猫にごはん

 

 

 

 

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2008年1月 アーカイブ

2008年1月 5日

動物たちもお正月

お正月は、J父宅に帰省した。
高速道路を長いこと走っていると、いくつもサービスエリアやパーキングを利用することになる。そういうところのトイレは昔と比べてずいぶん改善されたので感心する。ほとんど全部のトイレがウォシュレットになっているし、お湯がでるところも多い。混雑していることも少ないし、道路公団も民営化されてがんばっているなーという感じ。ETC深夜割引のおかげか、帰省ラッシュの渋滞もずいぶん分散化されたのではないかと思う。
と思っていたら、やはり帰りはラッシュのまっただ中に巻き込まれてしまった。あぁぁ。でもまぁこれも年末年始の醍醐味ってやつでしょう(←負け惜しみ)。おかげでサービスエリアで、ご当地名産のお土産や食べ物もたくさん買えたし(←完全に負けてる)。
渋滞には巻き込まれたが、途中でこんないいところにも寄り道することができた。
愛しのこーのすけ。 → 猫にごはん

おぉ。あいかわらずなんてかわいいんでしょ。こんなに美しく大きいタキシードキャットが他にいるでしょうか。へなちょこぶりも相変わらずで、新入りのゆきえちゃんに、すぐに襲われてしまうも、きわめて温和に寝場所を明け渡す。きみは本当にいい性格の猫だね。
案外仲良しな2匹。 → 猫にごはん

ゆきえちゃんはまだ子猫なので、こーのすけに構ってもらいたくて仕方がないのだ。元気いっぱい。遊びたいエネルギーにあふれている。かわいいねぇ。これくらいの年の猫がいつも家にいると楽しいだろう、とは思うが、それではあっという間に猫屋敷になってしまうので、よその猫と遊ばせてもらうに限る。あー楽しい。うちの猫たちもこれくらい単純に遊んでくれるといいのに。

J父宅の白犬チャコは、れっきとした血統書付きの甲斐犬だ。猟犬の血をひく彼女は、突然気性が荒くなったりするので、飼い主とても油断ならない。頭をこすりつけてきたかと思うと、どこか撫で方を間違えると、がぶりとやられる。怖いよー。
おとなしいときはとてもかわゆい。 → 猫にごはん

実はこの犬は昨年来首輪が外れてしまい、誰も今は首輪をつけられない状態なのだ。投げ縄式のリードをとりあえず装着しようと、この度もみんなで努力をしてみたのだが、やっぱりできない。紐を見せるだけで、うーとうなるので、怖くて近寄れないのだ。どこかに田舎まで出張してくれる投げ縄の上手いカウボーイがいないものでしょうかね。

さて、我が家の猫たちはどうしているかというと...。
いつも通りの寝正月。 → 猫にごはん

仲が良いのか悪いのか。
幸いうちの近所には徒歩圏内に、15年来の付き合いのある友人家族が2組住んでいて、猫のめんどうをいつでも見に来てくれるので、出かけるときには安心できる。みんなどうもありがとう。お世話になりました。
さて冬休みも終わり、来週からはいよいよ仕事始めになってしまう。楽しいときはあっという間に終わるなぁ。今年一年みなさまにとってよい年でありますように。

2008年1月10日

テレビ猫

朝のニュース番組、みなさんはどれを見るかいつも決まっているのでしょうか。

私は辛坊さんのニュースが好きなので、日テレの『ズームイン!SUPER』を見ることが多い。しかし本当のニュースのコーナーはすごく少ないので、意識せずに昨晩見たままのチャンネルを動かさずにテレビを点け続けることがほとんどか。それにしても、朝からまるでワイドショーかスポーツ新聞のようなネタばかりで、よくこんなに同じような話が続くものだと感心する。アメリカのCNNやFOXみたいに、24時間ずーっとひたすら本当にニュースだけを流し続ける番組が日本でもあったらいいのに。
と、まぁいいつつも、結局テレビをつけっぱなしにしていると、真剣に見ているヒトがいた。
小倉さん、おはよう。 → 猫にごはん

