こんなものを食べた
今回は2年ぶりのアメリカだった。懐かしいあの極甘スイーツ。
日本に帰国したばかりのころは、そりゃあおいしい日本の甘いものが懐かしくて、ほとんど毎日どちらかがいつも甘いものを買って帰ってくるほどだった。確かに日本のお菓子はおいしい。ケーキもチョコレートも明らかに日本で食べるものはおいしい。でもねぇ、あのアメリカの大雑把な、やたらと大きい、激痛の走るような甘いものが2年も経つと懐かしく思えてくるのだ。
Pj’sのシンプルなソーセージ巻きのパンケーキ。
そういえば、いつからスイーツなんていう言葉が一般的になったのだろう。なんちゅう気持ちの悪い日本語だ、と最初は思ったものだがあまりに聞きなれるとこれが普通に感じるようになるのだから、おそろしい。スイーツ…ぶるぶるっ。
これはニューヨークのJunior’sで食べたケーキ。手前のが、有名な(メニューにもニューヨークでナンバーワンだとか、フェイマスだとか書いてあった)ニューヨークスタイルの焼チーズケーキだ。
いわゆるニューヨークスタイルチーズケーキというのは、日本のレシピをみて私も何度も作ったことがある(おすすめのレシピはこちら)。分量をみても分かる通り、クリームチーズ・サワークリーム・生クリーム・卵がたっぷり入って、相当濃厚な味だといつも感じていた。
しかし、しかし、この店のチーズケーキは違う。今まで食べたどのチーズケーキとも違う。
写真の通り、ケーキの切り口をみただけで、濃厚さがただよってくるようだ。持ってみるとたいへん重い。フォークを差し入れると、ぐぐっとくる質感。これはもはや硬いといってもよかろう。口に入れると、そう完全にチーズだ。通常のクリームチーズを何時間も煮詰めたうえ、何人もが足で踏み固めたのではないかと思うほどの凝縮具合。すごい。これはすごい。はんぱじゃない。
マルコさん、あづ。さんと私の3人で3種類のケーキ(チーズケーキ、ショートケーキ、ストロベリーチーズケーキ)を注文し、1/3ずつ食べたのだが、最初に食べたチーズケーキの一口目で、早くも「ごめんなさい」と日の丸を掲げて降参したくなるほどすごかった。ひとつひとつのケーキの大きさは、日本の上品なケーキのおよそ4倍はあっただろう。もちろん誰も完食することはできなかった。
ニューヨークで食べたもう一つの甘いものはこちら。
Magnolia Bakeryのカップケーキだ。デパ地下でもカップケーキはよく見かけるが、食べるのは初めてだ。この店はかの有名なドラマ『Sex and the City』で登場したそうなのだが、あれほどこのドラマ見てたはずなのに、カップケーキを食べてるシーンがどうしても思い出せないのだよね。
店には色とりどりのカップケーキが並んでいたが、聞いてみたところ結局味はチョコレートとプレーンの2種類だそうで、上の砂糖部分は色が違うだけで味は同じだそうだ。
食べてみると、いやもうその味のすさまじいこと。
一つ食べきるのに、かなり無理して1時間くらいかかった(←決して大げさではない)。カップケーキの上のデコレーション部分が、おそろしく甘い。食感はじゃりじゃりしていて、砂糖が全く溶け切っていない感じ。脳の甘味を感じるあたりに激痛が走り、奥歯が溶け出すような激甘具合であった。もうカップケーキなど金輪際二度と食べたくない!
とは言いつつ、実はこの数日後に食べさせてもらった、プリンストンの地味な店のカップケーキはおいしかった。店によってずいぶん違うものだ。あの激甘カップケーキが懐かしく思うようになったら、今度は日本のデパ地下で買ってみよう。
チーズケーキの表現。思わず笑ってしまいました。
踏み固めたチーズケーキ。興味があります(笑)
そして、完食に一時間を要するカップケーキも凄いですね。そのカップケーキを食べたら「甘い」という味覚の概念が変わってしまいそうですね(笑)
トラックバックの件。ご迷惑をおかけします。
実は過去に何度かトラックバックを送信したのですが、どうもタイムアウトの設定の関係上エラーになっていました。
昨日、タイムアウトの設定を変えたところ、過去に送れなかったトラックバックを一斉に送信してしまったようなのです。
そのせいで随分前の記事にトラックバックを送ってしまう形になってしまいました。すみません…(苦笑)
あはははは デカいチーズケーキ〜〜〜。
絶対完食無理だな〜 目は欲しがるんだけど。
カップケーキは可愛くて絶対子供が欲しがるよね。
私だって買いたくなるもん。んで甘いのね。
コーヒーの下に引いてある赤いのはIKEAのコースターかにゃ?
