきり様子が一変する。今まであんなに椅子の上やソファーでくつろいでいたというのに、以来居場所はここに決定してしまった。
終日冷蔵庫の上で過ごすこーのすけ。 → 終日冷蔵庫の上で過ごすこーのすけ。

しかし、いつまでも冷蔵庫の上にばかりもいられない。時間がたてば、こーのすけも用を足さねばならなくなる。そろりそろりと降りてきて、そそくさと餌を食べ、そそくさと水を飲み、そそくさとトイレに入る。
まぁ、これでもう大丈夫だと思い、外出の仕度をする私。今日は午後から授業があるのだ。そしてふと気がつくと、あっ!
こーのすけがいない...。
いくら探してもいない。冷蔵庫の上にもいない。念のため冷蔵庫の中を探してもいない。台所中、棚の中もどこにもいない。居間にもいない。窓もドアも閉まってる。うちには煙突もないし。隠れるところなどどこにもないのに。
寝室に閉じこもっている、うちの猫たちを見に行くと、いつもと変わらない様子で、それぞれお気に入りの場所で寝ている。この部屋には絶対にいない。いたら雰囲気がいっぺんしているはず。
家の中にいるのは間違いない。しかし、もう時間がないので、このまま外出するしかなかろう。後ろ髪引かれる思いで出かける。こーのすけ、いったいどこへ。
半日後、Kさんへの言い訳を考えつつ家路へ向かう。家に入ると、お!こーのすけ発見!何事もなかったかのように冷蔵庫の上にいるではないか。そして隠れていた場所もほどなく分かる。
転がる一升瓶。(料理酒です。念のため) → <br />
転がる一升瓶。

この物置棚の中にいたのだった。一升瓶が転がっていることからも分かるように、中は調味料やら、米やら、ビールやらでいっぱいいっぱい。猫が入る隙間など微塵もないというのに、どうやって入っていたのだろう。まったく謎だ。しかもこの重い扉をよくぞ開けたものだ。でも見つかってよかった。ほっ。

お客さま猫がいても、猫たちは何とかうまく住み分けができるようになり、お互いのテリトリーに侵入しようとはしない。衝突もないまま、うまく2日間は無事過ぎたのだった。

ところで、前足をdeclaw(爪抜き)されて、爪のないこーのすけも、爪とぎは大好き。うちの猫たちの爪とぎを見つけると、夢中で爪とぎ仕草をする。かすー、かすーという、爪の引っかからないその音がものがなしい。
ものがなしい爪とぎ。 → ものがなしい爪とぎ。

不審なトイレを点検するソフィー。こーのすけのトイレはフラップ付き。うちの猫たちはフラップドアを見たことがないので、中に入ることはできないのだ。↓
不審なトイレを点検中。

コメント (24)

す、すいません。。転がる一升瓶に真っ先に目が引きつけられてしまいました。(^^;

こーのすけくん、無事に見つかって、ホッ。


飼い主ともども、ご迷惑をおかけしました。
本当におせわになりました。
おまけに。。。本当にすみませぬー。


物悲しい爪とぎ写真・・・タイトルと写真があまりにもぴったりでびっくり。ところで爪抜きという初めて聞くサディスティックな言葉。いったいなんでしょう?エイメリカではすでにメジャーですか?うちの三匹は爪伸び放題。天然鎌30です。今も膝に乗り損ねたレアが私のフトモモに一本線を・・・だずげでぇ。


noirさん♪こーのすけ君見つかって良かったね?
どこへ行ったのか!!って不安だったでしょ?うんうん。
やっぱり猫が居る!って分った時点でこーのすけ君の
デフェンスメカニズムが働いたのかなぁ??
それにしても転がる一升瓶!そして「料理用です!念のため!」のnoirさんコメントにちょっとうけたよ!(爆)

それから・・・猫のdeclawについてはね?本当色々な論議が
あるけど私も前に自分のエッセーhttp://kurogocafe.exblog.jp/m2004-01-01/#1183721
でこの件に関して書いたよ!
declawした猫を何故に捨てれる(置いてける)のか不思議で
ならない・・・。その手術がどんなに残酷かってのもこの
エッセーで上げたけど本当に私としては反対なのよね・・・。


Declawの事を読むたびに、胸が痛みます。 でもこーのすけちゃんは今は元気でハッピーなんだものね! 良かった良かった。 一升瓶、お料理用って。。。Noirさん、大丈夫。 そんなに言い訳されなくても。。(爆!!!) 内緒にしておきませう。 おほほほ!


