猫にごはん

 

 

 

 

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カテゴリー : bike

2006年9月 2日

電車に乗ろう!

めったにこのbikeカテゴリーに新規追加がないが、ほんとうにたまにしか乗っていない自転車。そうだいたい月に2回くらいだろうか。いつも乗っている最中はとっても楽しいので、あぁこれからはもっと頻繁に自転車に乗ろう、などと反省したりするのだが、どうも乗り始めが面倒でならない。というのも、うちの近所は坂道だらけなので、自転車に乗りに行こうと思うと、車に積んでどこか平らな乗りやすいところに行きたくなってしまうからなのだ。車に積むには、自転車用のキャリアをまず車に取り付けねばならないし、あー面倒くさい。
しかしこの日は、マルコさんご夫婦とともに遊びに行ったので、マルコさんちの大きいバンに自転車丸ごと4台積んで、あっという間に出発準備完了。いいね。
SolanaBeachの駅に車を停めて、自転車に乗りかえ、そのまま海沿いの道を北上。走行距離約30キロ、時間にして約1時間半、高低差ほとんどなしのとっても楽チン、ファンライディングコースなのだ。Oceansideから南へ戻る帰り道は、電車(Coaster)に乗る。駅で降りて、また車に自転車を積んでおしまい。こういうコースは同じ道を往復しなくていいし、何より乗り物にたくさん乗れて、遠足気分だ。

ところで、電車に乗るには当然切符を買う。そもそも一日に4本しか走っていないような電車なのと、どうも電車に乗りなれていない(と思われる)休日のサンディエゴの住人たち。切符を買うのも一苦労だ。時間のかかること。20分も前についたので余裕があるだろうと思っていたのが甘かった。1台しかない切符の自動販売機(もう1台は壊れている)の前には行列ができ、ただ切符を買うだけだというのに、一人ずつにかかる時間の長いこと長いこと。なぜなら、ある人のせい。
混乱する切符売り場 → 混乱する切符売り場


この車椅子に乗るおばさんは、本人いわく駅のボランティアなのだと。みんなになんだかよく分からないがIDを見せていたので、たぶん本当に駅の関係の人なのだろう。この人が、それはもう大きな声ですごく人を混乱させるアドバイスをしてくれるのだ。
切符を買おうとする私たちにもどこへ行くのか尋ね、SolanaBeachまでと答えると、次の電車は2時間先だという。
???
下調べ万端のJは、絶対違うとムキになるが、その後おばさんは、「2時間先というのはこっちに帰ってくる電車のことだもーん」と(←こんな感じで)のたまうではないか。きーっ。そんなこと誰も聞いてないっちゅうに。おまけに20ドル札で切符を買おうとすると、20ドルは使えないと大声を出す。あわてて列から離れ、もう一度並び直し。仕方なくカードで買ったが、あとで考えたら、あれは20ドル札のおつりは出てこない、と教えてくれたようなのだった。当たり前じゃっ!
こうして切符を買おうとする人々すべてを混乱に落としいれてくれたおばさんのおかげで、待ち時間ほとんどゼロで電車が到着したのだった。危ないところだった。
切符を買ったあとは、自動検札機にがしゃんと切符を通し、電車に乗る。ホームにも車内にも駅員はいない。降りたホームにももちろん駅員はいないので、これならキセルやり放題だと思うのだが、みなマジメに切符を買う。なぜなら、ごくごくたまーに抜き打ちで切符の検査を行うらしく、そのときに切符を持っていないと恐ろしく重い罰金が科せられるらしいのだ。これなどいかにもアメリカらしい。
自転車と一緒に車内へ → 自転車と一緒に車内へ

