羊と壁紙
顔の黒い羊は、確かサフォークという種類だったような。
村上春樹の「羊をめぐる冒険」を読んで以来、羊の背中に不審なしみがないかどうかつい探してしまうのだが、こちらはいたってノーマルな羊だ。ノアの大好きなヒョウ柄毛布のような、ごわごわしたアクリル繊維のような手触りだった。ウール100%なのにね。
山羊は髭があるせいか、羊よりも賢そうで、しかしちょっと鋭い目つきがずるそうで、触ることはできなかった。
動物の写真ばかりで肝心な写真を撮り忘れたのだが、こちらの牧場のソフトクリームは絶品であった。おいしい、と一口食べて素直に感心する濃厚さ。
話は変わるが、亀裂がはいった壁紙の張り替えが完了した。
家の中に物がたくさんある状態で、よく壁紙だけをきれいに張り替えられるものだ。ぺりぺりと日焼けした皮膚をむくように古い壁紙があっけなくはがされていくのが面白い。
新しい壁紙を張るときも、広い面はあっという間にきれいに張られた。しかしエアコンの周囲など細かいところは、それは丁寧にすこしずつ時間をかけて張っていく。
壁紙職人さん2人で半日作業をしているのを、ずっと眺めていた。途中1人に電話が入り、どうやらご家庭の事情でもめているようで(←立ち聞きしたわけではないが、狭い家の中なのでついつい聞こえてしまう)、「それじゃあ仕事が手につかないよ」と言っていたのが少し気になった。しかしそうはいいつつも、仕上がりは完璧で、張り替えた部分と張り替えない部分の境目が全く見分けがつかない。さすがです。
なんだかんだと最近週末あわただしかったが、今週3連休はどこへもでかけず家にいよう。あーいろいろやることがたまっている、と思いつつもとりあえずブログの更新などする私。
あたしも「あーいそがしいいそがしい。この連休にはあれとこれと…」と長々とやることリストを作ったのに、毎日気付くと夕方になっています^^;
羊をめぐる冒険。
凄く懐かしい。また読みたくなってしまいました(笑)
>がらさん
羊をめぐる冒険、懐かしいでしょう〜。私はたまーに読み返します。
先日、ねじまき鳥を全部読み返したのですが、2回目なのに読み終わったら涙がでました。
うーん、なんでだろう。
がらさんの連休中のやることリストみてみたいです〜。私もいったい何していたのかわからない
まま、3日間すぎてしまいました(汗
あー次の週末のやることリストでも、今から作っておこうか…