テレビに近すぎだっちゅうに。そんなにきみは小倉さんが好きなのかね。
この事件驚きだわ! → 猫にごはん

ところで『ズームイン朝』といえば、その昔ウィッキーさんのワンポイント英会話をやっているころから観ていたなぁ。あのコーナーけっこう好きだった。

昔のようなオリジナリティのある番組が最近はなくなったように思えるが、気のせいか。
どの局もやたら芸能人がたくさん出て来て、芸能人同士でゲームをやって、芸能人がグルメな旅をして。そんなぬるい番組ばかり多すぎるのは、この時期だけなのか?
先日友人宅に日曜の昼間におじゃましたところ、そこでは『アタック25』を観ていた。まだやっているのだこの番組。今や数少ない素人参加番組に違いない。

ついでに最近のテレビでとみにいらいらすることは、字幕が多いこと。字幕といっても、聴覚障害者用のではなく、出演者のしゃべる言葉につけられる中途半端な字幕だ。この間など、インタビューされている人の選ばれた文脈だけが字幕になっていて、中でも一つの単語だけが赤字で強調されていた。こういうのって、テレビ局側のかなり勝手な印象操作で、とても不快だ。

もうひとつ言わせてもらうと、CMの前後に同じ内容を繰り返し見せられるのも、いらつく元だ。あーまた数秒間無駄にしたー、と毎回感じる(←というかそんなテレビを観ている時点で、もう時間を無駄にして、負けている...)。
もういっそのことアメリカのように、何年も前のドラマや同じ映画を繰り返し繰り返し流し続けているほうが潔くていいのに。と、新年早々文句を言ってみたが、結局なんだかんだ言って、家にいるとついテレビって点けてしまうのだよね。いかんなぁ。

2008年1月16日

子年の猫おもちゃ

なにこれ! → 猫にごはん

なにこれ!! → 猫にごはん

なにこれ!!! → 猫にごはん

と、もったいつけるほどのものではないが、久しぶりに猫たちのためにおもちゃを買った。

ノアが子猫のときは、それこそ毎週のように新しいおもちゃを買ってやったものだ。ノアはよく遊ぶ猫だったし、当時私にとってはペット用品屋に行くのも目新しいことだったのだ。
ソフィーがきたときには、ノアのお古のおもちゃが山のようにあったので、新しく買わなくても事足りた。そして猫たちがもう子猫でなくなった今や、ペット用品屋へわざわざ足を運ぶことすらほとんどなくなった。これではまるで、最初の子供にばかり新品を買ってやる親のようではないか。

基本の猫おもちゃ。 → 猫にごはん

この釣り竿付きネズミのおもちゃ、よく昔買ったなぁ。ノアがすぐにシッポをちぎってぼろぼろにしてしまうので、何度か買い替えたものだ。
がぶり。 → 猫にごはん

がぶり。 → 猫にごはん

なぜ君たちはヒモを噛みちぎろうとするのじゃ。
忘れていたがそういえば、このヒモはすぐに噛み切られてしまうのだった。こうして写真を撮り、床に放置しておいた翌朝、もう誰かにヒモが切られて、新品のネズミはどこかへ行方不明になっていた。がーん。

2008年1月20日

猫の復讐

おもちゃに続いて、また新しく猫のものを買った。

『またたびシート』

またたびが染み込ませてあるらしい薄い紙で、大きさは50センチ四方くらいの正方形だ。
うちの猫たちは床暖房で暖をとるときも、床に直接よりもラグマットや布の上で寝るのが好きだ。この紙を置いておけばきっと喜んで乗るに違いない。
ささっ、お乗り。

うーん、これは。 → 猫にごはん
どうも効き目が。 → 猫にごはん
いまいちね。 → 猫にごはん

最初の5分ほどは、入れ替わり立ち代りシートに乗ったものの、その後は見事に誰も見向きもしない。普段は床に新聞が置いてあれば、わざわざ乗りに来てじゃまをするというのに、せっかく買ったシートは新聞紙以下なのか(涙)。
ちなみに注意書きには、「反応には個体差があります」と書いてある。もし反応のよろしい猫がいたらぜひ見てみたい。うちのは2匹とも全然だめ。ちっ。
ぼくは袋のほうが好き。 → 猫にごはん

ところで、今朝鏡を見たら、顎に4センチほどの覚えのない切り傷ができていた。うっすら血がにじんでいる。寝ている間に誰に復讐されたのだ、私?つまらないもの買ってきたから仕返しされたのか。
こういうこと、Jには過去に何度かあった。そんなに引っかかれたのに気づかずに寝ているなんてどんだけ熟睡しているんだこのヒト、と感心していたが、まさか自分の身にもおきるなんて。深くよく眠れたことを喜ぶべきなのか。うーむ。

