お姫さまと黒猫
うちの近所のスーパーでは、入り口近くに小さなスペースがあって、いろんなことをやっている。今日は、6歳くらいの子供がクッキーを売っていた。ガールスカウトの伝統的な資金集めのクッキーだ。保護者らしき人が近くに座ってみているが、呼び込みも説明もみんなその子が一人でやっている。
この手のちょっとした資金集めは、アメリカではよくやっていて、アパートにもキャンディーを売りに来たりするが、親がでしゃばらず、ちゃんと子供に自分でやらせているところに感心する。お金を稼ぐのがたいへんだということを、小さなうちから学ばせるのにも役立つのだろう。
見ていると、(私は買わなかったが)数分のうちに、何枚かのクッキーが売れた。自分たちも子供の頃こうして苦労した思い出があるのであろうアメリカ人たちは、気軽にクッキーを買ってあげている。優しいなぁ。
Krispy Kremeのような大手ドーナツチェーン店でも、子供の資金集めのために、ドーナツを安く提供する支援をしている。子供が定価で売ったドーナツとの差額が資金になるのだ。店側もいい宣伝になるし、子供もドーナツを作る手間もないし、買う人もこれならいつものおいしいドーナツだし、とっても簡単。よく出来ている。
クッキー売りの横では、子供が書いた絵が展示されている。子供らしいお姫さまの絵と…
お姫さまはみな白人 →
お!猫の絵もあるではないか。
いろいろな柄のかわいらしい猫がいる中、なぜか黒猫の絵だけ夜の風景で、おまけに牙と尻尾はなぜか血がしたたっている。だから黒猫はこんなじゃないっつうの。まるで悪魔の使いだ~。
黒猫のイメージ →
黒猫の絵、となりに、えじきのねずみもいますね。
いったい、子供に何教えとるのじゃ。
それとも、それが一般的な黒猫のイメージなのだろうか?
がーん。
絵の猫、ぜーんぶ同じポーズだね。
なんで、お姫様も猫も色が違うだけで、
ほとんど同じシチュエーションなの?
ははは!黒猫、かわいそうに。
なぜ、こんなふうになるの?!
ねこってかいてみると、けっこうむずかしいですよね。
「お題」のようなお手本があって、それを模写し、
色と背景は自分で載せる、っていうのかもしれませんね。
幼稚園~小学校低学年向けのカリキュラムの中に
なかったかしら。。と思いながら拝見しました。
イメージが固まっちゃうから、個人的には
あんまり好きなやり方ではないけれど、こういう
やりかたでないと絵がかけない子供もいるので。
んと、前の書き込みへの返答にもなりますが、、
大学の授業の手話通訳といっても「芸用解剖学」だの
「一般色彩学」だの、得体の知れないものを
隣に座って通訳&筆記しただけですから
たいしたことはしてません。通訳してるほうも
されてるほうも、きっと話してる先生も
好き勝手なことを思ってたと思います(汗
それにつけても、「今日の猫」さまはかわいい。
うちにいた白猫は、真っ白すぎて写真が撮りにくかったのを
思い出します。
フランスでも路上での募金活動や,音楽学校の学生によるコンサートを見かけることがありますが,親子連れの場合,親が子供にコインを渡してお金を投げることが多いですね。知らないうちに身につく奉仕の精神なのかなあ?と傍観している私です。
だって親が子供を抱っこしたまま,お金を置くことだってできるのにわざわざよちよち歩きの子供にお金を渡して置かせるってぇのはやっぱり何か理由がある????
>Kさん
そうか。隣のネズミは餌食だったのか。それなのに、ネズミは
元気そうで黒猫だけ血まみれとは、猫が負けたってことか?!
やっぱり黒猫イメージ悪すぎ~。
>あきこさん
momoさんのコメントにあるように、お題のようなお手本が
あって、塗り絵みたいに自分で色つけするのだろうね。
それなのに、黒猫だけ血まみれにして、餌食のネズミまで
追加するとは、この子供想像力あるよね~。
>にゃ~んmamaさん
そうそう、猫の絵って書いてみるととーってもむずかしいの
ですよね。私は絵が苦手だから、特にだめ。この子供たちの
絵は案外上手だったので、実はとても感心しました。
でも、でもっ!黒猫だけかわいそう過ぎる~。
>momoさん
この子供たちの絵は、確かにお手本があって、色や背景だけ
自分でつけるというやつかもしれませんね。私は絵がだめ
だから、こういうお手本があったら楽でいいなーと思います(笑)。
教育関係のお仕事されていらっしゃるのでしょうか。そして
たいへん難しそうな通訳や筆記をされていたのですねぇ。
日本語でもさっぱりわからなさそうだ~。うーん、すごい!
おぉ、momoさんは白猫を飼ってらっしゃったのですか。
白もかわいいですよねぇ♪とにかく、白や黒が多いと
露出が難しいし、ピントは合わないし、写真写りの悪いこと
この上ないです。飼主泣かせですねぇ(嘆)。
>まここっつぁんさん
あぁ、フランスでもそうなのですねぇ。アメリカでも親が
お金を渡して、子供が募金箱に入れに来ますよ。中には
小学校低学年くらいの子供が自らの小さなお財布から、
小銭を募金箱に入れてくれるので、ほんとに感心しますよ。
親が子供にやらせることで、何かしらいい効果が出そうな
気がするし。何より、寄付するという行為自体が自然に
思える子供になるのではないでしょうか。こういうところ
好きです。
許せん! 黒猫をいまだにそのような目で見ているその子供を連れて来い~!
ところで、先日定期健診に言った病院でも、先生から「黒猫は一番貰い手が少なくて、SPCAでもそれが悩みの種で・・・」という話を聞きました。現実は厳しいなぁ。
>matthewさん
ね~、ひどいでしょ!黒猫だけ血まみれなんですよ~。
子供からして黒猫って悪いイメージ持ってるんですよねぇ。
黒猫振興がんばりましょっ、副会長!
あ…。 写真もないのに、名前が出ているだけで、クリスピークリームのドーナッツ、食べたくなっちゃった…。 近所にないのが、残念! いや、なくてよかったです。 あったら、毎日通ってるもんなぁ、アタシの場合…。
>雅子さん
雅子さんも好きなのね~。やっぱり一緒一緒!
こちらに来た当時、ちょうどサンディエゴにもできたばかりで
大人気だったのです、クリスピー・クリーム。もうね、毎週
1ダース買ってましたよ。今考えるとオソロシー。あの出来
立ての試食がたまらないんですよね~。うー、私も食べたく
なってきた^^;