時計は時間がずれるし信用ならない。どうせ正確ではないのならと、うちの置き時計も腕時計も数分から数10分進めている。早いほうが好きなのだ。早いとお得な気がする。
たとえば日曜の朝、Jを起こすと「いま何時?」と半分眠りながら聞かれれば、必ず「もう10時だよ」と2~3時間はさばを読むことにしている。起きてみたらまだ朝8時だったなんて、ね、2時間も得した気分になるでしょ(しかしこの起こし方、Jにはなぜか不評だ)。おまけに時計を見ても何10分かは進んでるし、さらにお得感が増すはず。
しかしJは私に黙って、たまに突然正確な時間に合わせてしまうので、まったく油断がならないのだ。
そんな我が家の問題(?)を解決してくれるであろう電波時計を購入した。
電波時計は、2時間置きに電波を受信し誤差を自動修正してくれるのだ。いつも必ず正確だと分かっていれば、私だって安心して時計を信用できる。
電波受信中マークが点滅していれば、がんばれがんばれと応援し、少しでも受信感度が上がるようカーテンを開けてみたりもする。電波受信済みマークがでていることを、毎回確認してはほっと胸をなでおろすことができる。

ノ「快適快適」
おまけにこの時計は、温度計と湿度計もついている。
エアコンをつけているときの室内は、気温28℃、湿度53%。エアコンを切ったとたんに、ぐいぐいと湿度が上がり、1分もたたないうちに湿度70%を超えてしまう。暑い、と感じるのは湿度が大きく影響しているのだと実感する。

ノ「ぼくの通り道に置かないでよね」
エアコンのついていない室内は、気温31℃、湿度71%。暑っ。
温度と湿度が分かるようになったのはいいが、31℃などという温度表示を目にしただけで、とたんに暑く不快に感じるようになってしまった。いいのか悪いのか。
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さすがに暑いのでタオルケットをだすことにした。いくら猫が気に入ってるとはいえ、こんな毛布は暑すぎる。なにせうちは寝室にはエアコンがついていないのだ。
しかしリビングでエアコンをつけると、涼しい部屋から退散して、わざわざ寝室に行ってしまう猫たち。感じ悪っ。せっかく涼しくしてるのに。

ぐったりする猫たち
タオルケットにしてから、猫も涼しいタオル地が好きなのか、タオルケットの上でばかり寝るようになった。今度買うときは、白じゃないタオルケットにしよう。ほんとあっという間に毛だらけで、みるからに暑苦しい感じのタオルケットになってしまうのだ。
しかしこの夏、なんといってもノアのお気に入りの場所はここ。

ノ「ここはぼくの場所だ」
つかっていないパソコンケースの上に日がな一日くつろぐノア。
そもそも私は「つかっていない」パソコンの「ケース」(ケースのみ。中身は入ってない)、しかも「巨猫ノアが十分乗れるほどの大きさの」「不用品」がうちにあること自体が問題だと思うのだ。なぜすぐに捨てないかといえば、もちろんJが捨てさせてくれないからだ。隙をみて捨ててしまいたいくらいなのだが、これは粗大ゴミに出さなくてはいけないだろうか。
パソコンケースに乗るノアをみて、「ほらっ!パソコンケースが役にたってるよ!」と喜ぶJ。
違う違う!
こんなところに乗って、壁に押し付けられた顔が平らになってしまったノア。あぁ不憫だ、とかわいそうがる私。
しかし、毎日のようにノアがパソコンケースに乗って涼んでいる様子をみると、さすがに粗大ゴミに出そうという思いはだんだんトーンダウンしてきたのであった。ほんとに気に入ってるのか?ノアよ。

ノ「え?捨てちゃうの?」
やっぱり邪魔そうだね。ノアも邪魔だと言っている(に違いない)し、迷惑そうだ(きっと)。うん、涼しくなって秋になったら処分しようね。
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ソ「紙の上には乗らなきゃね」
机の上に紙あらば、必ず乗るべし。

ソ「これにも、すりっとしておこうかしら。」
本に夢中になっている人間あらば、じゃまをするべし。

ソ「何読んでるの?」
Jの仕事のじゃまをし、私の読書のじゃまをするソフィー。あんまり人間が猫を放ったらかしにして何かに夢中になっていると、こうして積極的にアピールをしてくる。本が読めないっちゅうに。

