マダムと犬
知り合いの日本人女性の家にお昼によばれた。この方はいわゆる駐妻(=海外駐在員の妻)という人種で、世界各地に転々と長いこと住んでいる。駐妻の夫は、日本の大手企業の海外駐在員として働いているので、高給取りの方が多いのも特徴的だ。
駐妻に対して、ミリ妻(ミリタリー=軍人の妻)というのもある。軍港の街サンディエゴでは、ミリ妻も多い。互いにあまり仲がよくないという話も聞いたことがあるが、どちらでもない私はこの手の興味深い情報がさっぱり入ってこないので残念だ。
さすがに広い庭付きの豪邸。高級住宅地。うーん、こういう生活もあるのね。
このお宅には犬が2匹いる。ダックスフンド(mix)の10歳になる兄妹だ。2匹はマレーシア生まれで、赴任中のご主人とともに今はサンディエゴに住んでいる。聞くところによると、マレーシアでは犬は不浄の動物と見なされており、外を散歩させてはいけないのだそうだ。ゆえに、犬を飼っている人たちは広い庭を持つお金持ちが多いのだそうだ。庭から一歩も出たことのなかったこの犬たちも、サンディエゴに来て初めて外を散歩することができた。他の犬を見たことがないから、今でもすぐに喧嘩になってたいへんなのだそうだ。
南国育ちの犬たちは、昼間はいつも洋服を着て日向で寝そべり、夜は夏でも布団にしっかり包まって寝る。非常に寒がりなのだ。かわいがられて育った、大人しい犬たち。どちらも人懐っこくかわいらしい。
甘えん坊のダックスフンド。 →
初めて会う客に喜ぶ犬たちは、それぞれお気に入りのおもちゃをくわえてきて見せてくれる。そのうち、ボールをくわえて、ちゅっちゅっとやりだした。その目は宙を泳ぎ、肉球を広げてもみもみしている。おぉ、これは猫と同じ仕草だ。うちの猫たちもそれぞれお気に入りの毛布で毎日やっている。うちではこれを自慰行為と呼んでいるが、人さまの家ではもちろんそんな発言はしない。かわいいですねぇ、と何枚も写真を撮ってきた。あぁ犬も欲しいなぁ、と憧れる。
自慰行為中。 →
ところで、この家に着くなり、犬たちに体中においを嗅がれた。猫のにおいがするのだろう。
そして家に帰ると、今度は猫たちに体中においを嗅がれた。犬のにおいがするのだろう。これはマレーシアの犬のにおいなのだよ、と説明してみたがそんなこと猫たちにはわかるはずもないのだった。マレーシア生まれの犬、日本生まれの猫。本来なんの接点もないはずだったのに、みんななんの因果かこんなところに連れてこられて、かわいそうにねぇ、と猫の頭を撫でながら、他人事のように感慨深く思うのだった。
マダムの膝でご満悦。 →
綺麗なお手手が、駐在員妻っぽい?! いやぁ、色々あるみたいですね。 ニューヨークでもあるみたいですよ、色々。 それにしても、可愛いですね~、ダックスフンド♪ おもちゃを見せに来るところが、愛らしい!
ほんとに、まぁ、この手の写真。これぞ!!というかんじですな~。
いやはや、すごい指輪じゃのう。
そしてこのマニキュアの色ものう。
はー。noirさん、このお方と一体どこで知り合ったの??
おお そうするとウチのいもうとは「ミリ妻」なんですな(笑)初めて聞きました。
ミリ妻いもうとの家は冬の間は光熱費節約のために
暖房を切って震えていたそうですよあははは。
駐妻さんたちとの生活の差がありありとわかりますな~(笑)
ダックスフンドかわいいですね~♪
でも少しでかいですね mixだからかな?
上目遣いの目がかわゆいです☆
サンディエゴにも、洋服を着る超小型犬がいるのですねー。
初めて見ました。
かくいう私も、いわゆる駐妻。もしやマダム(笑)?
でもお稽古事をしていない私には、同じ駐妻の知り合いがほとんどおらず、
まわりの駐妻たちがどんな生活をしているのか、正直謎です。
そのうえ私は駐妻に見られず、日本から来ている留学生と思われたりもします。
私に足りないのは、エレガントさと貫禄ときれいな手(笑)?
noirさん~すっごいわ!この画像の手からマダ~ムオーラ
バリバリですねぇ~~!それにしても可愛いワンちゃん♪
で~ミリ妻と駐妻?凄いですねぇ~この響きが俗っぽいと言うか?(笑)
私の夫もITの仕事で軍・政府関連の仕事をしてるからミリ妻に
属すのかな?(笑)確かに場所によってはミリ妻と駐妻は
仲良くないなど聞くけどどうだろ?ただミリ妻達もピンきりで
旦那さんのポジションによっては駐妻さんよかマダム~な人達も居るよね~
私はどちら側にもお友達居るけどあまりステレオタイプにとらわれなければ全然仲良くなれると思うけどサンディエゴとなると又違うのねぇ~きっと?(笑)
ワンちゃんたち、この暑いサンディエゴで洋服をきて、暑くないのだろうか?もっと暑いマレーシア生まれだから寒いのかなあ?