この駅が始発で、終点のサンディエゴのダウンタウンまでおそらく1時間足らず。それなのに、さっそく車内ではすでにコロナビールで乾杯する人々や、クアーズの缶ビールを1ダースもかかえて乗り込む人までいる。クアーズを抱えていたおじさんなど、電車が動き出すやいなや、「誰か車内にスナックの自動販売機があるかどうか知らない?」と周囲の人々に聞いて回っていたのだった。ビールを1ダースも買う暇があったら、つまみも用意しようよねぇ。
残念なことに私たちを含めて、誰も自動販売機があるかどうか知らなかったが、すぐ隣に座っていたおばさんは、これでよかったらあげるわ、と飴1個とピーナッツの袋をハンドバックから取り出してあげていた。こういうときに、屈託なくサンキューと受け取るところがアメリカ人のかわいいところだ。しかしいつまでも長々と立ち話を始めるおじさんに、早くしないとビール飲む時間がなくなるぞ、と私一人はらはらしていたのであった。
たまに乗る電車は楽しい。

2006年7月15日

再び乗り物三昧コース

炎天下のサンディエゴ、今日は久しぶりに乗り物三昧コースで自転車に乗る。このコースを走ったのは、一年以上前のことだ。つまり、あのときはまだ盗まれた私の黄色い愛車だったのだ。そういえばあの自転車、今ごろどこにいってしまったのだろう。しくしく。
気を取り直して、このコースを説明しよう。まず、車に自転車を積み、ダウンタウンを更に南下し、適当なところに車を停める。そこで自転車に乗る。コロナド半島を南から北へ一時間程度走り、そこから船に乗る。船といってもフェリーのような小さいもので、コロナド半島とダウンタウンをつなぐ遊覧船のようなものなのだ。サンディエゴ観光にもぴったり。
ダウンタウンに戻ったら、またひたすら南下し、疲れたら途中で電車に乗り、駐車場まで戻るのだ。題して『乗り物三昧コース』。ぎらぎらする晴天の午後、走り出してから3時間半の道程だ。あー暑かった。疲れた。しかし変化があって、このコースはとても楽しい。何よりほとんど坂道のないのがいい。
船には適当に自転車を積む。 → 船には適当に自転車を積む。

船に自転車を載せるのは、通常よりも50セント増しの$3.50。電車は通常料金で、$2。自転車で乗り物に乗る人が多いので、周囲からヘンに見られることもないのがいい。いちおう自転車用のスパッツ(股に分厚いパット付き)を履き、ヘルメット、手袋、自転車用サングラスのものものしいいでたちだが、こんな姿の人はそこらにたくさんいるので、誰も気にしない。アメリカのこういうところが良いところだ。
おそろしく揺れるフェリー。 → おそろしく揺れるフェリー。

2006年7月 1日

湖と砂漠

暑い。年中春と秋のようなの気候のサンディエゴでも、今が一番暑い時期だ。からっとしているので汗はでないものの、つい口をついて「暑い」といいたくなる日が続く。猫もだらける(これはいつものことか)。

避暑を求めて、サンディエゴから、車で1時間程の場所にある、Lake Cuyamaca という湖へ行ってみた。ここは標高約6000フィート(約1800メートル)もある山だし、湖だし、森だし、涼しいに違いない。車に自転車を積み込み、いざ出発。
着いてみてびっくりした。随分前に来たときよりも、湖が半分がくらいしかないのだ。地図で確認しても、水色になっている地域に全然水がない。110エーカーもある大きなダム湖のはずなのに、水が干上がって、湖の大きさが小さくなってしまったのだ。
そして周囲の森も、焼けてしまったところがたくさんある。2年前サンディエゴ一帯に発生した山火事のために燃えてしまったのだ。あのとき消防車ではとても間に合わなくて、この辺りには飛行機で消化剤を撒いていたが、こんなに森が燃えてしまったのだ。まだ生々しい。これだけ広い森ができるまでに長い年月がかかかっただろうに。焼け落ちた木をみると痛々しくてならない。
一面焼けている。 → 一面焼けている

湖の東側、山の頂上あたりに行くと、森はそのまま残っている。下り坂に差し掛かったので、自転車にも乗ってみる。車もほとんどいないし、人にも合わないし、店もないし、とにかく何もなくてとても静かだ。あー、気持ちいい。しかしながら、湖と森があるのに、何なのだこの暑さは。熱風吹き荒れるオーブンの中を走っているような感じ。
自転車に乗る私。 → 自転車に乗る私。

