再び絶望する猫

ソフィーに猫にきびができてしまったのは、もう4ヶ月近く前のこと。あのとき、悪化して病院で毛を剃られてしまった痛々しい顎は、毎日の洗顎の結果飛躍的に回復し、今では真っ白でほんのちょこっとピンク色のかわいい顎にすっかり戻った。
しかし、ある朝Jが気がついた。
「IDタグの部分がかぶれているようだ」
慌てて首輪(首輪にIDタグが付いている)を外してみると、タグの形、ハート型に毛がむけているではないか。それも地肌がでるくらい赤むけになっている。ひ~。ちっとも気がつかなかった。
顎がきれいになったと、前日マルコさんに見てもらったばかりなのに。胸元の毛がふさふさしているから見えなかったのか。いや、こんなにひどく毛が抜けているのだから、もしあのときこんな状態だったのなら、前の日に気づかなかったはずはあるまい。ということは、一日で毛が抜けた?見ると、まるで火傷したかのようにそこだけ毛がない。暑い日だったから、金属のタグが火傷するほど熱くなって、毛が焦げてしまったのか。いや、一日中家の中にいるのだから、いくらなんでもそれほど熱くなるはずはない。となると、考えられるのは突如として金属アレルギーになってしまったということ。もう長いこと首輪もIDタグも付けているのに、なぜ突然こんなになってしまったのか不思議だ。とにかくもう付けるのは止めよう。
幸い、猫にきびのときに動物病院でもらった炎症止めの塗り薬がある。それを塗って、と…。すると、舌をめいっぱい延ばして、薬を舐め取ろうとするではないか。ひー。こんなに地肌がでている傷づいた肌、ざらざらの舌で舐めたら、血が出るのは目に見えている。ダメダメ。もうこうなったら、あれしかない。

エリザベスカラー

前回も、あんなに絶望してしまったソフィーだが、仕方あるまい。やるしかない。カラーを装着し、薬を塗り、ソファーにソフィー(←早口言葉か)を置く。すると….。
またもや絶望する猫。 → またもや絶望する猫

またもや動けない。一歩も動けない。呼吸は荒く、瞳孔も開いている。まるでソファーに同化して、このまま消え入りたいと願っているかのように、微動だにしない。前回は24時間で飼い主のほうが見るに耐えずに外してしまったが、今回はそうはいかないのだ。心を鬼にする私。
もうダメだ…。 → もうダメだ...。

出先から帰っても、まだそのままソファーの上。ひー。一歩も動いてない。夜になっても、ずっとずっとそのままだ。水を飲ませようとしても、大好きなドライフードを目の前に置いても、全く無反応。気のせいか、呼吸が浅く弱々しくなっている。
あずきさんのところの小太郎ちゃんは、何度もエリザベスカラーの経験をし、今も2ヶ月近くもカラーをつけっぱなしなのに、普通に生活している。過去の小太郎ちゃんの様子なども、何度も写真をながめ、慣れれば大丈夫なのだと自分を納得させてみる。しかし目の前で、まるで息耐えようとしているかのような小動物を見ると、どうしても放っておけないのだ。仕方なく、夜になってトイレ休憩を設けた。
パチンとエリザベスカラーを外すと、今まで動かなかったのが嘘のように、全力疾走して走って逃げるソフィー。まるでパチンと何かのスイッチを入れたかのようだ。そして、もりもりと餌を食べ、ごくごくと水を飲み、ばりばりとトイレに行く。そ、そんなに我慢していたのか。しかし、一息つくとすぐに赤むけの傷口をペロペロと舐めだしてしまう。あぁぁぁ。
すまぬねソフィー。再びカラーを装着する。すると、またもやパチンと電源を切られたかの如く、その場でぴたりと動かなくなってしまうのだった。ソフィーよ、きみも辛いだろうけど、見ているこちらも辛い。他の家はみんなどうしているのだろう。いったいどうすればよいのだ。
がんばれソフィー!
大丈夫か? → 大丈夫か?

17件のフィードバック

  1. ソ、ソフィちゃん・・・カラーってそんなに違和感があるの?
    我が家では経験がないのでわからないのですが。
    トイレもごはんも食べないなんて、心配ですよね。
    ノアちゃんも、心配してるんですね。
    ソフィちゃん、ちょっとの間だと思うから我慢だよ。

  2. あぁぁ・・そんなことになっていたのですね。
    ソフィーちゃんはカラーで絶望しちゃう猫だから何か他の方法ないかしら?
    momomoさんおっしゃってるように何か着せちゃう・・・包帯巻いちゃう、なんてどうかしら?やっぱり絶望する?

    小太郎はカラーに関しては全然気にしない奴なので(だったら神経質にグルーミングなんかするなよ!)