うちのアパートは、冬はあったかいけどその分夏はとても暑い。去年までは冷房つけずに我慢したけど、今年はこうのすけがいるから対策を検討せねば。
マダムの寒がりワンちゃん達、カワエエ〜♪
けど、毎日のお散歩or広〜いお庭が必要だもんねぇ。
しかし犬も猫のようにnoirさん称する“自慰行為”をするのですねぇ。
母乳を吸う時の姿よね?お母さんと早く引き離されたのかなぁ〜?
ここ何日か、東京は肌寒くて…今夜は久々にヒーターをつけました。
いま、黒猫ルビーがヒーター前を陣取っています(笑)
毛はだいぶ伸びてきましたよ〜☆
ひゃぁ~ 私もやっぱりマダムの“手”に目がいっちゃった!
やはり手をひとつとってもマダム。。(←意味不明。)
私の友人は一時期、駐妻としてNYにいたことがあるんですが、駐妻のソサエティがあるらしく、何もしてないと、
暗黙の了解で所属し共に活動しなくてはいけなくなるらしい、
(夫の上司の奥さんがいるから断りにくいようで)という
事前情報をゲットして、すかさず、渡米後は、
大学に入って勉強することにした、そうです。
すると、「あの人は大学があるようだから。。。」と、
角を立てずに逃げられるようで、、
NYにいけるなんてうらやましいいいと思っていたけど、
それはそれなりに、ここはここなりに、大変なことは
あるものだなぁ~と、しみじみ話を聞いたことがあります~
おお、マダムの指輪がごっついねん、と、書き込みに来たら、やっぱり皆さん同じところに反応してらっしゃる(笑)
顔を出さず、手元膝元だけでマダムな空気を醸し出すとは、さすが駐妻!
私の知り合いの駐妻はそれこそ北米いったりタイいったりあっちこっちなのですが、それはそれは質素な人で、つきあいとかも苦手みたいで最低限のつきあいだけ保って自分は地味に暮らしておりました。で、タイからやっとこ帰ってきたら、やっぱり寒いみたいで、周りの人より1枚多く来てましたね(笑
なんだか駐在ワールドにも旦那様の職業でヒエラルキーがあるらしいですよ。というか、そのような本を見たことがあります、だいぶ前ですが。①政府、銀行金融系 ②商社 ③製造業など、だそうで、その質素な駐妻は③であることも影響しているのでしょうか。
元駐妻の夫として一言・・・
まず、皆さんアノ写真の「手と指輪」に目がいく、というところが、すごいですね。コメント読むまでまったく気がつきませんでした。
駐在員家庭は確かに経済的に恵まれてますね。帰国してからの落差に対するアジャストメントが大変です。
夫の階級に伴う気苦労についてはよく耳にしました。特に私の場合は入社3年目でいきなり赴任。しかも年上女房、というわけで。女房は、会社で一番下っ端の夫の妻(しかも上司の奥さんより年上だったりする)でしたから結構心配しました。
結論から言えば、これは「社風」による、の一言に尽きると思います。私らの場合はこの点、恵まれてました。でも他の会社の人からは「えぇ~!?マジッすか」という話をよく聞かされたものです(笑)
>雅子さん
ダックスちゃんかわいいですよねぇ。私犬も好きなんですよ。
飼いたくなりますねぇ。
そうそう、NYでは特にすごいらしいですよ駐妻ワールド。
あんな噂や、こんな噂を聞くにつれ、たいへんだなーと
他人事でよかったーと思ってます(笑)。
真っ先に写真のお手手に気付いた雅子さん、さすが!!
>あきこさん
この方とはひょんなことから、知り合いになったのだけど
初めて家に行ってみて、おーと驚いた。さすが豪邸じゃー。
あ、そういえばあきこさんだって、以前は駐妻だったでは
ないですか。そういう付き合いとかあった?