ソ「なかなかいいにおいの本ね」
じゃまです!
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ある日の仕事帰りに、Jがかばんから取り出してきたのは、こんな奇妙なものだった。

ソ「怪しいわねこれ」
「きっと気に入らないだろうけど」
というこのぬいぐるみに、なぜか一目みるなり心をわしづかみにされた。あまりの異質感。圧倒的な存在感。よく分からないけどすごい。逆さまの「福」がついてるから、何かおめでたいものに違いない。
これはJの同僚である中国美女Dからの誕生日のプレゼントだそうだ。しばらく中国へ里帰りしていたというDが、わざわざ中国から持って帰ってきてくれたのだろう。大陸からスーツケースに入って運ばれてきた、かさばる赤い金魚たち(たぶん獅子なのだろうが、形と色から金魚としか思えないのだ)を想像するだけで、なぜかじーんと感激する。
ちなみにJと誕生日が同じだという、我が家では「新人くん」というあだ名の、もはや新人ではない同僚も、同じものをもらっていたのだそうだ。いったいあと何個の金魚たちが、まだDのスーツケースに入っているのだろうか。気になって仕方がない。

なぜか優雅な感じもする
天井につるしてみると、なんだか不思議にマッチする。うちは天井の電気がないので、何箇所か試してみたが、寝室が一番いい感じ。

ノ「なんだろ?」
不審がるノアと、心底驚くソフィー。

ソ「なにあれ?!ひ~」
ソフィーはなんて表情のある猫なんだろうね。びっくりして、しばらく口を半開きにしてながめていたのだった。
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先日夜中に突然こむら返りを起こした。ぴきーんと張ったふくらはぎ。そして、よりによってその右足に寄りかかって熟睡していたのがノアだった。
何の前触れもなく、突如寄りかかっていた肉枕が硬くなったことに驚き、爪を立てて必死でしがみくノア。ぴきーんと激痛のはしる足に、追い討ちをかけるように思いっきり爪をたてられ「うわー」さらに「うぎゃー」と夜中に絶叫するかわいそうな私。
そんな私が起き上がるとちょうど、「日本2対0でリード!!!」と絶叫するアナウンサーの声が聞こえた。そう、それはサッカー日本チームのデンマーク戦の日だったのだ。痛みをこらえ、あぁ勝ってるのかよかったと一瞬だけテレビを観に行ったのが、ハーフタイムのときだった。Jはそのとき確かにソファでうとうとしていたのだが、あとで聞いたら、後半はずっと起きて観ていたと言い張っていた。金曜日はJも含めてなんて眠そうな人々が身近に多かったことか。あんな夜中に平均視聴率がなんと30.5%だったなんて恐るべし。私も一瞬だけテレビをみたので、30.5%の仲間に入っているといっても過言ではなかろう(誤りか?)。

ノ「よいしょ、よいしょ」
これは先日、近所に住む友人Oが夕飯を食べにきたときのノア。何やらせっせと運んできた。

ノ「がんばれ、がんばれ」
よく見ると、なんと人間用の毛布ではないか。こんなに重いものを、ベッドの上からわざわざ運んできたなんて。この黒猫は、いままでヒョウ柄やら猫じゃらしやら、いろいろと運んできたがこれは最大の大物だ。
女性のお客さまがうちにきたときは、なぜかこの黒猫便の確率が非常に高い。男性のみのお客さまのときは皆無だ。しかし、Oがきたときは100%近い確率で毎回よく運んでくるのだ。Oがよく来るせいなのか、Oのかもし出す何かがノアを刺激するせいなのかは分からない。
この毛布がどんなに大きいかというと、こんなだ。

ノ「これはぼくの毛布だ」
無印良品のダブルサイズのあったか毛布は、軽い生地とはいえ、猫にとってはかなりの重さだろうに。
うちの猫たちはどうしてこういう合成繊維の生地が好きなのだろうか。この毛布だけは、ノアもソフィーもそろってもみもみする2匹のお気に入りなので、この30℃近い夏の暑さだというのに、いまだにしまうことができないでいる。

ノ「今日はよく働いた」
そして疲れるとそのまま放置される毛布。
いい加減にしてください!
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