湖のあとに立ち寄ったのは、インディアン居留地。
インディアン風オブジェ。 → インディアン風オブジェ。

の、中にあるカジノ(Viejas Casino)だ。自然の中から、いきなり思いっきり俗な場所に来てしまった。Jと二人で少しだけ賭けて、まんまと負けて帰ってきた。しかしカジノの中は冷房ががんがんきいていて、涼しく快適だった(←負け惜しみ)。ここは砂漠の真中にあるので、一歩外に出ると脱水症状で倒れそうになるほど暑いのだ。
地面から飛び出る噴水の水と戯れる子供たち→噴水の水

家に帰って調べたところ、砂漠のカジノと、湖の日中の気温は36℃。そしてそして、うちのアパート周辺の最高気温は28℃だった。一番涼しいのは家だったのかー。

2006年1月22日

サドル繋がり

暖かく天気のよい絶好の自転車日より。さっそく車に積んで、最近お気に入りのMission Bay ParkのFiesta Islandへ出発する。ここは芝生あり、海岸線あり、言うことなしのサイクリングコースなのだ。
今日は自転車のお供に、iPod shuffleを持ってきている。中にはiTunesからダウンロードしたお気に入りの曲が入っている。走り出して、さてスイッチオン。
ん?この聞きなれないギターはなんじゃ??ぎゃー、Cher(シェール)と間違えて、Char(チャ-)を落としてきてしまったー。しかも、シャッフルにしているはずなのに、なぜかいきなりCharが3曲も続いている。がーん。ショックのあまりサドルから落ちそうになる私。この広い南カリフォルニアの海辺で、たった今Charなど聞いているのは私一人に違いないと激しく確信する。

車での帰り道、ハイウェイであまり見かけない日本製らしき小さめのバイク数台が連なって走っていた。何やら怪しい合図をだしあっていると思ったら、おぉ、なんとウイリーを始めたではないか。それもみんなで一斉に。す、すごい。何のためにいったい。見る見る周りの車はスピードを落とし、怪しいバイクから離れて行く。しかしせっかく持っていったカメラで今日は一枚も写真を撮っていないことを思い出した私は、ぐいぐい近寄って運転しながら一枚パチリ。いかーん、うまく撮れん。ふと見ると、スピードは時速130キロを超えているではないか。こんなスピードでウイリーしたりサドルに立ち上がったりしているなんて信じられん。死ぬぞ。というかそんなスピードで写真を撮っているこっちも死ぬぞ。
必死の一枚。 → 必死の一枚。

2006年1月15日

砂漠で遊ぶ

サンディエゴから車で約2時間半。(『24』のシーズン2ではたいへんな目にあってしまった例の)モハベ砂漠の隣に、Joshua Tree National Parkという国立公園がある。ここにはJoshua Treeという砂漠に群生する植物がたくさん生えている。たくさんというのは、それこそ果てしなく、地平線の向こうに見える山のかなたまで、ずーっと一面にこの木だけが生えている。松とサボテンを足して2で割ったような奇怪なこの木は、Yucca Brevifoliaという名前でユッカの仲間なのだそうだ。
これがジョシュアツリー。 → これがジョシュアツリー

ここは、ロッククライミングでも有名な場所で、たぶん人によると、いかにも登ってみたくなりそうな大岩がそこかしこにある。
この公園には、以前も一度遊びに来たことがある。覚えているのはものすごく暑かったこと。真夏の砂漠は、それこそこのまま焼けてカラカラに干からびてしまいそうなほどの暑さだった。今日ここへ行こうと思ったのは、ロッククライミング、ではもちろんなく、自転車に乗ろうと思ったのだ。この国立公園内はきれいな舗装道路が、車で通り抜けるだけで1時間以上もかかるほど、長く続いているのだ。
ほんとに登っている。 → ほんとに登っている。

