猫決定!
昨日に続いて猫を見に、別のシェルターに足を延ばしてみる。サンディエゴの南にあるシェルターで、ここは昨日のところとは違い、バラックのような質素なシェルターだ。猫のケージは建物の中にあるが、犬のは外なので寒そうに見える。一周してみると、しかしケージの中はとてもきれいで、よく世話をされている様子がすぐ分かる。働いている人たちも雰囲気が良い。
特によかったのは猫担当のこの黒人女性。15年もシェルターで働いているというデビーは、希望の猫をケージから出して詳しく紹介してくれる。自身7匹もシェルターから猫をもらったというだけあって、猫のことなら何でもござれという感じ。迷う里親希望者に、1匹ずつたっぷり時間を取って猫に触れさせてくれる。
初めて猫を飼う私の友人に、デビーが一押しだったがこのタキシードキャット。
5歳のこの雄猫、前足だけdeclaw(爪抜き)されている。そして前の飼主は引越しするから猫を捨てたそうだ。爪抜きはアメリカではめずらしいことではないが、猫にとっては本当に残酷な手術だ。爪を抜くくらいなら、一生きちんと面倒をみろ、と言いたい。しかしそんな飼主でも猫はかわいがられていたのだろう、驚くほど人懐っこく警戒心がない。名前を呼ぶと、「うにゃん」とだみ声で返事をし、初対面の人間の前でもごろんごろんと激しくお腹を見せる。かわいいやつよ。
そしてめでたくこの子は、私の友人にもらわることが決まったのだった!おめでとう、オマリー(仮名)。幸せになるのだよ。
お?猫決定?飼い主は、kさん??
オマリー → 阪神 → kさん ?
勝手に決め付けた!?
わーい、これでまたサンディエゴの不幸な猫が1匹減り、
幸せな猫飼いさんが1人増えましたね♪
タキシードキャット、かわいいではないですか。
私も猫をアダプトしたばかりなので、色々な思いが重なります。
初めて猫飼いとなるnoirさんのご友人、
これから猫漬けの甘い日々が始まりますね。
ディスカバリーチャンネルかアニマルプラネットかは忘れましたが、猫の爪抜きの番組をみましたよ。獣医さんの多くは反対してましたが、爪が原因で捨てられるよりは、爪を抜いてでも可愛がられるほうがまだマシだという意見もあるようでした。
なのに、爪抜きまで施しておいて捨てる人がいるなんて許せない、と短絡的に思ってしまう自分は未熟者でしょうかね。
オマリーちゃんは、友人さんのお家での新しい生活を始めることができるんですね。うれしいです。
こういう施設のコたちがちゃんと引き取られていく話をきくと、すごくほっとします。
猫の爪抜き(declaw)は、人間で言うと、指の第一関節を切断されるのと同じことだと読んだことがあります。 私は、爪抜きなど夢にも思ったことありませんでしたが、拓を引き取るときに、シェルター側が用意した、「爪抜きはしません。」と記された書類にサインをさせられました。 爪抜きがどんなものかも、そのとき初めて知ったわけです。 猫は爪抜きの手術後、この世のものとは思えぬ鳴き声をあげ、あまりの痛さに、入れられている檻に体当たりで何度もぶつかるのだそうです。 生きているものの命を、このように簡単に処分してしまう人間がいるという事を知るたびに、胸が痛くなってしまいます。 でもこうやって、noirさんのお友達とオマリーくんのようなハッピー・エンディングをきくと、ほんと、心が温まります。
猫の爪を抜いてまで飼わなきゃいけないものでしょうか?
爪を抜けば可愛がってやろうなんて、本当の愛情じゃない。
そういう人って、他に不都合が出来たら簡単に捨ててしまうのでは?
爪の無い猫が、外で自分の身を守れるわけが無いのに。
手足の爪を抜いた猫は、しばらくは歩いたり立ったりできないほど苦痛を伴うそうです。
聞いただけでも、自分の爪に痛みを感じるほど恐ろしく、可愛そうで辛いです。
薦める獣医がいるなんて、とても信じられない。
人間のエゴでしかないですよね。
猫の爪を抜きたい人は、まず自分の爪を抜いて体験してみて欲しいもんだ。
オマリーちゃん、よかったね。幸せになってね。
僕もdeclawは断固反対です。一種の動物虐待だと思います。
僕がCHIPをアダプトする際に、SPCAの担当者から「DECLAWだけはしないでくれ」と念を押されました。そんなこと、とても恐ろしくてできるはず無いですよねぇ!
