爪切りと猫
爪を切るとき、何の上で切るか。いや、猫の爪の話ではなく、人間の爪切り。私は子供の頃から、爪が飛ぶから大きいものを床に敷けと親から言われていたので、必ず新聞やちらしを敷く。そしてその上で爪を切る。
昔は、『夜中に爪を切ると親の死に目に会えない』とも言われてよく注意されていた(『~おねしょする』、だったかも…)。うちは特別古めかしい躾だったのだろうか。今どきそんなこという親もいなさそうだなぁ。
これは、電気のない時代に、家中が薄暗かったため、夜切った爪を踏んでしまうと危ないから言われていたことなのだと聞いたことがある。その話を聞いて以来、こんな迷信はもはや気にしなくていいのだと思いつつも、こうこうと明かりがともる夜に爪を切りながら、親の死に目に会えないかもな、などといつも心の中で考えてしまったりするのだった。三つ子の魂百までとはよくもいったものだ。
4世代居住の家に育ったせいか、このようないやに年寄りくさい迷信をたくさん教わってきたので、いまでもいくつも覚えている。例えば、毎月1日の朝一番にやらなくてはいけないおまじない、新しい履物を夜おろすときにやらなくてはいけないおまじない、などなど。話が長くなるので以下省略。
猫飼いのうちではみなそうだと思うのだが、爪を切ろうと新聞やちらしを広げるだけで、すぐにこんなありさまになってしまうのだった。
また床に広げてるわね。 →
なんでこう、人が見ている新聞やちらしの上に乗りたがるのでしょうねぇ、猫って。アメリカ猫のソフィーも日本猫のノアと同様、当たり前の如く広げた新聞の上に乗る。いったいどういう遺伝子がきみたちに組み込まれて、こんなことをさせるのだ。爪だらけになってしまうから、やめてくださいね。
猫として当然です。 →
ちなみにJは、ティッシュを広げてその上で爪を切ったり(←小さすぎ)、何も敷かないで切ったりする(←もっとひどい)。もちろん夜中でもへっちゃらだ。それぞれ家庭によって子供の頃の躾られ方って違うものだと、見ていてそのこだわりのなさに感心するのだった。
夜、爪を切ると親の死に目に会えない。
私もこれを信じて、昔は夜の爪切りは控えておりました。
が、その所以の一つを聞いてからは、じゃんじゃん切ってます(笑)
私が聞いた理由は、
夜暗いところで爪を切る→深爪する→深爪した傷口から破傷風菌などのバイ菌が入る→酷い感染症を起こす→死亡する。
となり、親より先に死んでしまうため、親の死に目に会えない。でした。
なので、ちゃんと靴履いてれば大丈夫なんだワ!って安心しましたよー。
でも、お墓の前を通るときや、霊柩車を見たときに親指を隠す。は、未だに守ってます。よ。
そうそう、実家のワンコも新聞や広告を広げると、当然のように乗っかってきます。
四足小動物に共通な性質なのでしょうか・・。
新聞を床に広げて読んでいると、かならずやってきて
視線の先にごろりと「じゃまや~~」とずいっとどけても
またもやにじりよってきて、視線の先をひとりじめしたがりますね。
「また”かまって”をやってるよ」と、さんざんなでなで
もみもみをしてやっていました。
ソフィーちゃんも「かまって」がでているのですね。
猫って、どこ産でもそうなのかしら?
実際にまた飼ってみて、検証しなきゃなあ。。
私の場合、爪は好きな時間に切りますが、新しい靴は午前中におろします。昼の12時過ぎてからおろす場合のおまじないを、大人になってから友人に教えてもらい、今もそれは実行しています。
霊柩車が通ったときに親指を隠すのも守っています。それは迷信を信じているからというより、もはや条件反射。
爪は、爪切りにカバーがついたものなので、何も敷きません。足の爪を切る時はカバーを取るので、ティッシュを敷きます。
トムはスーパーの袋を持ってきて、足を半分袋の中に入れるようにして足の爪を切っています。
うちで唯一新聞などを敷くのは、トムが靴磨きをする時ですが、猫も犬も新聞の上にはやってこないなー。
夜爪切ると・・・ってやつは以前は信じていて夜は切ったことはなかったのですが、こっちに来てからは昼間に切る時間がないと夜切ってしまいます。でも、そういう時は日本は今昼だから大丈夫と変な言い訳を自分にしながら切っています。
ところで、おまじないがあるんですか?静岡ではそんなの聞いたことないかもしれません。地方によっていろいろ違うんですね。
>あづ。さん
さすが、あづ。さん、こんな古めかしい迷信までご存知でしたか。
恐るべしっ!
