猫にごはん

 

 

 

 

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親切な人たち

夕方からコンピューターの授業があった。夕方のクラスは5時半から10時半まで。いつも時間ぎりぎりに行っているのだが、帰宅ラッシュの渋滞に巻き込まれ、今日は着いたらもう5分遅れてた。みるとなぜかそんな日に限って、席が空いてない。満員どころか、すでに席がなくてあぶれている人が数人。忘れていたが、今日の先生は面白くて頭が良くて、人気のある先生なので、いつも混んでいるのだ。いたいなぁ。
何がいたいかというと、コンピューターの授業で、コンピュータにあぶれてしまうときほど嫌なことはない。しかし生徒がいっぱいになってしまっても、先生はあまり気にしない。
「さぁお入り!コンピュータがなければ、友達をつくってシェアしよう!」
などとほがらかに言うのだ。友達つくれっつったって、あーた。引っ込み思案の私にそんなこと...。
驚くべきことに、アメリカ人はこういうとき、たいへん大らかなのだ。教室の入り口でうろうろしている哀れな放浪者を手招きし、さぁここで一緒にやろうよと声をかけてくれる人のそれは多いこと。だってね、5時間のクラスですよ。コンピューターを一人1台使えたほうが絶対いいに決まってる。それなのに、進んで声をかけてくれるし、こちらからお願いしても断る人も皆無で、嫌な顔一つされない。
それでも私は一人で使うのが好きなので(←自分勝手なやつ)、困っている人がいても自分から声をかけることはしたことがない。しかし今日は逆の立場だ。誰かに頼らねば。
きょろきょろしていると、ほんとに見つけた!友達を。ベトナム系カナダ人のH女史。この人とは以前にもコンピューターのクラスで一緒になったことがあり、たまにメールする仲だ。心優しいH女史は当然のようにシェアして一緒に使わせてくれた。おまけにこの人はプログラマー経験があるので、いろいろ教えてももらえる。シェアするのも案外いいものだ。
ありがとう。今度から私も心を入れ替えて、人には親切にします。と、にわか反省する私。それにしても優しい人の多いこと。ほんとに感心する。

コメント (3)

おお!?アメリカの大らかさは少し見習うべきなのでしょうか…。
先日、新たなダンススタジオに体験レッスンを受けに行ったのですが…
あきらかに今までやったことのないタイプの動きについて行けず
ほとんど棒立ち状態でアワアワしていたら、ダンスの先生がアメリカ人のような大らかさで
『さぁ!分からなかったらお隣のお兄さん、お姉さんに聞いてみよう!』…と笑顔で言うのです。
…聞け!と言われても、何処がどうできないかも分からないって言うのに… (汗)

オマケに日本人だらけのスタジオでは、そんな時に声をかけてくれる人もいません。
もちろん皆、自分のことだけで必死だし…。この先生ちょっと可笑しいよ!と思いました(苦笑)

でもまぁ、日本人にはもう少し大らかさが必要な場面があるかも…。
何か勉強する時には、人のやり方を見てると大変為になるものですよね♪


私、ESLで一番恐怖なのが、教科書のシェアなんですよ。
アメリカ人のおおらかさ遺伝子売ってたら、買って飲んだほうがいいかもね。(笑)
しかしねえ、各自必携のテキストをいつまでも買わないやつに、毎回邪魔されるのは結構うっとーしいんですよ。
昨日もテキスト見せろといわれたばかりに、テキストおいて退散してしまった私です。
なんで、テキスト買った私が帰らなくちゃいけないんだ?と腹立ちつつ。


>踊る運び人さん
え"ぇぇぇぇ~。ダンスのレッスン中に隣の人に聞いてみろ
って言われてもそりゃあ無理でしょうよ。しかもお隣の
お兄さん、お姉さんってロンパールームじゃないんだから
(古っ)。
その先生絶対おかしいですよ(笑)。
あぁ、でも人のやり方をみていると為になるのは確かです
ねぇ。自分からは教えたりはできないけれど、人を参考に
するのはいいことですね。
アメリカ人は、こういうときとっても大らかで、他人に
優しいです。私のイメージでは、大阪の人も一緒なんです。
他人に話し掛けてくれるでしょう、大阪のおばちゃんたち(笑)。
好きですねぇ、私、こういう人って(^。^)。


>Kさん
自分のテキストを置いてきちゃったんですか?なんてこと。
必携のテキストなのに買わないそんなやつのために!
あぁぁ。優しすぎまんがな~。
でもアメリカ人は大らかですよね。ほんと優しいですよ。
こういうところ見習わねばな。と頭では思っている私。
でもコンピュータのシェアはやりたくないのだ~(←わがまま)。


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