ハイウェイを降りてから途中の、その店だけ信じられないほど地元の人で混んでいる(イコールたいへんおいしい)ハンバーガー屋さんに寄る。ここで食べたズッキーニフライのあまりのおいしさに、その後何度真似して作ってみたことか。久しぶりに食べるズッキーニフライは相変わらず山盛りで、非常においしかった。ハンバーグも文句無し。アメリカ料理は、こういうものが本当においしい。このボリュームとそっけない味付けと肉の絶妙な焼き具合は、簡単なのに真似ができないのだ。確か以前は食べきれずに、残りを持って帰ったはずなのに、今回は2人でぺろりと完食してしまった。アメリカ生活も随分慣れてきたということか(いいのかこれで)。

道すがら何度か嫌な予感はしたものの、着いてみて愕然とした。さ、寒い。砂漠の真ん中とはいえ、冬は寒いのだった。全く想定の範囲外。前回の暑さが身にしみていたので、自転車用の短パン、替えのTシャツ、スポーツドリンクなど各種取り揃えて持ってきたのに、外は凍えるような寒さだったのだ。一応薄手のジャケットを持って来てはいたが、周囲はスキージャケットを着込んでいる人もいるような寒さなのだ。
山頂がこれまた寒いこと。私たち以上に激しく勘違いして、ノースリーブ、タンクトップのアメリカ人もちらほら見かけたが、さすがの彼らもいかにも寒そうだった。
サボテンの黄色い花。 → サボテンの黄色い花。

せっかく持っていったので一応自転車には乗った。西部劇に出てくるような景色の、自転車のタイヤが回る音以外全く何の音もしない、永遠に続く砂漠のきれいな道を自転車に乗るのは、快適を通り越して快感ともいえる。気持いい~。しかしあまりに寒かったのでほんの少しだけ。ま、今日はこんなところで許してやるか。

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教訓 : 冬の砂漠をなめてはいけない

2005年11月27日

寒くなりました

今日はSolanaBeachからEncinitasのもう少し北まで、海岸沿いのきれいな舗装道路を走った。走行距離は不明。時間は2時間弱。ここは、BikeLaneという自転車専用道路が何キロも続く走りやすい道で、たくさんの自転車乗りたちとすれ違ったり、追い越されたりした。
ロードタイプの自転車に乗っている人はほぼ100%、プロのレーサーかと見まがうようなキメキメの服装をしている。彼らの服装を見ていると、あぁサンディエゴも冬になったのだなぁと思う。さすがにこの時期、上下とも長袖長タイツが増えてきたのだ。そしてみんな早い早い。今日は車椅子の自転車乗り数名にも追い越された。腕でタイヤをこぐ彼らは、信じがたほど早いのだ。
私たちは何を勘違いしたが、半そで短パンで元気に走り出したのだけれど、走っている間はともかく、止まるとかなり寒かった。おかげで、帰るなり、風邪をひいたようにぞくぞくしてくるし、肩はこるし(関係ないけど)、Jは早くも両足の筋肉痛を訴えるし、2人ともすっかりぐったりしてしまった。体弱っ。普段からもう少し鍛えねばね。
休憩ばかりしている → 休憩ばかりしている

2005年11月20日

ダンボールの中身

このブログには、一向に更新されない『bike』というカテゴリーがあるのをどなたかお気づきでしょうか。そう、自転車買いたての頃、これからは自転車三昧だと思い、いさんで追加したカテゴリー。それなのに、最後にこのカテゴリーでエントリーを書いたのは、もう5ヶ月も前のこと。しかも悲しくも盗まれてしまった『ベランダの謎』事件についてだった。
あれからずっと、ある日突然、犯人が改心して、何かの拍子でベランダに自転車が戻ってくるのでは、と夢みていたが一向に叶わず。待ちきれないのでとうとうまた買ってしまった。
新しい自転車! → 新しい自転車