それにしても、オマリークン、新しい家が見つかってよかったですね。でも、オマリーって名前はちょっと・・・。いや、別にいいんですけど・・・でも・・・。
>あきこさん
『オマリー → 阪神』
よく思いついたね~。すごいびっくりした!
そういえばそんな選手がいたものだ。あれは
ラストネームだったっけ?
>マルコさん
うめこちゃんもつい先日までシェルターにいたの
ですものねぇ。いろいろ思いが重なることでしょう。
私もソフィーが入ってた店のケージを見るたびに
『あぁこんなところに、うちのかわいいソフィーちゃんが
入れられてたなんて信じられない』と毎回不思議に思います。
もうすっかりうちの子ですからね(笑)。
マルコさんももう、うめこちゃん無しにはいられない
ことでしょうね~。
>くろさん
同感です。そんなことまで施しておいて、捨てる神経が
信じられん。人間のエゴを見るようで、爪抜かれた猫を
みるたびに悲しくなります。でもけっこういるのですよ。
私が知っている限り、どのボランティア団体も爪抜き
手術には反対してます。でもたいていの獣医では値段表に
手術料金が書いてあることも事実。しかもその料金は
驚くほど安いのです。
ところでディスカバリーチャンネルとアニマルプラネットは
日本でも見れるのですか。アニマルプラネット、うちの
お気に入りのチャンネルです~。
>雅子さん
あぁ、手術のことを考えると悲しくなります。さぞかし
痛いでしょうよ。オマリーはいつ手術されたかは、分かり
ませんが、肉球をぷにっと押してみたら、硬い部分が全然
なくって哀れでした。しかしよーく見ても全然分からない感じ。
私がボランティアしている団体でも、アダプションのときは
念書書いてもらってます。こんな念書用意しなくちゃいけない
なんて、全くむかつく話です。
爪抜かれた猫でも、本能的に爪とぎの仕草はするのですよ。
ですからオマリーにもダンボール製の爪とぎ買ってあげました。
新しい家でさっそく爪とぎをするオマリーが、不憫でなりません
でした。ざくざく爪がひっかからないから、かすーかすー、って
こすれるだけなのです…。
>piyoさん
おっしゃる通り、爪抜かれた猫は決して外では生活できません。
だったら一生面倒みろよ、と腹立ちます。しかし、獣医の値段表
には、信じがたいほど安い金額が載ってて、たまに郵便ポストに
広告まで入ってくるのですよ。しかも前だけではなく、後足まで
手術する飼主がいます。これぞエゴ以外の何ものでもありません。
だって、家具を傷つけるわけでもなく、ただ爪きりが面倒なだけ
ではないですか!
ボランディアで働いてる団体にも、たまに爪のない子きますが、
他の猫と一緒にするとやられてしまうと思うので、極力離れた
ところにいさせるようにしています。
まったく、piyoさんの言う通り、まずお前の爪を抜けと言いたい。
>matthewさん
オマリーって名前はどうなんですか?!
いや、ものすごい気になります。なんでなんでなんでなんで~?
ぜったい教えてください!
かわいいネコちゃん!オマリーくんかな(笑)
爪抜き手術があるなんて知りませんでした。。。なんて残酷な。
胸が痛みます。
アメリカでは結構メジャーなんですか?日本でもメジャーなんでしょうか?
悲しすぎます。
オマリーちゃんはハッピーエンドになってよかった。
こういう結果に終った今のみ言えますが前の飼い主と一緒にいなくてよかった。
それから私のほうへコメントありがとうございました。
状況は何も変わらないんですが暖かいコメントいただいて気持ちが少し楽になりました。
なるべく早くこの仕事が終るよう話し合って行きたいと思います。
ありがとうございました。
爪抜き、初めて聞きました。
あまりの恐ろしさに鳥肌がたち、涙が出ました。
ひどい、ひど過ぎます。
そんな痛みを経験したオマリーちゃんがnoirさんのお友達に引き取られて本当に良かった~♪
これからのお友達のメロメロぶりが楽しみです。(=^・^=)
寄付で成っているシェルターって日本ではそう、ないですよね。アメリカ独自のシステム?それとも日本
にないだけのシステム?
