退院しました

前回投稿からすぐにノアは入院することになった。病名は「糖尿病性ケトアシドーシス」。3月に検査したときには正常値だったが、この日は血糖値は異常に高い数値になっていた。
ぐったりしたノアを泣きながら動物病院へ連れて行き、即入院。低体温で脱水症状もあった。前日2回も別の動物病院へ連れて行ったのが悪かったか(かかりつけ動物病院が休みだったので)、長い待ち時間が悪かったのか、シリンジで水を飲ませるのが足りなかったのか、暖かい毛布にくるんでやればよかったか、と様々な後悔と自責の念にかられる。
今後は自宅でインスリン注射を1日2回、今までの飲み薬は中止。血糖コントロールがうまくできるといいのだが。
退院したノアはまだふらふらで立つこともやっとなのだが、自力で水をごくごく飲み、自力で療養食(ヒルズK/D)を少し食べ、自力でトイレも使うことができた。よろけながらも私の膝の上に登ってきて眠るノアは、驚くほど体重が軽くなってしまい羽のように軽い。

猫にごはん

これで約2か月分のインスリン

1週間前は覚悟するよう医者から言われ、電話が鳴るたびにびくびくしたが、徐々に回復しこうして退院できた。1週間前のあの様子からは退院できるようになっただけでも夢のようだ。
入院日数がたつにつれ、意識のないような状態から「今日は朝怒りましたよ」「今日はずっと怒っていましたよ」「覗き込むだけですごく怒りましたよ」などと面会に行く度にいつものノアに戻りつつあるように変化していた。怒り度合がこの猫の健康のバロメーターなのか。
そしてついに退院した日には「今日は私の膝に乗ってなでろとスリスリしてきましたよ!」と片瀬那奈似の美人看護士さんに言われた。怒りMAXになると急に逆に振れるのか!
がんばれノア!

8件のフィードバック

  1. そうだったのですね!
    とりあえず退院できてよかったよかった。
    ノアちゃんのこと、ebizouと共にとっても心配しておりました~
    意識のないような状態から、よくここまで頑張りましたね。
    ほんと、怒るって、元気のバロメーターみたいなものですよね(^^;
    ノアちゃんがどんなに愛されているか本当によくわかっているので
    胸が締め付けられる思いで読みました。
    糖尿病を患いながら長生きする子も多いですね。
    ノアちゃんも頑張れ~(^^)/マーシャも応援してます。
    noirさんJさんもご自愛ください。

  2. 糖尿病性ケトアシドーシス、思わずグーグルさんに尋ねちゃいました。
    急激にインスリンが足らなくなってしまった状態、ということなのですね。
    原因が気になりますね。3月には正常値だったのに、2ヵ月で急激に病態が変化した原因がわかると対応が出来るのに。やはり膵臓の機能が低下してしまったということになるのでしょうか…?
    後悔、しますよね。
    でも大丈夫、ノアちゃんはお家に帰ってこられたのですもの。
    これからのことを考えてくださいね。

    おじさんもキレる老人(老猫?)なので、きっと怒り度数で回復具合を推し量るのだと思っていましたが、典型的な内弁慶なので、以前尿路結石で入院した時は、すっごく大人しくて水すら飲めなくらいカチコチになって、まさに借りてきた猫だったそうです。(看護師士さん談)
    様子を見に行ったら、あたしを見た瞬間、物凄い勢いで水を飲みだしました。
    あれはなんだったのだろう…「オメーだけには弱みは見せねぇ!」という虚勢だったのだろうか(苦笑)

  3. びっくりしました。
    数ヶ月前に正常値でも急に糖尿病になるんですね。退院できるまでに回復してよかったです。
    ノア、よくがんばったね。看病するノア殿、jさんも心配で辛かったことと思います。
    このまま徐々に回復していきますように。

  4. ご無沙汰してます。頭をよぎって覗いたらノアが。心配ですね、ウチの犬も10歳になり、先のことを考えては「いかんいかん」と。みんなの愛情手当で、ノアも安心してるのですよ、本当は。祈ってます、南の空から。

  5. ノアちゃん退院おめでとうございます。よかったです~^^
    なんかいてもたってもいられなくなり、瑣末な情報を送りつけてしまってすみません(汗)
    うちも数年に亘り、腎臓病と闘っていた子がこの2月に昇天したのですが、最初は知らないこと、出来ない事ばかりで・・・糖尿病のことは知らないなぁ。猫にもホントに色んな病気がありますものね。また勉強しなくては。
    今は16歳、14歳、8歳の猫と人間2人で暮らしています。noirさんの文章が楽しく、たまにレシピなども参考にさせていただいているんですよ。
    無精なのでノーコメントになるかもしれませんが(すみません)、応援してますので、頑張って下さいね。

  6. >にゃうちろさん
    応援いただきありがとうございます。ebizouさんにもよろしくお伝え
    くださいませ。
    ノアはあれからも急に弱まってしまい病院へ連れて行ったりしていますが
    調子のいいときは今までと変わらず、甘えて私の腕枕で寝たりしているのです。
    ずっとこの調子が続いてくれるといいのですが^^

    >れんとさん
    ふふふ。
    私も元気にしております。ご心配いただきありがとうございます!

    >がらさん
    猫の糖尿病は発見が難しいらしいです。じわじわと悪くなっていたのでしょうが
    検査でも分からなかったのです。私が病院連れて行ったときは血糖値が異常な
    高い数値だったのですが、退院後一度また具合が悪かったときは今度は
    低血糖だったのです。症状がわかりづらい!
    入院中のおじさんはがらさんの顔見て安心したのかもしれませんよ~。
    ノアも私たちが行くと分かるようで、大人しくなでさせてくれました。

    >Kさん
    そうなのですよ。急に糖尿病であることが分かったのです。
    体重が減ってきたり調子が悪かったりは、今思うと糖尿病だったようなので
    すが、検査でも結果がでないそうなのですよね。
    ご心配いただきありがとうございます!

    >九州男児の配偶者さん
    おぉぉぉぉ、お久しぶりではないですか。南の地へ行かれたと、風のうわさで
    聞きましたよ。お元気ですか。九州男児とノアの対決を思い出しますね。
    あの頃はみな若かった。。。。
    ご心配いただきありがとうございます^^

    >Fさん
    とんでもない、いろいろ教えていただきありがとうございました。
    みなさまに心配していただき応援いただきノアともども心強いです。
    腎臓病の猫さんがいたのですね。うちも腎臓病療養食続けています。
    ノアは糖尿病用のご飯になりましたが。ほんといろいろな病気があります
    ねぇ。知らないことばかりで、どんどんスキルを積まないといけない状況に
    なってあわあわしております。
    Fさんのところの猫さんたちも高齢化しているのですね。うちと確かに年近い
    ですねー。いつも猫にごはん見ていただきありがとうございます。レシピなんて
    全然更新もしていなくてお恥ずかしい。
    これからもどうぞよろしくお願いします^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください