こんなところに泊まった
アメリカ滞在中は、ずっとマルコさんの家に泊めてもらった。
そう今回の旅行は、空港まで送り迎え(J)送り迎え(マルコさん夫婦)付きという非常に楽ちんな旅行だったのだ。だってね、旅行した時期はちょうど日本で新型インフルエンザが話題になっていた頃だったので、もし成田で微熱でもあろうものなら隔離されるのではないかと、はらはらだったのだ。
というわけで、旅行中は、店やレストラン以外ではほとんど英語も使わずにすんだ。今回一番英語をしゃべったのは、帰りの飛行機の中で隣に座ったグアム人のおばあさんとだった。85歳になるというおばあさんは、孫の大学の卒業式に出席するために、グアムからNYまで旅をしたのだそうだ。成田に着き、検疫の人が防護服に身を包んで飛行機に乗り込んできたときは「あの人たち何しにきたの?!」と驚いていた。インフルエンザの検疫だ、と説明したのだが、通路を歩いて見て回るだけの形式的な検疫に、何がおこったのか理解できなかったようで、「あのマスク着けてる日本人たちが病気だから、検疫官がきたんじゃないか?」と一列前の日本人グループを指差すおばあさん。違う違う。
案の定、アメリカでマスク姿を見かけることは皆無であったが、今じゃ日本でもマスク着けてる人はほとんど見かけない。ほんの半月前までは「ニューヨークへ旅行に行く」と言っただけで、何人もにやめたほういいと止められたくらいなのにね。しかし無事でなによりだった。
ところで卒業式といえば、マルコさん宅の近所のプリンストン大学でも、ちょうど卒業式をやっていた。帽子とガウンに身を包んだ若人たちと、誇らしげな家族たち。いいですねぇ。他人事ながら感激が伝わってきて、ついでに写真をぱちり。
ミシェル・オバマの母校でもあるこのプリンストン大学といったら、思い出すのが映画『ビューティフル・マインド』だ。ラッセル・クロウが歩いていそうな、この古い趣のある建物が素敵。
マルコさんの家には、懐かしの犬猫たちがいる。サンディエゴで会って以来だね。また会えてうれしいよ。
夏毛になってちょっと痩せたあんこちゃんは、相変わらず元気でご飯もよく食べる。もっと撫でて、と催促する様子も変わらないね。犬がいると、散歩ができるのがいい。別に犬がいなくたって散歩してもいいのだが、なんとなくこうきっかけになるというか、散歩せざるを得ないという環境がまたいいではないか。
緑豊かで静かなプリンストンの街は、雨上がりの散歩がとても気持ちいい。サンディエゴと違って、古い重厚な家が多いので、立派なお宅をみているだけでも楽しい。どれもいかにも東海岸らしいのだよねぇ。街全体が森の中といった感じで、自然に囲まれていて美しいこと。
近くに大好きなお墓があったので、墓地の中をゆっくり散歩した。ここはプリンストン大学ゆかりの方々のお墓だそうで、1800年代の古いものから、最近のものまで。向きも形もさまざま。
墓石に書いてある文字を読みたくて近寄ろうとすると、必死にあんこちゃんが抵抗して、近づきたがらないお墓もあるのが面白い。何か犬には見えるのだろうかね。そうかと思うと、中にはものすごく興味しんしんでにおいを嗅いでいたお墓もある。土葬のお墓だものね。犬的にはすごくにおうものがあるのだろうか。
久しぶりのうめこちゃんは、以前よりも白くなって(家猫になったからか)、ふっくらしていた。
うめこちゃんは、毎晩のように私の布団に忍んできて、胸の上でもみもみもみもみ、ごろごろごろごろ、すりすりすりすり。あーもうかわいいったらないではないの。うちの猫たちだって、こんなに激しい愛情表現はめったに見せないというのに、毎晩こんなに甘えられたら、もう日本に連れて帰りたくなってしまうよ。
ちなみに日本製の、(うちの猫たちには)おいしいと評判の猫缶をお土産に持っていったのだが、見事に一口も食べなかった。うーむ、根っからのアメリカ猫なのだねきみは。
マルコさん、1週間たいへんお世話になりました。おかげでとても楽しい旅行になりました。どうもありがとう。
一緒に遊んでくれたあづ。さんも、どうもありがとう。また日本で遊びましょうね~。
楽しそうな旅で何よりです(^^)
私は木が好きなので、森に包まれたような街並みって憧れます。
あーでも海の近くに住んだことがないから、開放的な明るい海のそばも憧れるし…とにかく自然て癒されますね。
アメリカの卒業式の様子も素敵。
余談ですが、私の母校はキリスト教の大学だったので、卒業式も洋風?に
マントに帽子かと思いこんでいましたが、そんな格好をしている人は皆無で
私も普通に袴で出席しました(笑)
あんこちゃんもうめこちゃんもとっても可愛いですね。
お墓、古びていて、日本のお墓とは違うけどやはりちょっと怖いような雰囲気もありますね。あんこちゃん、やはり何か感じているのかな…
犬や猫って人間には見えないものを見ている気がしますものね。
noirさん、お墓がお好きだったのですか!