しかし、あきこさんほど駐妻という言葉が似つかわしくない
人もめずらしいだろうなぁ(^^)。
>nekokickさん
おぉ、妹さまはミリ妻でしたか。光熱費を節約するミリ妻。
たいへん親近感がわくお話です(笑)。駐妻とかミリ妻とか
私もアメリカに来て初めて知りましたよ。いろんな世界が
あるものですねぇ。
ダックスフンド、兄妹なのに大きさ全然違うのですよ。
混じってるのでかなりでかいです。上目遣いのこの表情
かわゆいですよねぇ♪
>マルコさん
マルコさんも駐妻っぽくない方ですよねぇ(失礼!)。
留学生ならまだましです。私なんて、日本人からも「中国人
かと思いました」と言われるありさま(泣)。汚い服装が
身につきすぎて、日本に帰ったら都心には行けません(笑)。
動物に洋服着せるの、私は好きではなかったのですが
この犬たちは寒がりだから、毎朝自分から洋服着せてと
せがみにくるくらいなんですって。南国育ちってこんなに
違うのですかねぇ。
>くろねこさん
いいでしょー、この手の写真。さすがみなさん手に
気がつかれるなぁ。
あはは。駐妻・ミリ妻って、この言い方本当に俗っぽい
ですよねぇ。アメリカに来て初めてこんな言葉知りましたよ。
仲が良くないというよりも、たぶん接点がないのでお互い
仲良くしてないというだけなのでしょうね。私もどちらにも
知り合いいますが、生活は確かに違っても、要は人それぞれ
ですからねぇ。サンディエゴはたいしたことないようですが
噂によると、NYがすごいらしいです(笑)。
>Kさん
そういえばKさんも駐妻。忘れてたー(失礼!)。
犬たちはとても寒がりで、洋服が来たくて毎朝着せてもら
いに来るそうですよ。夜も布団がはがれると、ちゃんと布団を
かけなおせとせがむそうです。生まれによってこうも違う
のか。
こーのすけ、日本の夏を乗り切るため、ここでは暑さに慣れ
させたほうがいいかもしれませんよー。
>踊る運び人さん
おぉ、『自慰行為』という言葉に反応してくれたのは
踊る運び人さんだけですよ!(^^)
ツッコミ入れてもらってよかった(笑)。こんな言葉を
エントリーに載せると、またどなたか検索ワードでたどり
ついてしまいそう(すまぬ)。
犬もこれやるなんて、私も知らなかったです。全く猫と
同じようにしてました。犬もかわゆいですよねぇ。
ルビーちゃん、ずいぶん毛が伸びましたね。元通りになるの
かひそかに心配でしたが、よかったよかった♪
>さくらくらさん
そうそう!さくらくらさんのお友達のような話、聞いたこと
ある。NYのコミュニティはものすごくタイトでたいへんらし
いです。あぁ、違う世界の話でよかったー。お友達、事前
情報つかんでてよかったですねぇ。さすがです。
それに比べると、サンディエゴは田舎な分、それほど面白い、
いやたいへんそうな話はないようです(笑)。
マダムの手、すごいでしょー。写真撮ってて、いただき!と
にんまりしてしまった(←ブログばか)。
>maetel.usaさん
maetel.usaさんもやっぱり、手に目が行きましたか~。
みなさんするどいなぁ。
駐妻のヒエラルキー。確かにそうでしょうねぇ。この職種
分類には、大きく頷かされます。①の方など、どこかには
いるのだろうが、会ったこともありません。職種だけでなく
同じ会社でも旦那の地位によっても、かなり上下関係がある
ようで、みなんさん苦労されていると聞きます。
海外にいてもまるで社宅のような息苦しさを感じてらっしゃる
方もいると思うと、ほんとうにお気の毒ですねぇ
(←他人事でよかったー)。
>やぶ猫さん
おぉ、やぶ猫さんは、駐妻の旦那さまでしたか!興味深い
コメントありがとうございます!
赴任先がアジアだったりすると、召使がいたりして、現地の
人たちと比べてかなり恵まれた生活をおくれると聞きます。
その分帰国した際に、ギャップがすごいのでしょうねぇ。
アメリカだとその点生活レベルにあまり差がないのかも
しれませんが、狭いコミュニティーの中では微妙な差が
いろいろと問題を生んでいる様子。職業の差、地位の差、
まるで社宅のようですね。
そうか、社風の違いか。やぶ猫さんのところはいい会社だった
ようで、奥様もよかったですねぇ。その「マジっすか?」
という会社がどこだか知りたい-(笑)。
>以前は駐妻だったではないですか。
駐妻~~~?? ううむ… なんか違うような…
あんなヤクザな業界で、そんな付き合いあるわけないでしょうが焼き。
どっちみちもともと数少ない夫の同僚日本人で嫁はん連れの人はおらんかったです。
>あきこさん
ヤクザな業界って…^^;
付き合いなかったのかー。それはよかったねぇ、いやほんと。
話に聞くと大企業の人たちは、それはそれはたいへんらしい。
怖っ。
ふかひれを食べるアグネス。ちゅうづま。ドラえもん
脇屋友詞さんがソロモンの達人に出ていた。
ふかひれは同じ調理法でもおすのさめとめすのさめでは味が違うんだって!!!!!
トゥーランドットで一度豪華に…