そうそう。雅子さんの言う通り!!言い訳なんてnoirさんらしくありませんことよ。うふふふふ。

こーのすけくんの一生懸命な爪とぎ姿。何だか胸が痛みますね~。
あとね、ソフィーちゃんの不審気な眼差しも何とも言えませんわ~。
何なの。この物体は一体何?何?何~ィ。って感じですわね。


あれれ??↑コメント入んなかったと思ってダブっちゃいました。noirさんお手数ですけど、どっちか消してください。ごめんなさいね~。


noirさんのあせっている様子がよーくわかりました(*^_^*)
冷蔵庫の中のチェックが可笑しい。
フーシャー言いながらも、喧嘩しない3猫。良い子達ですね。
本日、病院でネイルキャップを施しているところを見学させてもらいました。
抜爪を考えてる人たちに、是非検討して貰いたいです。


こうのすけ、いて良かったねぇーーー。
以前noirさんたちが旅行に行ったときに、noirの餌やりに行ったときのことを思い出した。ドアをあけて入るとき、ノアが逃げないように、びびりながら入ったよ。。。


BJに引き続き、こーのすけ君まで…行方不明に!?
なんにしても、見つかってホッ♪ですね。
でも、そんなに“そそくさ”していたくせに重そうなドアを開け
自分の入り込む隙間も見つけるなんて!なかなか、やるなぁ〜♪

ウチも去年の夏頃に友人宅のネコ達を10日間ほど預かったのですが
けっきょく最初から最後まで、寝室と別部屋とにテリトリー分け状態でした。
やはり、ココロを許し合ってくつろぐのには時間がかかるもののようですね。

こーのすけ君はシェルター出身の子なんですねぇ。
declaw(爪抜き)の存在、初めて知りました〜!
想像するだけで目眩が…。痛そう…(涙)
ネイルキャップは以前見たことがあります。見た目も可愛らしかった記憶が。


猫の隠れる能力のすごさには、ほんと関心させられます。
そっ、そんなところに?!
どうやって見つけたの?!
ってところに入り込むんですよね。
ウチ、6畳しかないのに、たまに探してしまうことがあります。
部屋が散らかりすぎてるから?!


>bunnyさん
やだなー、一升瓶に引き付けられちゃいました?!わはは。
これ、私が飲んでるわけではないのですよ。念のため(←しつこい)。


>kさん
いえいえ。楽しかったですよ~。こーのすけにとっては
災難続きでしたが(笑)。かわいそうなこーのすけ。
ゆっくり自分の家で休養とるのだよ~。


>まここっつぁんさん
爪抜きは、アメリカでは確かにメジャーですねぇ。郵便受け
に放り込まれるちらしにも、爪抜き手術の金額なんかが、
堂々と書いてあります。しかし、ボランティア団体や、
シェルターでは反対してますし、私ももちろん反対です。
全くひどい話です。まさにサディスティックとしか言いよう
がない。爪は切れば充分です。って、あれ?まここっつぁん
さんの家では爪切りもしないのですか?うぅぅ、それは
さぞかし痛いことでしょう~。お大事に~♪


>くろねこさん
エッセー拝見しました。そうそう。まさにその通り。
ギロチンなんですよ、この手術。こーのすけも、写真
では分かりづらいですが、肉球部分が短くってバランスが
悪いのです。爪抜くっていくか、手を切ってある感じ。
百万歩ゆずっても、爪抜いた猫を捨てるなよと思います。
爪がなくて勝負ができないこーのすけは、多分性格まで
変わってしまっているのだと思います。本当にかわいそうです。
それでも爪とぎは大好きなんですよ。見てて胸が痛む。
でもね、家に帰って一升瓶が転がってたときには笑って
しまった(^^)。何もそんなところに隠れなくても...(笑)。


>雅子さん
いや~。ほんとだってば!うちでは料理酒を大量消費するの
で、一升瓶で買ってるのです。
>>内緒にしておきませう
って、何?あ"~、信じてないな~(笑)。


>nyaoさん
ち、違うって。一升瓶の日本酒飲むなんて、キッチン
ドランカーじゃないんだから!信じて~~~~。
コメントの入力、うちのサーバーが遅いので時間がかかって
しまうのです。すみません~。気付いたら私が削除しますので
どうかこれに懲りずに、コメントばしばし入れてやって
くださいませ~。


>piyoさん
ネイルキャップは見たことがあるのですが、実際に施して
いるところは見たことないです。どんな感じでした?痛くは
ないのですよね?爪抜きよりははるかにマシですものね。
こーのすけ、行方不明になったときは、マジであせりました(笑)。
冷蔵庫の中も、何度も調べてしまいましたよ~(汗)。