    しかし今日この頃、またまたハゲが広がりつつあるので見るのも辛い私です(しくしく)

  3. お久しぶりです。
    ついついエリザベスカラーに反応してしまいました(汗)
    うっうっ(涙)可哀相なソフィーちゃん。

    noirさんは柔らかいエリザベスカラーがあるのを知ってますか?
    しいて言えば、ビニールでできた子供のよだれかけみたいなのです。
    ラッパみたいに顔を覆うより、よだれかけ状態にしてあげれば
    キズを舐められないし、少しは動けるようになるかもしれませんよ。

    長時間一歩も動かない状態が続くと心配で出かけられませんからねぇ。
    1日も早いソフィーちゃんの回復を願います。

  4. 大変。はげちゃったところ自体も心配ですが、
    エリザベスカラーで動けなくなるのも心配ですね!
    トイレ我慢しちゃうのが一番怖いかな??
    うちのマーシャは、不妊手術をした後にカラーをつけましたが
    若かったせいか、カラーをつけたまま飛び跳ねてました。
    歩きにくそうにヘコヘコしてましたが、元気に食べて遊んで
    器用に毛繕いしてトイレも行って…
    もう数年していないけど、今だったらソフィーちゃんみたいに
    絶望しちゃうかな?
    早くソフィーちゃんが治りますよう、
    心よりお祈りしております!

  5. 金属アレルギーで時計が出来ないんで、ソフィちゃんの苦しみ、わかるわぁ。。。かいいのよねー、きっと。膿とかはでなかったですか? でも、一日でなるのはかなり不思議ではありますね。ぐっと酷くなったんだろうか。。。

    私の知り合いも、綿のジャージのような生地で腹巻(その猫はお腹を舐めまくって傷にしちゃうから)をはめてて、なかなかいいようですよ。そういうのもありかなー。こんなにしょげられちゃうと、見てるほうもかなりつらいですよね。トイレにも行かないとは。。。

  6. ありゃりゃー。ソフィーちゃんの災難再びですね。皆さんが言われてるように、何か別の方法を考えた方がいいのでしょうかねえ?
    たしかに、トイレを我慢するなんて、よっぽどですよね。ああああああ、かわいそうに〜〜〜〜〜〜。

  7. 絶望再びですか。
    モモもエリザベスすると、ソフィーちゃんのように絶望してしまうので、見ている方のつらさ、よぉくわかります。
    アレをつけると、ヤル気がすべてそがれてしまうのでしょうか…。
    たまに元気すぎて夜中に走り回るモモを見ると、エリザベスの刑にしてやるぅ!と思ってしまいます。
    ソフィーちゃん、お大事にしてね☆

  8. ああ、おいたわしい。想像を越えるエリザベスの魔力。
    水、えさ、トイレ、全部我慢しちゃうほど固まっておられたのか。
    うーん、うまくいえないけど、閉所恐怖症の人と同じ圧迫感、恐怖感があるのかもしれません。

    エリザベスカラーの丈を低くする。
    ヘアターバンを加工して首輪っぽい保護カバー作る。
    サイズ合いそうな子犬用の服きせる。

    アメリカならエリザベスカラーに替わる何かがみつかりそう。
    一刻も早い回復を祈っておりまする。

  9. あららぁ~ソフィちゃんが宇宙人みたいになってる。
    CMで“エリザベスカラー”のCMを良くみかけるのですが、
    ソフィーちゃんまでお世話になっちゃってる。

    是非ソフィーちゃんの感想を聞いてみたいもんです。

  10. ソフィーちゃんの絶望・・・全部をガマンしちゃうところがすごいですね。なんでだろう~??
    恐怖症になっちゃったのかな、瞳孔が開いて呼吸も荒くなっちゃうなんて。一刻も早くアレルギーが回復することを願います。

    ノアちゃんも、絶望しているソフィーちゃんが心配なんですね。ノアちゃんはカラー平気なんですか?
    ノアちゃんにカラーつけて平気なところをソフィーちゃんに見てもらうとか・・・?

  11. うちのマサルにも黒ニキビができました。
    なんとなくトラバしてしまいました。
    ソファーにソフィー
    なんだかその言葉に面白みを感じます。
    がんばれ!ソフィーちゃん。
    エリザベスカラー透明だと周りが見えるからいいですね。
    うちは水色なのよぉ。

  12. わーん!可哀想過ぎるぞ、ソフィちゃん(涙)
    いきなりアレルギー体質になったのでしょうか?
    エリザベスカラーが必須ってのは、ソフィちゃんには理解できないからなぁ。
    でも、この落ち込みようは尋常じゃない。
    早く治りますように(*・人・*)

  13. まだまだエリザベスな小太郎

    ストレスのためか神経質にグルーミングを繰り返した挙句すっかり毛が薄くなってしまった小太郎。
    きちんと毛が生え揃うまで再びカラーを着けておくことにしたのが5…