爪のことはじめてしりました。爪がなきゃ木にも
登れないし、ひっかかなきゃ猫じゃないじゃない!
ところでこのタキシードにゃんこ、うちのラッキー
にそっくりにゃんですが…
>CIBIFIGAROさん
初コメントありがとうございます。
お仕事さぞかしお辛いことでしょうが、どうかがんばって
くださいませ。いつも日記楽しみにしております。
ところで、猫の爪抜き手術ですが、日本では全然メジャーでは
ないと思います。メジャーになって欲しくない。
北米・カナダでよく施されていると聞いたことがあります。
まったく残酷極まりない手術。でもいくら動物愛護団体が
活動しても、廃止に追い込まれないことがまた、自由の国(?)
アメリカっぽい。
>くろねこ・ママさん
爪抜かれた猫でも、本能から爪とぎの仕草はするのです。
見ていて切なくなりますよー。
オマリーは友人宅でこれから甘やかされた生活を送ることでしょう。かなりしたたかそうな猫なんです~。
>にゃ~んmamaさん
でしょう?!私この猫一目見たときから、以前大好きだった
くつしたくんと、mamaさんのところのラッキーちゃんを
思い出しました!これからいっぱい写真撮ってきますからね~。
アメリカは寄付は税金免除になるためか、文化的施設には
たいてい大口寄付者の一覧があったり、建物の名前にも
なるくらい寄付する人がたくさんいます。日本のお金持ちも
これくらいやって欲しいですよねー。
あきこさん、するどいなあ。
阪神の助っ人外人に同じオマリーがいたのをコメントしたのは、家の夫をのぞき、あなただけです。
そして、ほんとは、オマリーではなくクリスコがアダプト前についていた名前で、このいきさつは、長くなるので省略します。
ちなみに、我家は2人とも消極的巨人ファンです。
で、まだナイスな名前が思い浮かびません。
いい名前があったら教えてください。
猫に家具を傷つけてもらいたくない場合、両面テープを張るとか(ペットショップにそれ用として売られていますが、市販のものでOK)、猫がそのようなしぐさにでたら、霧吹きで水をかけるとか、色々方法はあるようです。 私の場合、うちにあるのは安物家具だし、拓にはクローゼット以外、オフ・リミットってないんですよ。 好きなようにさせてます。 確かに全ての猫が拓のように大人しい、良い子だとは限りませんが、爪抜きなんて、やる人間の気持ちが分かりません。 そんな苦しい思いを猫にさせてまで、飼いたいのでしょうか。 それってホントに自分勝手ですよね。 だから簡単に捨てる事も出来るのでしょうが…。 つい、熱くなってしまいました。 ごめんなさい。 オマリー、可愛いですね~。 あんよが真っ白!
>kさん
『おっちゃん』という名前はどうでしょう。
もしくは『ぼく』とか。それか『くつしたくん』はどうですか?
あっ今、人の猫だからって適当に付けてると思ったでしょ(ばれたか!)。
>雅子さん
また、さりげに拓ちゃんのことのろけてますね(笑)。
うちの猫は実はじゅうたんやソファーでも爪をたまに
研いじゃうんですよ。でも猫は爪を研ぐもの。猫と一緒に
住む以上、仕方のないことです。うちの家具も中古か安物
ばかり。しかしアメリカ人って家とか家具にすごくお金使う
じゃないですか。だから気にする人は嫌なんでしょうね。
だったら猫飼うな~!
あ、ばれちゃいました? いやぁ、あからさまでしたね。 ごめんして~!!! もうビョーキなんです、マジで。 ゆるぴて~~!!
>雅子さん
くっくっくっ。いいんですよ~。
あいかわらず、らぶらぶだなぁ(笑)。
猫の抜爪手術
先日、noirさんのBLOGで、前足の爪を抜かれたオマリー君の里親さんが決まったと書かれていた。
ハッピーな話題の影に、抜爪の文字。
噂では聞いていたが、…