ここ数日また暑さがぶりかえしてきた。そんなある朝、思いもよらぬ悲劇がおこったのであった。
その日も熱帯夜だった。うちはリビングにはエアコンがついているが、寝室にはない。やっぱり熱帯夜にはエアコンだよねーと、客用布団をリビングに敷いて、快適な温度の中、快適に寝付いた人間と猫。早く寝ると、早く起きる。朝からテンションが高かった猫たち。そしてぐっすり眠る人間たち。まさか、あんなことがあろうとは、この時点でも誰も夢想だにしなかった。(←いやに話をひっぱる)
その日に限って猫草がちょうど食べごろだった。
その日に限って猫草をカウンターキッチンの上に置いた(なぜなら床に置くとソフィーが一気食いしてしまうから)。
その日に限ってカウンターの上は大小さまざまな物が置いてあった。
その日に限ってカウンターの真下に布団を敷いた(なぜなら一番エアコンの風があたる場所だったから)。
と、ここまで書けば猫飼いの方ならどういう悲劇がおこったか容易に想像できることだろう。そう。落ちてきたのだ。猫草好きなこの猫が…。

猫草はちゃんと床に置いてよね。
うぎゃーという悲鳴で駆けつけると、Jの鼻筋の辺りから目頭にかけて3本の猫の爪あとがくっきりとついていた。おぉぉぉ。あと数ミリずれていたら、どうなったことか。のんきにブログのネタになんぞできないほどの事態になっていたことだろう。危ないところであった。なにせ、4キロの猫が、1メートル弱の高さから降ってきたのだものね。
早朝だというのに、顔面から血をにじませるJ。大小さまざまな物をカウンターの上に置いたのはJ本人だが、猫草をそんなところに置いたのは私だし、布団をそんなところに敷いたのも私。すまなかった。しかし何よりあとからちょっと反省したのは、カウンターの上から足をすべらせたソフィーをキッチン側から目撃していた私(←早起きしていた)が、駆けつけたときの第一声が、
「ソフィーちゃん、大丈夫だった?」
ということだ。(←悪妻)
ごめんよーーーーーーーーーーーーー。
ところで猫草がなぜ部屋の中にあったかというと、今まではずっとベランダで普通に鉢植えに土を入れて種から育てていたのだが、この度初めて無印良品の猫草栽培セットというものを使ってみたからなのであった。噂には聞いていたが、これは確かに良い!

これが猫草の元
丈夫そうな紙の袋を開けて、上から水を入れるだけ。数日待てばもう食べごろになる。簡単簡単。何が一番良いかというと、土を使っておらず、カイワレ大根のごとく脱脂綿状のところから猫草が育つので、衛生的だし部屋の中に置いておいても安心なのだ。お、ということはこの度の悲劇の真犯人は無印良品ってことか。(←言いがかり)

そろそろ食べごろだね。
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ここのところ、帰りが遅かったり、田舎へ泊まりに行っていたりと留守が多かった。留守番中の猫たちは、どのように過ごしていたかというと…。
3日分はたっぷりあろうかというドライフードを、1日で一気食い。それも2回も。
最近ダイエットのために、ドライフードをしぼっていた反動か。久しぶりの大量山盛りごはんに、喜び勇んで一気に食べてしまったものと思われる。十分に羽を伸ばしていたのだね、君たち。
旅行から帰ってくると、うちの猫たちの反応はいつも同じだ。ノアは大喜びで玄関まで迎えに来て、にゃーん、にゃーんと歓迎の声をあげてくれる。ところがソフィーは、まっしぐらにクローゼットに隠れてしまうのだよねぇ。ほんの数日留守にしただけだというのに、飼い主は悲しい。
少しすると恐る恐る出てはくるものの、疑り深い目で、そろりそろりと用心深く近づいてくるのであった。とにかくこの猫は大荷物が怖くてならないので、旅行カバンを移動させるたびに、恐れおののいてしまうのだ。なので、帰宅するとすぐに荷物を空にして、旅行カバンを片付けることにしている。めんどうくさいったらない。
帰ってきて翌日は、家で片付けをしたりのんびり過ごした。私はそういうときの2匹がかわいくてならない。またどこかへ出かけてしまうのじゃないかと、まるで心配するかのように、猫たちは一日中私について回るのだ。
ゴミを捨てに外へ出れば、戻ってくるまで玄関で並んで待っている。お風呂場へ入れば、先回りして湯船で待つ。

お風呂に入れません。
トイレでも洗濯でも、どこでも付いて回り、監視を続ける猫たち。全く飼い主冥利に尽きるではないか。これがあるから、翌日はいつも何も予定をいれずに家にいたくなってしまうのだよね。

邪魔し過ぎです。
ちょっと座ればすぐに猫2匹が膝の上に。ん、まてよ。これってもしかして急に涼しくなってきたから暖をとっているだけかも?そういえば、猫が膝に乗るなんて、数ヶ月ぶりのことだ。
一日猫と過ごして、夕方になった今この時間、もはや私に注がれる監視の目はなくなった。ひーん、たったの半日だけのフレンドリーだったのね~~~(涙)。
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5歳になりました
8月15日はソフィーの5歳の誕生日だ。
5年前に生まれたこの子猫は、サンディエゴ近郊のferal(野生地帯)で発見され、動物愛護団体に保護された。ペットショップの里親募集のケージに、”Sophie”と名付けられてちょこんと座っていたのが、生後2ヶ月くらいのときだった。
そりゃあもう、子猫のときからべらぼうにかわいくて、なぜにこのようなかわいい猫がferalに落ちていたものかと、首をかしげたくなるほどであった。

