猫にごはん

 

 

 

 

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2008年4月 アーカイブ

2008年4月 1日

今日は誕生日

エイプリルフールといえば、引退宣言したばかりの、仙人のような善良な桑田真澄選手の誕生日、だけではない。うちの黒猫ノアの推定誕生日でもあるのだ。決して桑田ファンだからといって無理やり同じ日にしたわけではない。
8年前の今日、公園で保護されたノア。立派な成猫になったね。誕生日おめでとう。

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爪出しすぎです。

というわけで誕生日のプレゼントは、先日ヤヨイさんのプレゼント企画で見事当選し、送っていただいた宝の山の数々。←自分で買わずに済ませてる

またたび玉プレゼントに応募したのですが、その他にもこの釣竿についたピンクのおもちゃとか、人間用の食べ物とか、たくさん素敵なものを送っていただいた。うれしー。どうもありがとうございました。
このピンクのおもちゃは、そりゃあもううちでは大人気で、おもちゃについている鈴のチリチリンという音が聞こえただけで、2匹とも遠くからすっ飛んでくるくらだい。すごい。これ、私だったら絶対買わないだろうタイプのおもちゃなのだが、恐るべし食いつきの良さだ。こういうのが猫に受けるのだねぇ。勉強になります。

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「またたび玉はあたしがいただきよっ」

そして、本命のまたたび玉はこちら。 竹で組んだかごの中に、またたびが入っている。見た目にもシンプルでかわいらしくて、手作りの素朴さがいかにも良い雰囲気を出している。
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「どれどれこれがぼくのプレゼントだね」

またたび玉はこちらの民芸店で売っていたそうなのだが、現在のところサイト閉鎖中になっている。数少ないこんな貴重品をいただいてしまっていいのだろうか。大事に使わせていただきます。
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ソ「あたしのだって、言ってるでしょ(怒)!」
ノ「ご、ご、ごめん」

これもまたうちの2匹には、たいへん受けが良い。ぐいぐい食らい付いてきて、押し合いへし合いして、結局ソフィーが勝つ、といういつものパターンになってしまうのが困りものだが、みなとても喜んでいる様子。放置しておくと、あっという間に破壊されてしまいそうなので、人間がいるときだけ遊ぼうね。←けち

2008年4月 6日

懐かしの人たち

今週はサンディエゴから友人3人(日本人)が遊びに来てくれた。サンディエゴにいたとき、この3人とはよく一緒に遊び、一緒にご飯を食べ、一緒に卓を囲んだものだ。懐かしい。もう十年も昔のことのような気がするが、ほんの9ヶ月前のことなのだ。同じ日本にいても1年以上会わない友人などたくさんいるというのに、サンディエゴ時代の友人と日本で会うと、なぜこうも懐かしい気分になるのだろう。

週末はうちにきて、泊まっていってくれたのだが、その数日前にも会って夕飯を一緒に食べた。成田についてすぐに、なんと渋谷で待ち合わせ。センター街を歩くこの友人の姿は新鮮だ。数時間前までアメリカにいた人が、もっとも東京らしいこの混雑した街中を歩くのは、本人も相当な違和感を感じているに違いない。日本ではちょっと見かけないくらい日焼けした大人で、初春の東京にしてはいやに薄着なところも、今みるといかにも日本を離れて長い人としか思えない。

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ジャンプ!

ところで最近我が家に遊びに来る人には、皆(ほぼ強制的に)一緒にWiiをやって遊ぶことになっている。そこで、事前にその人たちの似顔絵(Mii)を作るのが私の大事な(?)仕事だ。今回も3人の似顔絵を作ったが、我ながらあまりにもそっくりにできたため、ここで公開することができないのが残念だ。

この恐ろしくこわばっている爪先立ちの下半身は、客人がスキージャンプをやっているところだ。上半身や顔の表情なんかが、ものすごくおかしくて笑えるのだが、お見せできないのがこれまた残念。

我が家を出発するほんの30秒前ぎりぎりまで、寸暇を惜しんでジャンプやフラフープをして遊んでいた。絶対彼らは、アメリカに戻ったあとに英語版のWiiFitを購入するに違いない。



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ほんとにもう帰った?


いくら引きこもりのソフィーでも、さすがに泊り客がいると、翌朝にはそーっと隠れ家から出てくる。この日も、明け方に客人たちの様子をうかがいに忍んでいたそうだ。いつまでたっても慣れないねぇ。

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あたしってそんなに人見知り?

