Fedexを探せ
今日絶対来るはず。
楽しみにしている荷物2つが、そろそろ届く予定なのだ。荷物のトラッキングナンバーが事前に分かっていたので、Fedexのサイトで確認したら、はるばる東海岸から、すでに地元の集配局までたどり着いている。もうすぐ、もうすぐ。配達予定日の午後、Jからメールで指令が飛ぶ。イエデ、タイキセヨ。
しかーし、待てど暮らせど誰も何もこない。夕方近くなり、もう一度Fedexのサイトで確認すると、なんと!もう配達済みになっているではないかっ!ステータスは、
『Left at front door. Package delivered to recipient address (玄関の前に置いた。荷物は受取人のもとに配達済み)』。
おいおい。
慌てて玄関を開けるが、どこにも何もなーい!
こういう配達の仕方、アメリカでは非常に一般的だ。誰もいないと、荷物は玄関前に放置される。アパートの管理室に預けてくれる配達の人もたまにはいるが、たいていそのまま置き去り。『玄関マットの下に置いた』などのメモ書きがあったこともある。確かにそこにあった。しかし、50センチほどの厚みのある大きなダンボール箱は、全然マットの下には隠れず、堂々とはみでて、かえって目立ちまくっていたのだった。こんなのわざわざマットの下に入れるなよ…。
この辺りは、治安の良い地区だし、心配はいらないとは思うが、無用心だなぁとそこらに放置されている荷物を見るたびに不安に思うのだった(ほら、この間自転車盗難事件もあったことだし…)。
しかも今日待っている荷物は、おそらく過去我が家で配達してもらった荷物の中でも、最も値段の高いもの。がーん。いったいどこへ行ったの~。もう一つ来る予定の荷物のステータスは、『不在のため、再配達予定』とある。なぜ一つだけ持って帰る?両方とも時間は、午後2時過ぎだ。絶対家にいた。間違いない。
即座にFedexに電話する。怒りまくって電話したものの、こういう苦情の電話のあしらいは、アメリカ人オペレーターは本当に上手い。何せ、決して謝らないのだ。日本だったら、「申し訳ありません」という謝罪の言葉の一つや二つ必ずあるはず。そしてその謝り方、その後の対応などにより、クレームをつける客の怒りをますます煽ることにもなりかねない。しかし、アメリカ人は違う。
「荷物はどこに行ったの?!玄関前になど何もない!家で待ってたのに!」
と怒ったところで、冷たく言われるだけ。
「I don’t know.」
まぁ、そりゃあそうなんだよね。このオペレーターのお姉さんが配達したわけじゃないしさ。そりゃあ知らないのが当然だよね。
オペ「見つかったら、再配達してやる。いつがいいか?」
私「でも玄関前に荷物などないし、盗まれたかもしれない。見つからないかもしれないじゃないの!」
オペ「そうかもね。(It’s possible.)」←ほんとにこう言った。きーっ。
二の句のつけようがないとはこのこと。冷静に対応されると、確かに、この人に怒っても意味のないことだという気にさせられる。連絡先を言え、お前のために私からドライバーに連絡してやると、恩着せがましく言われ、結局最後には「Thank you」とこちらがお礼を言ってしまうという情けなさ。
案の定、待っても待っても、折り返しの電話なんかかかってきやしない。うきーっ。
しかし夜もふけた頃、電話がなった。
「は~い。私近所のものだけど。今家に帰ったら、あなたの荷物がうちの玄関の前に放置されてたわ。お知らせしようと思って電話したの」
番地を聞いたら、確かに近所だけど、全然違う番号じゃ。なんで間違えるかなぁ、Fedex。あぁ、それにしてもご親切な近所の方。いい人でよかった。取りに行くと、荷物のほかに、もう1つの荷物の不在通知も、誤ってこの人の家に入っていた。
優しいこの近所の人のおかげで、無事一つ荷物は手元に届いた。それにしても未だに連絡のこないFedex。見つからないといったら、どうするつもりなのだ。そしてもう一つの荷物はいったいどこへ行く?
<翌日に続く>
いや~、気になりますねぇ。
私はネット通販でしょちゅう買い物をしますが、
ラッキーなことに今まで一度も配達で嫌な思いをしたことがありません。
日本の宅配便と違って、留守にしていても置いていってくれるのが有り難いとさえ思っています(笑)。
配達状況がオンラインにすぐ反映されるのも楽しい♪
でもこういう間違いってありえますよね~。
こんな対応されたら、文句の言いようもないなぁ。
もう1個の荷物、今度はちゃんと届くといいですね。
お荷物届くようにピトピト肉球でお祈りしまてす☆
私の場合、フランスでは当然珍しい名前だし(日本ではそうでもない)、郵便局などに職場が何気にばれているので、なんかあったら職場の電話が鳴るのです。これも良し悪しだったりします><!