そして、破傷風になるから、という理由ももっともな感じですねー。
それにしても、親の死に目に会えない、というのが子供として最も
避けるべき重大事項だというところが、この迷信の奥深いところで
すよね。今の子供たちに、こんな迷信を信じさせることのほうが
難しそうです。昔の子供は素直だったのかー。
うちの地方では、葬式の花輪をみたら、親指を隠せと言われてました。
理由はなぜだか忘れましたが(笑)。確かに、未だに隠したくなり
ますねぇ。こういうどうでもいいことって、なぜいつまでも忘れら
れないのでしょ。もっと大事なことはじゃんじゃん忘れてしまうのに~(涙)。
>momomoさん
そうですね。視線の先をひとりじめしたがる、というのが正しい
解釈なのでしょうねー。別に新聞じゃなくても、雑誌の上でも
パソコンの上でも乗ってきますものね(笑)。
ソフィーの「かまって」は、勝手にゴロゴロいいだして、頭を
がんがん押し付けてきます。そのうち、お腹だして転がったり
するので、爪切った上でやられると….爪だらけに~~~^^;
アメリカ産の猫でよろしければ、お世話いたしますよ~ん♪
>マルコさん
ふふふ。トムはスーパーの袋の中で爪を切るのですね。いかにも
潔癖症のトムらしいわ~。マルコさんはJと同じでティッシュの上
なのですね。それぞれ育った家庭によって、躾が違いますねー。
靴磨きのときに、新聞に動物が乗らないのは…、たぶんマルコさんが
新聞広げたら乗るのではないかと推測されます(笑)。お試しください
まし。
あ、やっぱり霊柩車のときに親指隠しているのですか。あづ。さんと
一緒ですね。私は葬式の花輪みたときに親指隠します。どこで違っ
ちゃったのでしょうねぇ^^;
新しい靴のおまじない、ってどんなのだろ。私のと一緒かなー。
包丁とかの刃物で、靴の裏を切るふりをする、というのですが、
いかが?
昼過ぎからおまじないしなくてはいけないとすると、マルコさん
今でもしょっちゅうおまじないしてるのね(^^)かわいい♪
>だのりさん
あははは。それはすごい解釈だ!アメリカ在住のみなさん!↑
だのりさんの言う通り、確かにこっちの夜は日本の昼間だから
安心してじゃんじゃん切って大丈夫ですよ~(^o^)丿
私が子供の頃に教わったおまじないは、新しい靴を夜おろすとき
刃物(包丁など)で靴の裏を切るふりをする、というものなの
ですよ。たぶんこれも、昔は夜道が暗くて危ないから、気をつけろ
よ、という注意のようなものではないかと思われます。
ま、夜といっても日本では昼間だから、このおまじないも省略して
OKですよ~(笑)。
新しい靴を午後におろすときのおまじないは、
黒のマジックで靴の裏に何かを書くというものです。
何でもいいらしいので、私は黒い小さな丸をいつも書きます。
noirさんのおまじないと、靴の裏という共通点がありますねー。
これは3世代同居のコンサバな家庭で育った人に教えてもらいました。
お久しぶりです~^^
小さいころ良く言われたのは夜口笛えを吹くと蛇が出るとも爪と同じくらいに言われましたね。
都会に住んでいたら突然蛇なんてどこから~と思いますものね。
日本のそういった事って戒め的なものが多いですよね。日本の童話もそうだし、こだわりが強いとこがあるような気がしますよね。
うちの、お姑さんは結婚式の引き出物に赤飯は付き物だ!と言う人で、、木は節分の日だけ切ってもいいとか、、ははは、、今だに毎年こだわってやっていますよ。
長くなりましたけど、、
うちの2にゃんは眠くなってきた所を狙って一気に切っちゃいますね♪
にゃんずたちは何があったんだろか~?くらいで暴れずに済みますよ^^b
あ、夜に口笛を吹くと蛇が出る、言われた言われたッ!
夜中静かな時に高く通る緊急音のようなものを出すなと
いうことかしら??(??あやふや
で、緊急報告ですが、、
検証してみる事になりました。
来週土曜にうちに来るコは、視線の先で転がるでしょうか!?
わくわく。
夜に爪を切ること、霊柩車とお葬式の花輪を見たら親指を隠す、夜に口笛を吹く…これらすべて知っていますが、「どうせ迷信でしょ」と言い切ってあまり気にしないかわいくない子供だったあたしです(笑)
靴を下ろすのは午前中?という話は初めて聞いたかも!