  14. >ボーちゃんママさん
    ノアは心配しているのか、ただ興味があるのか^^;
    しきりにエリザベスカラーのにおいをかいでおりました。
    カラーは、ソフィーのような臆病な猫にとっては相当な
    負担のようです。うちはもうあきらめました…(涙)。
    皮膚は随分治ってきたのですよ~。

    >momomoさん
    確かに!裁縫はだめでも、編物ならできます。セーター
    とてもいいアイデアですね。次のとき(?)までに
    なんとか作れるかなぁ….(T_T) 

    >あずきさん
    トラックバックありがとうございます。
    もう何度も何度もあずきさんのサイトをみて、小太郎ちゃんに
    感心しておりましたよー。すごいなぁ、小太郎ちゃん。
    最初からOKだったのでしょうか。何日かしたら慣れる
    のかなぁ。
    グルーミングしすぎも心配ですよねぇ。どうか早く
    毛が生えてよくなるよう祈っております!

    >踊る運び人さん
    こんにちは!
    柔らかいエリザベスカラーなんて、全然知りませんでした。
    ネットで検索したら、確かにありますねぇ。日本の製品
    っぽい、いかにもよくできたカラーでうらやましいです(涙)。
    アメリカにはこんなのないですよぉぉぉぉ。試しに
    ペット用品店で聞いてみても、硬いラッパみたいなの
    しかないですもの~~~。
    今回は幸い回復してきたので、もうつけなくても大丈夫
    でございます。日本帰国の際にはぜひ手に入れたいと
    思います!教えていただきありがとうございます!
    (PS. なつかしの金魚すくいで、日本の夏を思い出しました♪)

    >にゃうちろさん
    そうなのですよ。トイレ我慢するのが一番いやですよねぇ。
    心配になってカラーつけたままトイレに入れたら、カラーに
    砂がずざざっと入って、砂まみれになったままじーっと
    座ってたのです(涙)。
    マーシャちゃんは大丈夫だったのですね。いいですねぇ。
    最初から平気そうにしていたのですか?やっぱり猫の
    性格によって、向き不向きがあるのかなぁ。
    にゃうちろさんの祈りが通じて、よくなってまいりました♪
    ありがとうございます(^O^)

    >koruさん
    あぁ、koruさんも金属アレルギーなのですね。ある日
    突然なったのですか?ソフィーは今までずっと平気
    だったのに、いったいどうして急にこんなになって
    しまったのでしょうねぇ。不思議でなりません。
    koruさんのコメント読んで、ジャージ風の布を首に
    まいてみたのですが、うまくいかないのですよぉぉ。
    ちゃんと猫用にぴったりしているのがあったら、大丈夫
    かもしれません。幸い今はもうずいぶんよくなって
    まいりました(ほっ)^^;

    >うさをさん
    そうなのですよ。もうエリザベスは無理だという結論に
    達しました。何か別のものを、とおろおろしているうちに
    結局治ってきました。最初から何もしないほうがよかっ
    たか?(涙)
    ご心配いただきありがとうございました~^^

    >モモねこさん
    モモちゃんも絶望してしまう猫なのですね。たぶん
    おっしゃる通り、やる気が一気にうせてしまうのでしょ
    うねぇ。でもねぇ、もう少し適応能力があってもいいの
    に…(涙)
    ご心配いただきありがとうございます。おかげさまで
    だいぶ良くなりました。モモちゃん元気いっぱいすぎ
    て、エリザベスの刑にならないよう祈っております(笑)。

    >Kさん
    そうかー。閉所恐怖症なのかも。ん?でもいつも真っ暗
    なクローゼットに逃げ込むくせに、なぜじゃ。
    サイズの合いそうな子犬の服をさっそく見に行きました。
    どれも、なんだかゴワゴワで硬そうな、オーバーデコ
    レーションでセンスの悪い(←これは関係ないか)服
    ばかりなのですよ。がっかりです。
    幸い何もつけないでもよくなってきました。
    ご心配いただきありがとうございます~^^

    >judyさん
    エリザベスカラーのCMがあるのですか!すごい。
    私もネットで検索してみたら、驚くほど普通に生活して
    いる動物の写真ばかり目に入り、うらやましく驚いて
    いたのです。
    ソフィーはきっと人間に虐待されたと思っているに
    違いないですよ。しくしく。

    >がちょんこさん
    アレルギーはどうなのでしょうね。治るのかどうか
    分からないので、もう怖くてIDタグと首輪はつけられ
    そうもありません~(涙)。
    がちょんこさんのご意見を参考に、試しにノアにつけて
    みました^^; そうしたら、狂ったように暴れて外そうと
    しておりました。全然違いますね。びっくりしました。
    しかしそんなノアの様子を見て、ソフィーは恐怖のあまり
    硬直したまま、自分だけ逃げ惑っておりました。うぅぅ(>_

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