悪い事できない(苦笑)
フーデックスってフランスだけじゃないんだ~。
時々職場でフランス人と一緒にお豆腐&こんにゃくを纏め買いします。便利ですよね♪
こんにちわ。
お、FedExといえばメンフィス!
*こんな事しか住んでる場所の自慢がない為、いそいそと大いばりで登場 笑
発祥の地だし、今もココを本拠地にしてるみたい。
FedEx飛行機、めちゃめちゃ飛び交ってます。
荷物、ひとつ目は無事に届いてホッですね。
楽しみにしてる荷物、わたしも何度も下の管理オフィスに見に行きます。
(一度、届いてるのをオフィスが知らせ忘れ、しかも
発送元に返されてしまった経験アリなので…うぅ…)
それにしても、noirさんのオペレーターとの会話、
まるで自分を見ているかのようですた。
Thank youで締めくくるトコあたり。特に… 笑
もうひとつの荷物も、無事に届きますように。
日本のサービスが行き届き過ぎているのか?
それともアメリカが・・・・。(笑)
それにしても、マットの下に隠された(置かれた)大きい荷物を
想像すると笑えてきます。
今日はおいらも朝から宅急便が来るのをずーーーーっと待ってました。
おにゅーのパソコンが今日配達予定になっていたので家の前を黒猫やら飛脚やらのトラックが通るたびに目で追ってました。
どうやら明日の配達になりそうです。
う~ん。まったく他人事じゃないわい。
アメリカを去ってもう2年以上たつが、怒りが昨日のようにこみ上げてくるよ…….。
FedexもUPSもUSPSも、わたしが今か今かと音楽の音も控えめに待ってて家のなかにいたにもかかわらず、玄関ドアに不在票がはさまってたことが何度もあった。
ベル鳴らしたんか、おのれは!?!?
苦情電話も、ほんとしょっちゅうかけてたなぁ。
おかげで、苦情電話ってのは、「ちょっとあんたどうなってんのよ、どうしてくれんのよ?」
じゃなくて、最初から相手にこうさせるんだ、ということを決めてからかけなければいけないんだってことを学んだよ。
もうひとつの荷物もすぐにちゃんと届くといいね…。
海外の配達レベル、日本人にはきついですよね・・・
でもfedexでもそんな感じなんですか。もう何も
信用できないわっ(笑)。
オペレーターはすっごいマニュアル本持ってる
んでしょうね。こう言われたらこうかわす、みたいな。
I don’t knowってよく言いますね。調べてみますって
言えないのかなあとよく思う。やはりこちらが
言い返す強さを持たなければいけないわけですね。
続きも楽しみ(?)にしてます。
佐川とクロネコは、郵政民営に大賛成して、とっとと国外への道を探るべしですね。
日本が世界で大発展したのは、きっと民族性なんだと、noirさんの経験を読むにつけそう思ってしまいます。
でもね、日本もだんだんこんな感じになりつつあります。
荷物、はよもってこーーーい!
>マルコさん
私も今まではいつもちゃんと届いていたのですよ。
それなのに、それなのにどうして今回に限って~(泣)。
そして不在通知の連絡は、今まで一度も上手く伝
わった試しがありません。なぜー。
それにしてもご近所の人がいい人でよかったです^^;
>jijimayuさん
ありがとうございます。ピトピト肉球のおかげで(笑)
無事届きました~。
jijimayuさんの職場が、郵便局の人にばれてる?!
なぜだ(笑)?!きっと親切でやってくれているので
しょうけど、ほんと良いような悪いようなですねぇ。
こちらでは、「フェデックス」と呼んでますが、
フーデックスって、なんとなくおフランスっぽいな~。
>ナンコさん
おー!確かにメンフィスが本場!
そうかー。ナンコさんはこちらに住んでいらっしゃ
るのでしたね。
Fedexは、UPSとかに比べて、今まで悪い経験した
ことがないのですけど、今回はだめでしたねー。
オフィスの知らせ忘れ、っていうのもひどいな~。
いかにもありえそうだ^^;
もう一つの荷物も無事に届きました。ナンコさ~ん、
またもやThank youなんて言っちゃいましたよ~(泣)。
スラスラと苦情を言えるようになりたい…(>_