私も毎日のようにお墓の周りは散歩していますが、
敷地に足を踏み入れたことは一度もありませんよ(笑)。
あんこを毎朝散歩に連れて行ってもらえたので、
私も束の間楽ができました。
お土産の猫草、うめこは喜んで食べています。
買ってもらったおもちゃでも、ちゃんと遊んでやっていますよー。
この前は、あづ。さんが上手にうめこと遊んでくれました。
日本での再会を楽しみにしています。
>にゃうちろさん
ありがとうございます。とーっても楽しかったです(^o^)
海から車で5分くらいの距離に住んでいたことはあるのですが、窓から海が
みえるほど近く、というのはまだないです。あこがれますよね~。
ほんと、こうして写真でみると、森の中というか木に囲まれた暮らしという
のもあこがれですよね~~~~♪
ふふふ。マントに帽子って、外人はよく似合いますよね。日本人が矢絣と袴が
似合うように、彼らも袴姿に、あんな格好してみたいなーって思うのでしょう
かね?!
外国のお墓は、火葬してないと思うと、なまなましいですよねぇ。ついつい
ホラー映画のシーンを思い出してしまいます^^;
犬猫たちは見えないものを、たぶん感じているのでしょうねぇ。ぶるぶるっ(@_@)
>マルコさん
アメリカのお墓大好きです。よくポイントローマへも散歩に行ってたの
ですよ(笑)。ミリタリーの整然としたお墓と違って、プリンストンの
お墓は妙になまなましくて、特に楽しかったです。アーリントン墓地もお
すすめです。
猫草食べてますか!よかった。きっとうめこちゃん好きだと思いました。
あづ。さんは猫と遊ぶのもお上手だったなんて。さすがなんでも器用に
こなされますねぇ。うめこちゃんに、胸をもみもみされた夜が懐かしい(笑)。
マルコさん、ほんと幸せですねぇ。飼い主冥利につきます。
その節は、暖かいおもてなしありがとうございました。決して忘れること
のない、楽しい思い出ができました(^o^) おかげで、日本に帰ってから
のストレスフルな毎日が、楽しかった思い出で癒されております~(T_T)
緑が綺麗。
サンディエゴのカラッとした緑も綺麗でしたが、こういうけぶるような緑も綺麗。
なんとなく、日本のように湿気が多いのでしょうか?
写真に映る光の色(強さ?)が似ている気がします。
お墓。
あたしもtomoさん同様足を踏み入れられないかも。下に埋まっていると思うとなんとなく踏んじゃいけないような気がしてしまうのです(笑)
森の中みたいで素敵ですね。
海の近くに住んでいるので大きな木に囲まれた暮らし憧れます。
ふっふっふ
実は私、大学の卒業式は角帽に黒のガウンでした。
着るもの考えなくていいのでとっても楽ちんでした。
おまけにレンタルだったし(笑)
>がらさん
日本のように湿気が多いそうです。雨も雷も多く、湿度が高くて、サンディエゴ
とは全然違う気候でしたねー。緑の色の感じが、確かに日本に似ているかも
しれませんね^^
土葬のお墓は確かにどきどきしますね。私も夜は怖くて行けないと思います。
でも昼間は、緑が多くてとーってもきれいなのですよ。墓碑に書いてある
言葉を読むのが楽しいです^^;
>あずきさん
おー。角帽にガウンの卒業式をされたのですね。素敵~。レンタルもちゃ
んとあるのですね!私は矢絣に袴でした。もちろんレンタル(笑)。
あぁ海の近くもいいですよねぇ。あこがれです。森と海が近くて、木に
囲まれた家…どこにあるんじゃ~(@_@)