今日は友人スーザン一家を夕飯に招待したので、手巻き寿司をやることにした。スーザンには一度おいしい寿司を食べさせてあげたいと思っていたので、サンディエゴで(たぶん)一番新鮮な魚が手にはいる魚屋さんに予約をして、手巻き用に刺身を作ってもらった。
食べるなり、今まで食べたことのある寿司とは、魚も違うが、海苔がぱりぱりで全然違うと驚いていた。そうだろう、そうだろう。海苔といったら山本山。これは日本から送ってもらった新しい海苔なのだ。
そういえば、アメリカでよく見かける、海苔が内側に巻いてある(ご飯が外)あの巻き寿司。あれは、噛み切れないような質の悪い海苔で海苔巻を作るのに苦慮した、アメリカに渡った寿司職人が考え出したものではないかと、かねがね想像している。実際どうなのかは分からないけれど、とてもよく考えられている。見た目がきれいだし、いかにも外人受けしそうだなぁと思う。
手巻き寿司の食卓。 →
何度か紹介しているが、今日もスーザンの息子、ソレン君(16歳)も一緒に来た。育ち盛りのソレン君は見るたびに背が高くなり、今では185cmはあるだろうか。そして、会うたびにどんどんハンサムになっていく。なんて顔立ちが整っているのだろうと、近くでまじまじと見ると、照れて赤くなるところがかわいい。まったくため息のでるほどの美少年なのです。ぐふふふ。
今日、大きな花束をかかえて、通りの向こうからやってくる様子を見たときには、もう口あけてうっとりしてしまったほど、素敵でしたのよ。いや、ほんと。おまけにとてもよく気が利く。お皿を運ぼうとすると、すかさず立ち上がり、手伝ってくれる。きちんと人の話は聞くし、受け答えもはきはきして、いつもにっこり感じが良い。がんばって箸を使おうとして、失敗したりするところも、またかわいいではないの。ぐふふふ。
信じがたいことに、こんなに美少年なのに、彼女はいない。趣味がオタクっぽいからだろうか。ソレン君は、日本のアニメやゲームが大好きなのだ(FFシリーズもちゃんとやっている)。試しにBGMに、スタジオジブリ作品主題歌全集を流したら、まるで超ウルトライントロドンのように(←古いな)、「Princess Mononoke!(もののけ姫)」とすぐさま曲名を当てたところが、すごい。
隠し撮りしたソレン君の写真。 →
寿司ネタで一番うけたのが、サーモンと、意外にウニ(sea urchin)だった。ウニは、皆初めて食べるので、最初はおそるおそるだったが、フレッシュですごくおいしいと言っていた。外人でもけっこう嫌がらずに食べられるものなのだ。
今日のメニューは手巻き寿司の他には、
鶏のから揚げ
サラダ
ほうれん草のお浸し
いんげんの炒め物
揚げピーナッツ
ショートケーキ。
アルコールは、
梅酒
吟醸酒
ビール。
きっと、アメリカ人時間で30分は遅れてくるだろうと踏んでいたのだが、時間ぴったりにこられてかなりあせった。そのため、いつも作っているはずなのに味噌汁なんかを失敗してしまい、用意していたのに出せなかった。その他、実はご飯も失敗したので、炊き直した。あせるとろくな事ないですねぇ。反省。
お客さまがいる間中ずっと隠れてた、人見知りソフィー。 →