ふっふっふ。先週のお届け物、巨大ダンボールの中身はこれだったのだ。Trekの98年モデル、Y5、フルサスペンションのマウンテンバイク。かっこいいー(←自分でいってる)。これはJに言わせれば、免許取立ての人間がポルシェの中古をいきなり買うようなものだそうだ。中古というところが笑える。確かにこの自転車も中古だ。
週末さっそく試乗。Jがベランダで燻製作業にいそしんでいたため、一人で行くことにした。車に積んで、一度行ってみたいと思っていたMissionBayParkのFiestaIslandへ向かう。ここは、湾から島のように飛び出た形の場所で、きれいな舗装路がずっと続く。すぐ右は砂浜とそして海。週末ともなれば、モーターボート、バラセイリング、リモコンカー、凧揚げ、釣り、BBQなどなど、みな思い思いに遊んでいる。
いつも思うことだが、アメリカではアウトドアの遊びの敷居がとても低い。遊びたいものを持って来て、車をぴっと停めて、そこで勝手に遊んでしまえばいいのだ。入場料も駐車場代も高速代も何もかからない。広い駐車場もがら空きで停め放題。公園内は広々しているので、人がたくさんいるという感じは全くしない。こういうの結局土地が広くないとできないことなのだろうか。
ここ数日Santa Anaという季節風が吹き荒れているサンディエゴは、熱風のせいでとても乾燥している。暖かい空気の中、野鳥を眺めながら、きれいな道を、ゆっくり自転車を走らせる。はぁ幸せ...。新しい自転車は、ごつい外見とは似合わず、ギアチェンジも驚くほどスムースで、しっくりなじむ。前の自転車と比べて若干重い感じはするが、こじんまりまとまったフレームも気に入った。
今度はどうかどうか盗まれませんように~。
海岸で休む野鳥の群れ。 → 海岸で休む野鳥の群れ。

2005年6月18日

続 ベランダの謎

ベランダの謎事件の推理をしてくださる心優しいみなさまのため、もう少し詳しく紛失の経緯を整理させていただきますと...。

1. 最後に自転車に乗ったのは、3週間前の週末。私一人で乗った。近所のトレイルをぐるりと30分一周コース。なんではっきり覚えているかというと、めったに自転車に乗らないから(恥)。
2. 自転車に乗るときはいつも、ヘルメット、手袋、専用サングラス、専用スパッツ、専用シャツなどのものものしいいでたち。街歩きには全く適してない恥ずかしい格好のため、こんななりで、どこかに置き忘れて歩いて帰ってくることなどありえない(と思いたい)。
3. 自転車をベランダにしまうためには、玄関をあけっぱなしにするため、猫をまず別室へしまう。その際、玄関前に自転車を放置するが、ほんの一瞬のことだ。その後自転車をベランダによっこいしょと運ぶ。
4. ヘルメットなどの小道具は、ベランダの棚にちゃんとしまってある。自転車だけをしまい忘れるだろうか?
5. 自転車に乗った後、すぐにプールへ行き30分ほど泳いだので、玄関を何度か通ったが何も気付かず(というか何も覚えてない)。なんでこの日の行動をちゃんと記憶しているかというと、めったにこんな健康的な生活をしないから(恥)。
6. 1週間前の週末、猫の脱走防止よけのネットの紐が1本切れており、ネットが釘から2ヶ所はずれていた。しかしネットの紐は、かなり老朽化しており、1ヶ月前にも別な紐が切れていた。
7. ベランダの手すりに傷が!しかし、Jは以前からあったという。
8. 記憶力が悪いとよく人から言われる。
この紐が切れていた。 → この紐が切れていた。

以上ですが、どうでしょうかコロンボさん。
タイヤにすりすりするソフィー。あぁ、猫に話が聞けたなら... → タイヤにすりすりするソフィー。

自転車紛失のショックから立ち直れないまま、2日が過ぎた。指紋採取のことを考え、極力ベランダの不要な部分には触らないようにしてきた。しかしアメリカでは車が盗難されてもそれくらいでは警察はきてくれないという事実を聞きつけ、自転車なんぞでこんな努力をするは全く無駄だったと知る。
あぁぁぁ、どこへ行ってしまったの~私のかわいい自転車。情報求む!
在りし日のお姿。 → 在りし日のお姿。

