猫にごはん

 

 

 

 

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2007年11月 アーカイブ

2007年11月 2日

遠方より来たる

先日、お土産を山ほどかかえて、遠方から友人が遊びにきてくれた。それはこれ。じゃん。
アメリカ猫おもちゃ。 → 110207_1.jpg

う~ん、なんてアメリカーンな猫グッズでしょ。こういうタイプの猫おもちゃって、日本製ではついぞみかけない。日本のは、なんというか、こじんまりしていて、やたらかわいらしいものが多い。久しぶりにみたなぁ、この大雑把な大胆なおもちゃ。懐かしひ、アメリカ。
グリニーズの新製品。 → 110207_2.jpg

そう、遠方から来たる友は、サンディエゴから遊びにきてくれたのだ。マルコさんの旦那さんのトムだ。懐かしいなぁ。最後に会ったのは、4ヵ月以上も前のことだ。というか、まだ帰国してから4ヵ月しかたっていないのか。信じられん。
帰国当時は東京の早いペースについていけず、エスカレーターの右側に立ち止まって、流れをむやみにせき止めたりしてしまったものだ。しかし気づいたら今や、自ら右側を歩きぬける人になってしまった。せちがらい世の中にすっかり順応してしまいつつある私。あぁなんてことだ。まぁいいか。
大好きキャットニップ。 → 110207_4.jpg

久しぶりにトムと飲み交わし、久しぶりにたくさんワインを飲んだ。楽しかった。いろいろお土産どうもありがとう、マルコさん。ナイスチョイスです。すばらしい。ソフィーがこんなに喜んでいます。
大盛り上がり。 → 110207_3.jpg

ソフィーはキャットニップ(西洋またたび)が大好きなのだ。りぼんのおもちゃに狂い、ねずみには全く見えない、大雑把なねずみのおもちゃに大興奮。
きみも久しぶりにアメリカのにおいを嗅いだね。覚えてるのかなぁ。

2007年11月10日

風邪には野菜

寒くなってきた。
東京では『気温が10℃を下回るとコートを着る人が多くなる』と、以前どこかで聞いたことがある。明日の最低気温は11℃。来週中には10℃を下回る日もあるのだと。コートの準備をしなければね。
サンディエゴにいた5年間というものの、コートらしきものは一着も持っていなかったし、必要としなかった。Jなどその間、冬には一度も日本の地を踏んだことがないので、5年ぶりの冬体験になる。早くも寒くなってから、私たちは一回ずつ風邪をひき、すっかり体調をくずしてしまったのだ。こんなで冬を越せるのだろうかと本気で心配になる。だいたいうちには暖房器具がエアコンしかないのだ。コタツ買おうかなぁ、と最近まじめに検討中。
そんな、寒くなってきた我が家の中では、猫も抗議中。
寒いのは困ります! → 猫にごはん

というのは冗談で、これは先日送られてきた、いただきものの野菜が入っていたダンボールだ。無農薬野菜エコ作。レタスなんて一回で食べきってしまうほど、ほんの少ーししかない小さな野菜なのだが、柔らかくてぱりんぱりん、という矛盾するような食感で非常においしい。いかにもよくできた清潔で優秀な日本の野菜だ。
そのほか食べきれないほどの、さつまいもやじゃがいもも、人からもらってたくさん家にある。あとはこれを料理してくれる人がいたらなぁ...。
と思っていたら、Jがさっそく作ってくれたスイートポテト。うーん、ほっこりしてておいしい~。これで風邪が治るかも。

猫にごはん 夕飯の写真

2007年11月17日

生足フェチな猫

お風呂場から出ると、必ずといっていいほど、足拭きマットでちょこんと待っている猫がいる。それはノア。自分がシャンプーされた思い出があるのか、人間を助けようと思っているのか、お風呂場から出てくるとそれはもううれしそうに、にゃーんにゃーんと鳴いて歓迎してくれるのだ。いいやつだね、きみは。

たぶんそれ以外にもわけがある。ノアは大の生足好きなのだ。ジーパンや靴下を履いているときよりも、明らかに熱心にすりすりと体をこすり付けてくる。こんなに毛むくじゃらの体で、触り心地の違いが分かるのだろうかね。
寄り添う二人。 → 猫にごはん

そしてノアの毛皮の手触りが好きなJも、素足にノアがすりすりしてくれるのを、たいへん好んでいる。なので、お風呂あがりには、Jとノアはひとしきり二人ですりすりと感触を楽しんでいるのだ。へんなヒトたちです。
大好き生足。 → 猫にごはん

こうしてJが裸足で寝そべっていると、それはうれしそうにノアが寄り添ってくるのだ。生足に乗って、生足を舐めて、生足を噛んで。どちらにとっても衛生的に問題がありそうだが、まぁ、お風呂上りだからよしとしましょ。
ボジョレー解禁らしいわよ。 → 猫にごはん

2007年11月25日

寒い日と猫

自転車に乗るのも、もうすっかり寒くなってしまった。サンディエゴにいたときは、たいした防寒用のサイクリング服を必要としていなかったのだが、さすがに日本では冬用の服がないと乗れない。自転車用のぴちぴちタイツは恥ずかしくてはけないので、フリースとちょっとゆったり目のスポーツ用パンツを買った。すそが広がらないようにパンツを抑えるバンドを右足につけて、いざスタート。
寒いのぉ。でも走ってしまえば気持ちいい。めざすは、ある猫スポットだ。このサイクリングコースには、いつもたくさんの猫がいる場所がある。この寒いのに、あの猫たちはどうしているだろうか。
やっぱりたくさんいた。 → 112507_7.jpg

いるいる。夏に来たときは、まだ子猫だったはずなのに、もうみんな大きくなった。誰かにごはんをもらっているようで、みんな毛艶もよく、まるまるとしている。
しばし休憩していると、自転車は猫たちの遊び場と化す。かわいいねぇ。
寒くても元気。 → 112507_9.jpg

外で暮らす猫たちはかわいそうで仕方がないのだが、全員連れてかえるわけにはいかない。毎回、後ろ髪をひかれまくりながら帰宅するのだ。
それにしても、野良猫たちにとって日本は実に過酷な自然環境なのではなかろうか。ついこの間まで、30℃を越す熱帯夜だったかと思えば、もう雪が降ってもおかしくないような寒さが続く。みんな冬に向かってがんばるのだよ。
さぶさぶっ。 → 112507_17.jpg

うちに帰ると、我が家のぐーたら猫たちは、相変わらずベッド上の、さらに毛布の上で丸くなって寝ている。さすがに寒さにはかなわないようで、いつもたいして仲の良くない2匹も、最近ではぴったりとくっついて寝ていることが多くなった。家の中にいるというのに、きみちたは寒がり過ぎじゃ。
はやく暖房つけてよね。 → 112507_16.jpg