>あきこさん
そうそう。ドアの開け閉め時が怖いよねー。逃げたら
そのまま谷まで逃げ込んで、二度と見つからないような
気がして、今でも毎日慎重にやってますよー。
餌やりにわざわざ来てもらったねぇ。その節はお世話に
なりました。
>>noirの餌やりに行ったときのこと
↑何だか、私に餌くれるみたいで、笑ってしまった(^^)。


>踊る運び人さん
この棚には物がぎっしりで、ほんとうに入る込む隙間なんて
ないんですよ。しかし、あとで見てみたら、米の袋に何かが
乗ったあとがあったので、そこにひそんでいたのかも。
黒猫は見つかりにくい~。
10日間預かってもやっぱり住み分けでしたかー。それでは
2日なんかでは、全然無理だったのですね。確かにうちの
2匹も未だに心を許しあってはいない様子。もう1年半もたつ
のに~(嘆)。
爪抜き手術、アメリカではよくおこなわれているのです。
しかもシェルターに捨てられてる猫にも、爪のない子、
たくさんいます。手術後は痛くて歩くことすらできない
状態らしいですよ。全く残酷な手術。日本では広まらない
よう願ってます。


>ラムさん
あはは。部屋が散らかりすぎてるからか。確かにうちも
そうかもー。でも、物がいっぱいあって、隠れる場所も
たくさんあるほうが、猫は好きなんですよ(言い訳)。
暗闇に隠れられると、黒猫はまったく飼主泣かせですね(笑)。


こーのすけくん、あいかわらず隠れるのは得意だったのですねー。
さすがにドアを開けられるだけのことはある。
私は出かける前に、戸締りよし、猫確認よし、という感じで、猫の居場所を必ず確認していきます。
思いもよらない所に閉じ込めてしまったまま、出かけてしまうのが怖いので・・・。
こーのすけくんのトイレ、うちで以前使っていたのと同じですー。
たぶんアイリスという日本のメーカーのもので、
スコップやら砂とりのすのこやら内蔵されているんですよね。


ネイルキャップを施されていた猫はとても気性が激しく、飼い主は爪を切ることさえ出来ないらしいです。
病院に来た時も、すごい暴れようで、にゃんこVS先生と皆で笑いました。
なので、麻酔で少し眠ってもらい、爪を切り、接着剤でつける。
爪を切るだけなので、痛みは皆無です。
装着してもちゃんと爪の出し入れも出来るそうです。
4~6週間で自然に剥がれ落ち、またつけるを繰り返す。
簡単に装着していましたよ。馴れた猫なら麻酔なしで自宅でも可能と思います。接着剤が乾くまでの辛抱です。
猫のことを思うなら、手間を惜しまず、ネイルキャップくらいにとどめて、抜爪は、禁止して欲しいですね。


こーのすけ君をみると、まるでラッキーがnoirさんちへ遊びにいってるような気持ちです。
おじゃましま〜すって遠慮な感じがでていて
なんだかだきしめたいような。。

ところで一升瓶ですが、銘柄はなんでしょう!?


>マルコさん
私も一度、ノアをベランダに置き去りにしたまま外出して
しまったことがあるので、外出するときは、戸締りチェック
同様、確認してから出るようにしてます。やっぱりみんな
同じなのですね(笑)。
そうそう!これアイリスオーヤマのです!マルコさんは日本
で使ってたのですか?これはPet'sMartで売っていたそう
です。さすが日本製らしく、スコップの置き場所もきっちり
あって使いやすそう。


>piyoさん
そうなんですか。接着剤は自然に取れるのですね。爪の
出し入れもできるなら、猫に負担はかからなそう。
どうしても爪切れないのなら、ネイルキャップは確かに
良さそうですね。
ところで、うちのノアも子猫のとき、たいへんな暴れん坊
の噛みつき魔だったので、爪が切れず、獣医さんに毎月
連れて行ってました。今や老成して、幸い爪切りも簡単に
できるようになりました。もちろん爪抜きなど考えたことも
ありませんが、このような例もあるので、爪抜きはぜひ
止めて欲しいです。
詳しく教えていただき、どうもありがとうございます♪


>にゃ~んmamaさん
面白いところに目が行きますね~(笑)。
うちはいつも『大関』買ってます。カリフォルニアで作って
るアメリカ産の日本酒です。1.5リットル(一升ではない
ですね)で、400円くらいで買えるのですよ。安いから
どぼどぼ使えます(もちろん料理に!)。飲んだらおいしく
なさそうだなぁ(笑)。
ふふふ。ほんとにラッキーくんが遊びにきてるみたいです
ね。とっても性格の良い子なんですよ~♪そういうところも
似てますね(^^)。


まさか、カリフォルニアで日本酒が作られているとは!びつくりです!
大関だなんて、日本にも確かありますが、
日本人が作っておられるのでしょうか。
こりゃまた、話しのネタになります。
やはりカリフォルニア米でつくられるんでしょうね。
日本食を売ってるお店においてあるの?