2005年6月17日

ベランダの謎

つい先ほど、たいへんショックなことがあった。
ベランダを掃除してて、ふと何かがおかしいことに気付く。何かが足りない。しばらくして、はたと思い当たった。
じ、自転車がない!
ベランダに2台並んで置いてあった自転車のうち、1台だけなくなってる!それも私のほうだ。Jのはある。がーん。
なんで?なんで?うちは2階だし、ベランダの柵は胸までの高さがある。さらに、柵の上に、猫の脱走防止用のネットまで一面張り巡らしてあるのにどうやって盗まれたのだ。ベランダ側からでないとしたら、侵入経路は、玄関からしかない。玄関を通り、居間を通り、わざわざベランダに行って自転車など盗む人がいるだろうか。しかも1台だけ。
全く分からない。そもそも、いつからなかったのかも分からない。最後に乗ったのは、もう3週間くらい前だ。ベランダにちゃんと置いたかどうかは記憶が定かではないが、もしそのとき外に忘れてきたとしたら、それじゃまるで痴呆症だ。それに、そのときからなかったとしたら、今日まで何で気付かなかったのだろう。あぁぁぁぁ。
そもそもSpecializedのマウンテンバイクとはいえ、中古だし、それほど高級でもない。なんで私の自転車だけ~~~~~?

ここ数週間、不毛地帯からおさらばしようと、毎朝プランターに水をやるためにベランダに出ていたというのに、気付かなかった自分が不覚。がっくし。
とりあえず、気を落ち着けるため、お茶を淹れ、ブログを更新する私。こんなことしてる場合か?!まだ気が動転しているので、今日の写真は猫草を食べるソフィーを。あぁそういえば、毎朝ソフィーのために猫草を摘みに、ベランダに出ていたのに、自転車がないことに気付かなかった~。しくしく。
猫草、猫草。 → 猫草、猫草。

2005年4月 9日

乗り物三昧

春らしい暖かい週末、自転車にのった。今日のコースは、たくさん乗り物にのる。
まずは車に自転車を積み、メキシコ国境近くまで南へ下る。そこから自転車で、コロナド半島を回るのだ。10マイルも続く自転車専用レーンは、花が咲き乱れ、人もいなくてとても気持ちがいい。久しぶりなので無理せず休憩しながら、のんびり走る。こんなにきれいないいコースがあったなんて知らなかった。気持ちいいー。
延々と続くきれいな自転車コース。 → 延々と続くきれいな自転車コース
向こうに見えるのがコロナド橋。 → 向こうに見えるのがコロナド橋

コロナド半島の北、コロナド橋を超えたところに、フェリー乗り場がある。フェリーに乗り換えて、サンディエゴのダウンタウンまで渡る。泳いでも渡れそうなほど、近くにある向こう岸は、ゆっくりしたフェリーの進みで15分かかる。フェリーには他にも何人か自転車を積んでいる人がいる。ちゃんと出入り口付近に置き場が用意してあってたいへん便利だ。ダウンタウン側は、引退した空母ミッドウェーの脇にフェリーの降り場がある。
フェリーの中の自転車置き場。とっても便利。 → フェリーの中の自転車置き場。とっても便利。

