猫にごはん

 

 

 

 

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放置プレイ

家の中にあるはずなのに、ものをしょっちゅう無くしてしまう経験のある方、たくさんいるのではありませんか。我が家がそうです。猫のおもちゃは数限りなく、そこらに放置しておいたはずのピアスの片方だけ、靴下の片方、ボールペン、ポストイット、クリップ、使おうと思ったときにはどうして見つからなかったりする。それらがどこへ行ってしまったのか、私はこの本を読んでたいへん納得した。そうか。うちには猫がいるにもかかわらず、Borrowers(借りる人々)たちがいるに違いない。だったら、もう無くし物をしても、いちいち目くじら立てることはしまい。それらはきっと、どこかで誰かの役に立っているはず。もうおもちゃを無くしても、責めたりしないからねソフィー。

The Borrowers最近読んだこの本は、Mary Nortonの『The Borrowers』。
表紙を見たときから気に入っていたのだけれど、中を読んでみてさらに納得。ものすごくかわいらしい話なのです。なぜ今までこの方の本を読んだことなかったんだろうなぁ。まさに児童文学の名作。英語だとBorrowersだが、日本語だとこの本は『床下の小人たち』と訳されている。なんでもかんでも当たり前のように、人間から物を借りていく人たちの話。
図書館で借りてきたこの本は、オリジナルなのかどうかは分からないが、Beth and Joe Krushという方のイラストで、もうどの絵もかわいいのなんのって。Borrowers一家の部屋の間取りや夕飯の絵など、見ているだけで幸せになれるような、微に入り細に入った丁寧なイラストなのだ。あーかわいい。
英語の本は読むのも遅いし、そもそもあまり読まない。しかし、こういう本は別。1953年に書かれたイギリスの本なので、私にとってあまり読みやすい英語ではなかったが、すらすらとは言わないまでも、一気に読んでしまった。だいたい日本語で読んでも面白いと思えるような本でない限り、英語で読んではかどるはずがない。これは途中で読み終わるのがもったいないくらいの気持ちになった。

私はこういう気に入った本を読んでいるとき、数ページ残してわざと2~3日読まないで放置プレイをしたりすることがある。時には1週間空けてみたり、途中で違う本を読んでみたりもする。最後まで読んで終わってしまうのが残念だからね(貧乏性?)。そんな私を見ると、Jは、早く読まないと見てて気持ち悪いから今から寝ずに読め、と命令したりする。そういうJは、気に入った本は徹夜をしてでもその日のうちに全部読んでしまうタイプなのだ。なんてもったいない読み方だ。
このBorrowersシリーズは、全部で8冊あるようです。早く次を借りてこなくてはね。

コメント (14)

あたしはJさんと同じく一気に読んでしまう人です(笑)
気になって気になって仕方がなくて…。
最後まで読んで、とっても気に入ったらもう一回最初から読みます。

我が家も物が消えます。
家の中に異空間につながる穴がいっぱいあるんじゃないか?と思っていたのですが…小人さんがいたのね(笑)


私は放置プレイはしません。
読み終わると寂しいな~と思いつつ、一気に読みます。
楽しみを先延ばしできないタイプということでしょうか。
家に帰るまで待ちきれなくて、車の中で、買った物の包装をビリビリと開け始めたりもします。
この本の挿絵、かわいいですね~。絵はいっぱいあっても、絵本ではないのですね?


題名から本のこととは思いもよらず....^^;
読み終わるのがもったいなくなるなんて、なんて素敵な感情なのでしょう~~~!
一気に読むか最後はゆっくり読むか以前の問題で、私は最近、本を最後まで読み終わるということがぜんぜんないのです。そもそも本を読んでない(T_T) 反省。

Borrowers,読んで見たくなったよ~ ( ..)φメモメモ


ああ..めっちゃ分かります、同感です!
放置プレイ派に1票♪
私も貧乏性なので、もったいない!って思っちゃう。
でも英語の本は、ついつい辞書をひきひき..
これが面倒になって途中でほったらかしてしまいます。
これも放置プレイ?なんちゃって(笑)
物が見つからないのと同時に、物忘れもひどい。
今日この頃..(-_-;)


