ロシアの猫
ロシアの猫たち。
ホテルの部屋はフロントのすぐ隣でまるで従業員控室かと思うような近い部屋ではあったが、24時間誰かがいるので(深夜も全員フロントは女性だった)安心ではあったし、何よりもフロントにはかわゆい猫がいた!
アリシア(アリッシャかも)と言う名の三毛猫はペルシャ猫風の顔立ちの長毛猫で、触り放題でたいへん人懐っこい。なんていいホテルなんだろう。フロントのおばさんがいなかったら、部屋に連れ込みたいくらいだった。
猫の写真を撮っていると、協力してカメラ目線にしようとしてくれたり、抱き上げたりしてくれる親切なフロントの女性。笑顔はないがとても親切なのだ。
ホテルの部屋はむやみに広くて、怪しいガウン(男性用はルネッサ〜ンスとか言い出しそうな臙脂色のサテンのガウン、女性用は風俗嬢が着るような(?)ミニのピンクのガウン)が付属品としてついているものの(本当に宿泊客が着るのだろうか?)、清潔できれいな部屋ではあった。
博物館前の大砲の上には白黒猫がいた。外猫は冬はどうしてるんだろう。真冬のウラジオストクはマイナス30℃にもなるのだというのに。がんばるんだよ。
こちらは国境警備隊博物館の中の猫。ロシアの博物館や美術館にはネズミ取り用に猫を飼っていると聞くが、本当に猫がいるんだね。この猫もとってもフレンドリーでかわいかった。
猫は自由に博物館を歩き回っているようだったが、人間に対しては驚くほど閉鎖的な博物館で、見学に来たと告げると渋々(?)ゲートを開けてくれて、一人係員(こちらも年配の女性)がつきっきりでずっと私たちを監視していた。
ウラジオストクの歴史は戦争の歴史だ。軍港で、潜水艦や戦争の展示がとても多い。日露戦争では太平洋艦隊の母港となり、太平洋戦争では終戦後日本兵が捕虜になりシベリアに抑留され過酷なこの地で働かされた。博物館の中にはいつのものなのか日本兵の名前がついたままの軍服が飾られていたが、監視付きだったので写真は撮れなかった。
うらびれたビルの前にも猫が寝ていた。がんばれ。
帰りの飛行機では、ビーフか魚かどちらかという驚くようなサンドイッチの選択肢で、温かめのレモンティーと一緒に食べるとなぜかとっても美味しく感じられた。4日間で慣れたのか。ウラジオストク、けっこう楽しかった。次はシベリア鉄道で旅行したい。
最初の写真、耳に背景が合わさって、猫ちゃんが山猫(Lynx)みたいに見えました^^
結構高級なマトリョーシカですね。手前はツヤが違います^^
博物館とかで、付きっきりってのはあった気がします。その時はガイドかと思っていました。結構非効率だと思うのですが、そういうのが多いんでしょうかね。
ロシア。10年くらい前に会社の会長さんが旅行に行くとかで調べたら、あまり情報が出ていなくてびっくりしたのを覚えています。軍事機密とかあるのでしょうか?
3つの記事を見て、なんか行ってみたくなりました。
ぬるい食べ物が多いというのも魅力的です。(半端な味のものや、ぬるい食べ物飲み物が結構好きなのです。あ、辛いものは別枠です。辛い物は死ぬほど辛くないと許さない/笑)
ロシアって猫があちこちにいて、愛されているイメージがあります。
YouTubeで猫の面白動画って圧倒的にロシアで撮られたものが多い気がします。
>れんとさん
確かに1枚目の猫の耳から毛が伸びてるみたいに見えますね!
猫の耳毛(リンクスティップ、というそうです)私好きなんですよね〜
ロシアではあまり効率的とか改善とかいう感覚が無いように思いました。
でも日本での息の詰まるような効率性や改善策や、白々しいおもてなし
感覚よりはずっと私は好きです(笑)
>がらさん
おぉ、半端な味やぬるいものがお好きでしたら、ロシアはぴったり!
日本に帰国してすぐに食べたラーメンがあまりに熱々で、お冷があまりにキンキンで
ロシア人たちは熱すぎて食べられないのではと心配になるくらいでした。
ウラジオストクは来年からJALとANAの直行便が出るのでこれからもっと情報がたくさん
出てくるでしょうね。10年前だったら情報少なかったかもですね〜
面白かったですよ〜