ダウンタウンを軽く走った後、サンディエゴトロリーに乗る。6両編成の小さなかわいい赤い路面電車だ。切符の自動販売機はホームに備え付けてあるが、駅の入り口もないし、電車に乗るのも降りるのも自由で、誰もチェックする人はいない。みんなちゃんと切符買ってるのかなぁ。もちろん私たちはちゃんと買う。噂では抜き打ちでたまーーに車内の切符検査があるそうだ。そのときに切符を持ってない人がいたら、かなり高額の罰金が科せられると聞く。その代わり普段は何のチェックもなしだなんて、合理的でとってもアメリカらしい。
車内は空いているので、自転車も楽に乗せられる。しかしメキシコ国境行きの電車は、だんだん混んできて、そのうち車内は空いている席がないほどになった。行商かと見まちがうほど大荷物を抱えた人も多い。もちろん車内は99%メキシコ人だ。私たちの目の前に座ったおばさんは、途中の駅でスーパーのカートいっぱい荷物を積んで乗ってきた。荷物を全部車内に放り投げると、ぽーんとカートはホームに放り出したまま。いったいどこから押してきたんじゃ。あきれて眺めている私と目があうと、にっこり笑顔を見せるかわいいおばさん。メキシコに家族が多勢待っているのだろうか。スーパーの袋の中には、驚くほどたくさんりんごやお菓子が入っていた。
トロリー車内。最初は空いていた。 → トロリー車内。最初は空いていた。

トロリーを降りて、駐車場まで戻り、車で無事帰宅。3時間あまりのコースで、実際それほど自転車で距離は走ってないのだが、とても楽しかった。
それにしても、こんなに簡単に足を延ばしてどこへでも自転車で行けるのは、船にも電車にもバスにも、自転車を積むことができるからだ。疲れたら帰りは乗り物に自転車を載せればいい。プラス料金もかからずたいへん手軽だ。
自転車はのっているときは、「あぁ気持ちいいなぁ。毎日これくらい走りたいものだ」などといつも思うのだが、乗る気になるまでに時間がかかる。車に積むのが面倒だとか、疲れそうだとか、ついおっくうになるのだ。しかし、季節もまさに自転車にぴったり。これからは毎週自転車に乗るぞ!(ほんとか...)

2005年1月16日

冬のススキ

先週の嵐のせいで、行こうと思っていたトレイルが閉鎖されていた。この辺りはあまり大雨の影響がないと思っていたが、舗装されていない道はまだまだ水が引けていないようだ。冬になってめったに登場しなくなったマウンテンバイク。たまに乗ろうとすると、出鼻をくじかれる。
舗装されている自転車向きの公園といったら、Miramar Lake。ここは1周約7マイル(約11キロ)の手ごろな大きさの人口湖で、湖の周りはぐるっと舗装されたきれいな道が続く。休日はブレードや散歩、自転車の人でにぎわう。湖では1日ライセンスを買ってバス釣りができるようだ。今度は釣りに来よう。
最近初夏のような暑さが続くサンディエゴ。Tシャツだけでも汗をかく。とっても気持ちがいいのだけれど、湖の周りにはススキが生い茂り、花が咲き、冬だというのに季節感のないことはなはだしい。
季節感のない湖 → 季節感のない湖

2004年11月 9日

かゆい日

家の近くにトレイルがある。久しぶりにここをマウンテンバイクで通ってみた。
前回来たときに、ここで腕がかゆくなったので、今日は長袖にした。ところがやはりトレイルに入ったとたんに、今度はなぜか耳たぶがかゆくなる。続いて、袖口と時計の間の5ミリくらいの肌露出部分もかゆい。そこだけだんだんほてってくる。別に何かに触ったわけでもないし、足すらついていないというのにどうしたことだ。うるしのようなかぶれる木がたくさんあると聞いたことがあるが、触れもしないのにかぶれたりするものだろうか。アレルギーだとしたらくしゃみなど出そうなものだが、全く症状はない。ただかゆいだけ。そしてトレイルを出たとたんにそのかゆみも治まった。いったいどの草がいけないのだろう。怪しそうなのは、この群生しているふさふさした雑草だ。以前都会に住んでいる友人が、ブタ草アレルギーだと診断されたことがある。ブタ草とは何ぞ?と二人で首をかしげたのものだが、もしやこれがブタ草か。
怪しい雑草
ところでここはハイウェイのすぐ脇にある州立公園だが、トレイルが複数あるだけなのであまり人には会わない。たぶん一度もあったことがないような気がする。こんなところで埋められたらなかなか発見されないに違いない、といつも思う。そしてもし埋められるとしても、こんな痒いところはできれば嫌だと思う。
人気のないトレイル