アタシの「使いたい」と思ったものを拝借して見つからなくしてしまうのはこいつらの仕業なんだー!!!!!
さっそく図書館に問い合わせて読んでみようと思います。


目をむくようなタイトルにドキドキしました(おおげさ)
そうです!小さいものがしばしば手元から消えてしまうのは
小人さんがいるからです。
それにしても、そのような絵本があるとは知りませんでした。
かわいらしい装丁ですね。

パソコンの中にも小人さんがいるんですよ。
一生懸命あちこちのコードやスイッチを
目もくらむような速さで動かしてくれているにちがいない!
お名前もちゃんとあるんです。
「ビットくん」と「バイトちゃん」。
これは、MS-DOSの頃に友人がまじめな顔して教えてくれました
から、間違いないと思います。


そうだったのか。。私の家から小物だけでなくいろいろなくなるのはこの一家のせいだったんだ!

私もわりと一気読みタイプです。
次が気になると止まらなくなっちゃって(笑)
でも私に一気読みさせる本はあんまりないので、普段は放置プレイ。(←この言葉、使うとちょっぴりドキドキ)
一度に複数の本をちょっとずつ読むのも好きです♪

↓のエントリー最後一文で大笑いです。
このゲームで靴を脱ぐのは、多分アメリカ広しと言えど日本人だけでしょうね~。
こういう娯楽施設に来ると日本人のしつけのよさがよくわかりますよね~(^^)


そうか、わが家には「ぼろーわーず」たくさん住んでるってことか。
いっぺんみてみたいなあ。
Jさんがその日のうちに読む派だとはしらんかった。
最後から読んだり、ランダムに読むんじゃなかったっけ?
私は、どこまで読んだかわからなくなり、しまいには、読んでいたことすら忘れてしまうの。


>がらさん
がらさんのおたくも、物が消えますか。そうですよ、きっと
小人が住んでいるのでしょう。うちは、ソフィーが
テーブルの上から物を落とすのが好きなので(泣)、
それで小物がなくなったりするのかと思ってました。
小人がいると思うと、なくなっても楽しいですね(ほんとか?)。


>マルコさん
私もね、買ったものとか、もらったものとかはすぐに
開けてみないと気がすまないのですよ。買った洋服も
必ずすぐに着てみるし。それなのに、本は違うんですよね~。
この本の挿絵はほんとうにかわいらしいのですよ~。
10ページに1枚くらいイラストが入ってます。かわいいー!


>あきこさん
あきこさんなら、あっという間に読める本ですよ。
100ページくらいしかないのです。絵もたくさんあるので
子供に読んであげてもいいかも。そうだ、子供と一緒に
読めば全部読み終わるのでは?なかなか一人で読む時間も
とれないだろうから、それがいいよー。児童文学でいい本
たくさんあるかね~。この本も超おすすめです!


>sunnyさん
おぉ!放置プレイ派がようやくここに一人!(笑)
英語の本、私辞書ひくのやめたのですよ。もちろん
分からない単語だらけなのですが、それは放置(笑)。
辞書ひかないほうが、ストーリーが頭に入りやすいの
ですよね。単に想像で補っている、とも言えますが(恥)。
物が見つからないのは小人のせいですよ~。物忘れが
ひどいのは......^^;


>でめたんさん
そうですよ!使いたいものはいつも見つからないのです。
そういうでめたんさんの家にも、きっと小人たちがいる
はず。児童文学好きなら、超おすすめの本ですよ~!


>momomoさん
おぉ。ビットくんとバイトちゃん!男の子と女の子二人
いるところが、またかわいいですね。たまにファイルが
消えていたり、フリーズして突然画面がシャットダウン
されてしまうのは、ビットくんたちが、過労でダウンし
ているのかもしれません。働き者の彼らに、少しは
お休みを与えないといけないですねぇ。というわけで
『猫にごはん』はしばし休止させていただきます(←うそ)。
とてもかわいらしい装丁の本なのですよ。もし見かけたら
手にとってみてくださいましっ!