>にゃ~んmamaさん
やっぱりカリフォルニア米なんでしょうねぇ。カリフォルニア
米の中にも、秋田こまちやこしひかりがあるのですよ。
これはあまり細長くはなくて、日本のお米のように丸いです。
日系移民の人が改良してアメリカで作っているのではない
かと想像しております。アメリカの普通のお米は普通に炊く
と、とーってもまずいのですが、この手の改良米はそこそこいけます♪
日系スーパー以外で売ってるのは見たことありません。
値段は日本と比べるととても安いですが、他の米と比較に
ならないくらい高いので、たぶん日本人くらいしか買う人が
いないのでしょう。
そういうがんばってカリフォルニアで作ったお米でできた、日本酒だと思うと、飲んであげたい気もするのですが、
安すぎて返って飲む気になれないのです~。あー、おいしい
冷酒が飲みたい...。


noirさんの食卓は、ごはんが多いので、おいしいカッリフォルニア米を使ってるのかな。

お酒は私は飲めないんだけれど、広島に雨後の月って
お酒があって、お米の香りがいっぱいにして、すごくヘルシーな感じのお酒でおいしいよ。是非、noirさんに飲んでもらいたいなあ。
http://www.ugonotsuki.com/


初めまして、こんにちは、
猫ブログめぐりをしていて立ち寄らせていただきました。

>爪抜き手術、アメリカではよくおこなわれているのです。

これ、初めて知りました。アメリカらしいと言えばそれまでですが、想像するだけでゾッとしますね。「猫を追うより皿を引け」という警句を思い起こして欲しいです(アメリカにはないか?!)。


>にゃ~んmamaさん
あぁ、mamaさんお酒飲めないんでしたっけ。惜しいですねぇ。
『雨後の月』。雨後の筍なら聞いたことあるんだけど(笑)。
サイト拝見しました。いい感じの酒倉だー。飲みたいなぁ~。
mamaさん、裏取引しません?!(何とだ)。


>やぶ猫さん
はじめまして!コメントありがとうございます♪
『猫を追うより皿を引け』ということわざがあるんですねぇ。
知らなかったー!英語であるのかなぁ...?!
爪抜き手術は、動物愛護団体などはもちろん反対してます
が、けっこう抜かれてる猫多いです。私がむかつくのは、
そこまでやっておきながら、最後まで面倒をみずに捨てる
飼主です。爪抜かれたら、外では生活できないし、他の猫と
戦うこともできません。本当に哀れです。
手術自体は、頭に来ることに非常に安くて手軽にできて
しまうのですよ。日本でも最近施っている獣医があるそうで
すよ。こんなこと流行らないで欲しいものですよね!

やぶ猫さんのサイトも、たくさん猫がいてとても楽しそう!
また遊びに行きます。これからもどうぞよろしくお願いします♪


はははごほごっほ!(実は私もカゼから気管支炎になり、会社休んで、臥せってたとこ)
ひさびさにPCの前でみたのが、今わたしが食べてるのと同じおかゆと梅干しとは。。noirさんだいじょうぶ?
雨後のタケノコじゃなくって雨後の月、裏取り引きに乗じて(なんのだ!)おくりたいなあ。よければ住所をメールでおくっといてください。
もっとも、この雨後の月、人気で売り切れの商品も
多いので、気長にお待ちくださいね。


>にゃ~んmamaさん
気管支炎なんですか。大丈夫ですか?辛そうですねぇ。
mamaさん、おかゆたくさん食べて、早く元気になって
くださいねー。私はもうすっかり完治しました~。
だいたい、パソコンなんてやってないで!ほら、寝た寝た!
あぁ、雨後の月はそんなに人気商品なんですか。幻の酒
ですね。おいしそ♪
ぜひ飲んでみたいです~。mamaさん、具合悪いのに優しい
なぁ。どうもありがとうございます。気長に待ってます~。


コメントを投稿