2008年1月21日

詰まった猫たち

出先から戻って玄関を開けても、ノアがでてこない。

おかしい。

ノアは毎日毎日玄関まで迎えに走ってくるのに、今日に限ってでてこないなんて。絶対ヘンだ。

そういえば、数年前にも一度だけノアが迎えにこないことがあった。そのときも、そんなはずはないと首をかしげ、家中探し回ったら、なんとノアはベランダの外にいたのだった。ノアがベランダにいることを知らずに窓を閉めて鍵をかけてでかけてしまった私。あのときはすまないことをしたね。
そのたった一回をのぞいては、ノアはいつも玄関で飼い主の帰宅を大歓迎してくれるのだ。そんなノアが今日はでてこない。絶対におかしい。

原因はこれ。

フラップドアが詰まっていた!

で、でられないわ。 → 猫にごはん

あぁなんてこと。ヒョウ柄毛布をくわえてリビングへ入ろうとしたらしく、猫だけそのまま中に入り、もう出ることができなくなっていたのだった。2匹ともリビングに閉じ込められてしまっているではないか。猫はフラップを押すことはできても、上に持ち上げて通ることはできないからねぇ。
いつもは人がいないとき、うちじゅうの部屋のドアは全開になっているのだが、たまたまこの日に限って閉めたまま出かけてしまったのだ。朝の暖房の残りで少しは暖かいだろうと、猫に気をつかったつもりだったのが間違いの元だった。よかった、今日は遅くならなくて。

ところでフラップドアをつまらせてしまった犯人はこの猫。

このヒョウ柄はぼくのだ。 → 猫にごはん

あのね。ヒョウ柄を好きなところに移動させるのはかまわないけど、わざわざくわえたまま、こんなに狭いドアをくぐろうとしないでくださいね。
そして私も反省。はい、これからはドアを決して閉めて出かけないようにいたします。

ふー、やっとでられた! → 猫にごはん

2008年1月29日

猫マンガ

最近久しぶりに読んだマンガがこれ。

チーズスイートホーム (1) (モーニングKCDX (1943))

いやもう、かわいいの何のって、あなた。猫マンガは数多くあれど、なんといっても最近の一押しです。

私はもともと、マンガに限らず映画や小説でも、動物のでてくるストーリーは、気にはなるけれどどうも好きではないのだ。なぜかというと、たいていかわいそうな話になってしまうし、涙なくしては見られないような動物話はかわいそう過ぎてちょっと敬遠してしまう。ハッピーエンドだと分かっていても、なんだかもう耐えられないのだ。
たとえばこの間やっていた『マリと子犬の物語』とか昔やっていた『南極物語』なんて、あらすじをほんの少し聞いただけで、あぁぁもうだめ。どうしても観られない。きっとかわいそうなんだ。きっと動物がひどい目にあってしまうのだ。そうに違いない。と想像するだけで、涙まででてきてしまうのは、動物に対してだけ神経過敏過ぎてヘンだとは思うのだけれど、泣いてしまうのものは仕方がない。

この『チーズスイートホーム』をある日突然Jが買ってきた。Jがちゃんと全部読み終わって、悲しい話ではないのを確認してからようやく読み始めた私。とてもかわいらしい安心の話なので、大丈夫。私と同じような動物系涙もろいタイプの人にはおすすめです。実をいうと、途中少しだけ泣いてしまった箇所もあるのだが、問題ないので安心してください。あんまりかわいくて、2回も読み直してしまったくらいだ。
ここに出てくる、チーという名のキジトラ猫は、なんとなくソフィーに似ていて、やんちゃで遊び好きで愛嬌があって、そして美猫。

まだモーニングに連載中のマンガなので、今後どういう展開になるのかは分からないが、どうかこのままチーが幸せであり続けますようにと願う。もしかわいそうな話になっていくのだったら、途中で読むのは止めるので、ちゃんと事前に調べてから買ってきてね、J。よろしく。

今年の春からテレビ東京でアニメになる予定だそうです。こちらもぜひ観てみたい。

チーズスイートホーム (2) (モーニングKCDX (2050)) チーズスイートホーム (3)