一昨日、またNYに出かけて参りました。
で、マグノリアベーカーリーの前を通ったので、買ってみようかと思ったのですが、結構混んでたし、お店の前でモデルさんが撮影されてたりしたので、諦めました。
でも、チェルシーマーケット内のカップケーキ屋さんで、カップケーキは買って見ました。
プリンストンのカップケーキよりかは甘買ったですが、食べるのに1時間はかかりませんでした!
こちら、帰国からもうすぐ5年。
アラブ料理が恋しくなることはあれど、
シリアの劇甘スイーツが恋しくなることはなし。
この辺りにシリアとアメリカの違いを感じました。
日本のスイーツバンザイ。
すごいチーズケーキだっっっ!でかさもすごい!
がっちり硬いのね。
そして甘い?
ああ、頭が痛くなって歯が溶けそうな甘さのケーキ
アメリカンですね〜。
一度食べてそれ以来食べたいと思いませんでした(笑)
どうやったらあんなに甘いケーキが作れるのか不思議です。
こんばんは。
きっとおいしくないはずなのに、
あまりのすごさに一口食べてみたくなりました。
クリスピークリームドーナツですら、甘え!!と思う私は
卒倒するかもしれません。
海外の雑な甘さ(失礼ですが)のお菓子を食べるたびに
日本に来た外国人は日本のフツーに売ってるお菓子を食べて
どう思うのかと不思議になります。
うまいと思うのか、全然甘くねえ!と思うのか。
日本でケーキをほめるときの常套句、甘さ控えめでおいしいネ、は
NYの人には真意が伝わらないのかもしれませんね…。
>がらさん
トラックバックの件、全然問題ありません。設定変えたら過去のも一斉に送り
はじめたなんて、WPらしい感じです^^;そういえば最近トラックバックって
全然送ってなかったし、いただくことも少なくなりましたねぇ(笑)。
このカップケーキは、確かに味覚の概念を変えるほどのものでした(笑)。
甘かったですねぇ。何よりあのじゃりじゃりする食感がたまらない~。
日本人ってすごく食感を大事にするような気がするのですよね、アメリカ人に
比べて。じゃなかったら、彼らがあのねちゃねちゃパンやパスタを平気で
チューイーと表現して食べることが理解できません!
>黒糖さん
でしょ~。このチーズケーキみるだけで、もう完食は無理だ、と即座に
感じてしまいますよねー。ほんとおいしいのですよ。味はとてもチーズで
おいしいのですよ。でも、でもやっぱり口がもう一口も欲しがらない、って
感じでした(笑)。
コースターはIKEAのですかね?友人宅のものです。そういえば、黒糖さん
のとこでみかけたような気がする、IKEAのハートのクッションがこのお
宅にもありました。あれもIKEAかな?
>あづ。さん
おー。またNYへ行かれたのですね!いいですねぇ~~~~~~~~。
チェルシーマーケットも行かれたのですか。いかがでしたか~?
高級お蕎麦もおいしそうですね!
あづ。さんのお宅の近くのカップケーキはおいしかったですね。量的にも
ちょうどよい大きさを分けてくださったのがよかったのかも。
デパ地下でみかけるたびに、心動くのですが、マグノリアのトラウマで
どうしても購入にまで至りません(笑)。
>でめたんさん
シリアのスイーツも甘そうですねぇ^^; アラブスーパーで以前買った
パイみたいなのも、激甘でした。そしてインドレストランで食べたブリ
オッシュみたいなのも、歯が解けそうでした^^;
アメリカのお菓子は、見た目がおいしそうなのですよね。そして身近な
ケーキが多いからか、たまに食べたくなることがあります。でも食べると
後悔したり(笑)。やっぱり日本で食べるお菓子が一番おいしいような気
がしますねぇ、ほんと。
>あずきさん
チーズケーキ、がっちり硬かったですよ。プラスチックのフォークだった
ら、きっと折れてたに違いありません^^;チーズケーキは甘くはなかった
のですが、なにせチーズが濃厚で濃厚で濃厚で濃厚で濃厚で濃厚で…(笑)。
カップケーキはどうしたらあんなに甘くなるのかほんとに不思議です^^;
ありえない甘さでしたよ~。
>フーミンさん
クリスピークリームは私は全然甘いと思わないのですよ。こんな私が頭が
痛くなるほど甘かったというこのカップケーキは、いったいどんだけ砂糖
を使っているのでしょうねぇ(笑)。
>日本でケーキをほめるときの常套句、甘さ控えめでおいしいネ
これ、よく考えるとほんと不思議なほめ言葉ですよね。スイーツ系に関し
ては、甘くないことが上等とされてますものねぇ。逆に、お米とかお肉とか
甘味があっておいしい!と言ったりしますものね^^;
この思い切った激甘ケーキのほうが、ある意味素直かもしれませんね!(^^)