懐かしのアメリカおもちゃや、アメリカ猫缶や、めずらしい醤油ロールケーキ(日本製)などたくさんお土産にいろいろいただいた。どうもありがとう。

またいつか会える日まで元気でね。彼のうちたてたフラフープの華々しい一位の記録は、それまできっと書き換えられることはあるまい。それにしても最近Wiiのネタばかり続いている。いえ、決して任天堂の回し者ではありませぬ。

2008年4月13日

猫の尻尾

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ちょっと怖いとき
「怪しいわねこれ」

猫飼いの方には「いまさら何を」という話ではあるのだが、猫はたいへん感情表現が豊かな生き物だ。目やひげ、顔全体の表情など、そのときの感情がすぐに表面にでる。

特に如実に現れるのが、この尻尾の表情だ。

例えばこうして、縄張りの中に怪しいものを見つけたときなど、怯えまたは用心のために、尻尾はだらりと垂れ下がり、今にも地面に付きそうになる。こういうとき抱き上げると、尻尾は足の内側にくるりと回り込んで、いかにも怖そうな様子だ。

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もう大丈夫なとき
「ただの洗濯物だったわ」

普段のソフィーは、尻尾はぴんと上を向いている。しなやかで長い尻尾が、背中の上でゆらゆらと美しく揺れ動く。ご機嫌がいいときは、真上に向いた尻尾がびりびりとふるえたりもする。そういうときに、「ソフィー♪」と声をかけて、さらにお尻をとんとんと軽く叩いてやったりすると、それはもううれしそうに、びりりん、びりりんと尻尾が小刻みに痙攣したようになるのだ。こういうのって、どの猫もそうなのだろうか。

ちなみに私が知っている、和柄の似合うあのアメリカお嬢さん猫などは、うれしいあまり、尻尾が真上に上がるどころか自分の頭にまでくっついてしまうほど、超鋭角になって反応を示してしてしまうのだ。なんという豊かな感情表現。

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張り切っているとき

そしてこれが興奮状態のソフィー。おもちゃで張り切って遊んでいるとき、尻尾は弓のように激しくしなり、くいんと上部で丸まる。

この状態になると、もう誰もこの猫を止めることはできない。家中を競馬馬のように軽快に走り、驚くほど身軽にジャンプしてエネルギーを発散させている。

そういうときは、いつもうかうかしているノアが襲われてしまうので、こっちへおいでと抱き上げて、飼い主ともども静かに、ソフィーの興奮がおさまるのを見守るようにしているのだ。こうして張り切っているときなど、いまだにこの猫は自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回って遊んだりもする。間もなく5歳にもなろうという立派な成猫だというのに、いいのだろうかこんな子猫のような遊びで。

そしてこれがノアの尻尾。

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この猫はいつもいっしょ

えーっとこれはどんな気分のときのノアだっけ。 いつもこんな角度なので、写真の尻尾をみただけでは、このときのノアの状態がどんなだったかさっぱり思い出せない。

短いカギ尻尾猫って、まるで写真うつりが悪くていつも損をしているヒト(私のことか?)のようだ。しくしく。

2008年4月18日

つわものどもが...

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ソ「最近ちょっと太ったんじゃない?メタボ?」

ふと気が付くと猫たちが太っているような気がした。来る人来る人に、「ノアちゃん大きくなったねー」とあまりに言われるので、体重を計ってみたら...。

なんとこの猫6.7キロもあるではないか。

約一年前、アメリカを出発する前には6キロだったはずなのに。がーん。なぜ一割も太った、ノアよ。薄々感づいてはいたがやっぱり太っていた。どうりで重いと思った。

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ノ「そっちこそ太ったって噂されてるぞ」
ソ「え、まぢ?やばいわ」

去年の夏、アメリカから日本へ引っ越した際に、転々と仮住まい生活が一ヶ月ほど続いていたが、そのときソフィーは1割もやせてしまった。かわいそうなこの猫は、引きこもってばかりいて、あまりご飯を食べなかったせいだ。

その当時、ソフィーが食べなかったソフィーの分のご飯、それは明らかにノアのお腹に納まってしまったのだった。

しかし半年もたつと、ソフィーはすっかり元の体重(4.9キロ)に戻った。なのになぜに、ノアは太ったままなのだ。困ったねぇ。やっぱり日本の猫餌のほうが、おいしいのだろうなぁ。量は全然増やしていないのに、猫缶を食べ残すということが、最近皆無になっている。

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ソ「運動しなきゃ」

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ソ「ダイエットよー」

ソフィーお嬢さん、ケリまで入っています。
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そして兵どもが夢の跡

運動の後の玄関は、「夏草」ならぬ、猫の毛が激しく散乱していた。決してこれは、私が掃除を怠っている証拠ではないのだ。たぶん(希望)。

そして実はこの写真を撮ったのが、2日前のことなのだけれど、結局そのまま掃除機をかけ忘れていたら、いつの間にかこの毛の散乱は無くなっていたのだった。うーん、どこへ消えたのだろうね。←掃除しろ!