ちなみに爪を切るときは何も敷きません。
その代わり、爪切りで爪を切っていって、ふちをちょっとだけ残して、あとは手でねじり取ります。
絶対爪は飛びません(笑)
私も夜に爪を切るのは控えています。ので、爪が伸び放題・・・・へへへ。
なんか、私が聞いた所では、江戸時代に「夜詰め」というのがあって、それに当たると、親が死んでも帰れなかったそうです。夜詰めは親の死に目に会えない・・・・・・が、いつしか「夜詰め」が「夜爪」になった・・・と聞いた事があります。
>マルコさん
マジックで靴の裏に何か書く!そんなおまじない方法が
あったのかっ!
それにしてもいったいどういう理由で、靴の裏におまじ
ないするという話が普及したのでしょうねぇ。私の場合、
夜中に新しい靴を履いて外出するというシチュエーションが
今は皆無のため(笑)、最近やったことありません。
次にやるとき間違えて本当に靴切らないようにしなきゃ^^;
>AJさん
おー。ありましたね。夜中に口笛ふくと…ってやつ!
あと、夜中に火遊びすると…っていうのもありません
でしたか?いずれにせよ、確かに戒め的な話が迷信と
して残っているような感じはいたしますね。
子供に蛇を怖がらせて、火遊びさせないようにするとか?!
いまどきの子供はいかにも信じなさそうだなー^^;
AJさんのお姑さんもこだわりの方のようですね~>
赤飯はまだしも、木を切るのは節分だけ、というのは
初めて聞きました。なぜだろ?きこり危うし!(笑)
>momomoさん
いやーん。土曜日に猫がくるのですね~~~~~~。
とうとう、とうとう、とうとう、また猫飼いに!
私もとても楽しみです!いっぱい写真とって、たくさん
見せてくださいね!!
口笛ふくと…、というのは全国的な迷信のようですね。
私も言われました~。蛇なんかでるはずないもーん、と
思って、これはあまり言いつけ通りにしてなかった
かも~(←かわいくない子供)。
>がらさん
おぉ、がらさんのところにも同じ迷信が伝わっていたの
ですね。口笛ふく話が一番普及してるのかしらね。
うちのほうでは、夜更けに靴をおろすといけない、と
いう話でした。きっと履き慣れない靴を夜履くと危ない
から、迷信になったのでしょうねー。でもなぜ包丁で
靴裏を切る振りをするとOKになるのか、そこが不明(笑)。
そ、それにしても…爪をねじり切る!さすが、がらさん
爪切りひとつとっても個性的ですねー。うん。確かに
爪は飛ばなそう(笑)。しかし素人が真似すると、深爪し
そうなので気をつけるようにいたしますね^^;
>うさをさん
「夜詰め」って、夜勤とか夜の警備みたいなものでしょ
うかね。
夜詰め→夜爪
なるほどー。これは新たな説だわ。しかも江戸時代って
ところが、妙に信憑性があるような、ないような(笑)。
ところで、うさをさん、今はもう夜に爪切っても問題
ないと、思われますので、どうぞ切ってくださいま
し~~(@_@)
うわ、会長との共通点を発見! 僕も、夜に爪を切ると親の死に目に会えないと子供の時に聞き、それ以来、夜爪を切るたびに、そのことが頭によぎります。(でも、平気で切っちゃいますが) もともと迷信深くない家庭で育ったので、僕が知っているのはこれくらいなのですが、東京にいる両親共働きの家庭で育った僕の友人は、幼いときから祖父母に育てられたからか、以上に迷信深いんです。会話の中で、なにか不吉な話題でもあがろうものなら、すかさず、「鶴亀、鶴亀」なんて唱えたりして、思いっきり年寄り臭い彼です、あはは。
そして、僕がチップの爪を切る時ですが、いつもパティオで切ってます。外なので、飛び散っても気にならないですから・・・。
>matthewさん
おぉ、副会長もそんな古い迷信をご存知でしたか。
それは意外。しかし何より、今でも夜爪を切るたびに
頭をよぎるというのが、私と一緒ですね~。子供の頃に
教わったことって、どうしてこう忘れないものでしょうね(笑)。
それにしても、「鶴亀、鶴亀」だなんて!
昔の人ですか、とツッコミ入れたくなりますよ~(笑)。
ほんとにそんなこと言う人がいるのですねぇ。しみじみ。
あぁ、パティオで猫の爪を切るのはいいアイデアですね!
猫の爪って小さくて探し難いから、いつもめんどうだったの
ですよ。今度真似させていただきます♪教えてくださって
ありがと~。