>エミさん
ふふふ。小物がなくなるのは、絶対小人のせいです!
いるのですよ、エミさんのうちにも。みるくたんたちも
小人に協力しているのかもしれませんよ~。
エミさんは一気読みタイプなのですね。そういう
気に入った本って、なかなか見つからないものですよね。
私も、一度に複数の本を読むの好きなのですよ。ソファ
ではこれ。ベッドではこれ。といくつもの本を違う
場所に放置したりもします(笑)。
この本おすすめですよ~。


>Kさん
わっはっは。Kさんの家にいる小人たちは、快適な住居に
きっと満足しているに違いないですよ。誰かの役に立って
いると思うと、物がなくなっても腹たちません^^;
Jは一気に読む人なのですよ。でも最後から読んだり
ランダムに読んだりもするので、ちゃんと全部読んだか
どうかは疑わしいです(笑)。
>しまいには、読んでいたことすら忘れてしまうの。
あははは。私もありますよ~。でも忘れてるから、忘れた
ことすら覚えてないので幸せだったりして(笑)。


床下の小人たち。
幼い頃の愛読書でした。
去年、ふと読みたくなって買いました。
昔の表装とは少し違っていましたけど、やっぱりおもしろいお話だなぁ~って再確認しました。
『The Borrowers』っていうタイトルだとは知りませんでした。英語でも読んでみます。
・・・っていうか、もう注文しちゃいました(笑)。


>judyさん
きゃ~。judyさんは子供の頃この本をお読みになっていた
のですね。すばらしい選択ですね!大人が読んでももち
ろん面白いけれど、子供に読ませたい本ですものねぇ。
ストーリーに夢があって、イラストもかわいいし、私も
いっぺんで気に入ってしまいました。
昔の装丁、どんなだったのでしょ。
ご注文ありがとうございます~(笑)。


わかります~!!!あります!!!モノが無くなる現象!
小人だったのか!返しておくれ~(涙)
実は今日も「こないだまでココにあったのに、アレはどこ行ったの?!今使いたいのに!」っていうのがありましたよ~!

本のお話、ワタシは面白いと一気に読んじゃいます。
だけどラストの方、もったいなくって見られないって気持ち分かるな。かなり大げさだけど「これが終わっちゃったら、何を楽しみにしたらいいの!」みたいな感情がありますね^^
あの終わった瞬間の物悲しさったらないですよね~。


あー、このシリーズ大好きでしたよ〜。
日本語版は日本の実家、こっちには英語版の
ペーパーバックで持ってます。
面白かった!
イギリスな感じなのがツボでした。
8-9歳の時に最初に読んだんで、箱に小物入れて
小人が来た時に泊まってもらう部屋〜♪とか
作って遊んだです。
イギリスの児童文学ものはいいですよ〜♪
ランサムとかも持ってますよ〜♪
私が読書放置プレイするのはズルして最終ページを
先に読んでしまった時であります…。


>ヤヨイさん
ヤヨイさんのところも、よく物がなくなるのですね~。
うちもですよ~(涙)。きっと私たちのところには、小人
一家が住んでいるに違いありませんっ(笑)。
そうそう~。好きな本は、読み終わった後物悲しくなるの
ですよね。私の場合は、読み終わりたくない!という気持ちで
思わず、放置してしまう(笑)。
一気に読みたいのですけど、そこがまた貧乏性です^^; 


>なみさん
おぉ!そんな小さな頃にお読みになっていたのですか。
いいですねー。この本は、まさに小さな女の子が読むのに
ぴったりです。小人の部屋を作ってしまうなんて、かわ
いい~!いい本読まれてましたねぇ。
イラストが何より大好きです。もうすごくかわいい。
私も、今更ですがすっかり気に入ってしまいました。
ランサムって、アーサー・ランサムですね。あれは
どちらかというと冒険児童小説っぽいやつですよね?
お恥ずかしながら読んだことはありません~。今度
図書館で借りてみようかな。私の幼少時代のバイブルは
『大草原の小さな家』でした。まさか今自分が、その
あこがらのアメリカに住むことになるとは...^^;


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