生後3ヶ月頃のソフィー。かわいー。
Jに言わせれば「ぼろぞうきん」のようなごちゃごちゃな柄だというが、そうではない(断言)。柄はどこをとっても左右対称、色はすべて茶色のグラデーション。私にとっては、ソフィーは姿形も顔の作りも毛並みも声も性格も、どれも完璧に美しく、こんなかわいい猫は他にはいないと心の底から思っている(ノアを除く)。
特に好きなのがソフィーの前足の柄で、今日選んだ写真はどれもやんちゃそうな前足がポイントなのだ。たまに鍵をかけ忘れて外出してしまったときなど、ソフィーが盗まれやしないか心配してしまうのだが(←他に心配することないのか?)、「誰も盗まねーよ」とJにはいつもあきれられる。
アメリカ生まれのソフィーは、新鮮な生魚も好物だ。まぐろや鰹の刺身などをはぐはぐ食べる姿を見ていると、普通にアメリカ人の家にもらわれていたら、こんなもの決して食べることはなかっただろうと感慨深い。海を渡って日本にきてから、もう1年たったのだねぇ。
ソフィーの誕生日に合わせるかのように、タイから素敵なプレゼントをたくさんいただいた。ぺぎさん、Kさんどうもありがとう。おかげで誕生日プレゼントは特に買わずにすみました(笑)。

いただいた猫おもちゃに夢中になるソフィー。
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ここ数ヶ月ほど、猫たちのごはんの量とバランスを見直している。
今までは、朝にドライフードを適当に皿に盛り、夜に80g程度の小さい猫缶を1/4ずつやっていた。近頃では、朝にドライフードを35g(いちおう量っているが、猫たちの熱い視線に負けて少々おまけすることもある)、夜に80g~100gの猫缶を1/2ずつやることにしたのだ。つまり、朝ごはんのドライフードがメインだったのだが、それを夜の猫缶に重きを置くようにしたのだ。
そのほうが少しはダイエットにもなるだろうし、水分も多く摂れるだろうと思って変えたのだ。ダイエットの効果は明らかにあったようで、各々500~600g体重が減った。すばらしいではないか。
朝ごはんが少なくなったので、夕飯時の猫缶は大いに盛り上がる。うみゃ~ん、うみゃ~ん、きゃっくー、きゃっくーと大騒ぎ。ほぼ同じ量をそれぞれの皿に盛り、同時に、さぁ召し上がれ、と床に置く。しかし食べるスピードはノアのほうが圧倒的に早く、あっという間に食べ終わってしまうのだった。
早く食べ終わるとまだ残っているごはん(ソフィーの分)を当然狙おうとするのだが、ソフィーお嬢さんは悠然と倍以上もの時間をかけて召し上がるのだ。
近頃とってもお行儀の良いノア。

ソフィーが食べ終わるのをじーっと辛抱強く待つノア。

ノ「まだかな、ぼくのごはん」←違うっつうに。

ソ「気が散るわね、もう」
ノ「あ、終わった?終わった?」

ソ「残りは譲るわ」

ノ「もういいの?もういいの?(わくわく)」

ノ「あー、もうちょうっとしか残ってない~」
それにしても体重のほぼ1割も減ったというのに、こうして写真をで見ても、全然痩せたように見えないではないか、うちの猫たち…しくしく。
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週末はJの友人3人が遊びにきた。男性だけ3人というお客さんはあまりないので、ノアがどういう反応を示すだろうと見ていたところ….

普通に遊んでもらっていた。
いつもと全然変わらない。
相変わらずのいじられキャラ猫なのだ。おもちゃで遊ばれ、なでられ、床をくるくる回され。それでも嫌がる様子もなく、ずーっと人の輪に加わっていた。この日の酒宴は特に長く朝まで続いたため、私は途中力尽きて寝てしまったのだが、ノアは明け方になるにつれますます元気になりつつ参加していたのだそうだ(あとで聞いたところによると)。
私は家でやる飲み会が昔から好きなのだが、それにしても最近持続力がなくなってきた。昔のように始めだけハイピッチで飲まなくなった反面、ペースは崩れないまますぐに眠くなってしまうのだよね。年をとって飲み方が変わってきた。量的には今のほうが飲めているのかもしれない。
だいたい1時過ぎるとだんだんまぶたが重くなり、盛り上がっている最中にこっそりフェードアウトする、というのが最近のパターンだ。我が家のお客さんたち、いつも勝手に寝てしまってすみません。その代わりうちでは、夜に滅法強いJとノアが朝までお相手を務めます。
お客さんが子供だったとしても、ノアは特に怖がる様子はない。むしろ、子供が後ろを向いている隙に、通りすがりに積極的に猫パンチをくらわせたりもするのだ、この猫。小さいから「勝てる」と思うのか、一緒に遊びたいのか。かといって、子供が向かっていくとすぐさま逃げてしまうので、口ほどにもないやつとも言える。

ノ「これなら勝てそうだな」
ソフィーも最近では、ずいぶんお客さん慣れしてきた。ピンポンと玄関が鳴った瞬間にもちろん隠れてしまうものの、その後は人の来ない安全な寝室では普通にくつろいだりできるようになってきた。今回も、フラップドア越しながら、恐る恐るお客さんを偵察に出てくるまでに成長した。今までだったら何時間でも引きこもっていたのにね。
お客さんがいてもへっちゃらなノアは、いつも以上にしっかりごはんも食べ、おやつももらい、たまにはまたたびまでもらったりする。人が来たときには特別いろいろあげることにしているのだ。ソフィーよ、きみももう少し人懐っこくなると、こういう良いこともあるのだよ。
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