初めてのお留守番
週末おでかけの友人Kさん宅。はっぴー・こーのすけ(黒猫振興会会員№50)は初めての一人でのお留守番だ。3日間だけなので、猫は1匹でも特に問題はなかろうとは思うが、やっぱり初めてとなると気になる。餌がなくなり、お腹がすいて暴れるのではないかとKさんも心配する。Jと2人で、ちょっと様子を見に行くことになった。
家に入ってみると、こーのすけはいつもと変わらず堂々とソファーの真ん中でくつろいでいた。おぉよかった、大丈夫そうだ。しかしJが電気と間違えて、いきなりキッチンのディスポーザーのスイッチを入れてしまったため、突然の轟音に驚いてベッドの下へ逃げ込んでしまう。ごめんよー。
かなりたってようやく出てきたこーのすけ。ご飯を食べたり、水を飲んだり、ひとしきり忙しくしたあとは、床に転がってごろんごろんする。最近めったにこんな姿見せてくれなかったのに、やっぱりいつもよりもかなりフレンドリーだ。メー、メーと鳴いて(←ほんとにこう鳴く)、人について回る。かわいらしいこと。やっぱり一人ぼっちは寂しかったのだなぁ。
この姿を見ていると、約一年前、こーのすけを最初にシェルターからもらってきたときのことを思いだす。どの猫にしようかと悩んでいたKさんの前で、こーのすけただ1匹だけが、あまりきれいとは言えないシェルターの床の上で、こうしてごろんごろんと転がってみせていたのだった。5歳になる大人の猫が、見知らぬ人々の前で、本当に驚くほど人懐っこかった。
こーのすけは以前の飼い主に爪抜き手術をされてしまったので、両前足の爪がない。爪まで抜かれて、シェルターに捨てられてしまったこーのすけが、どんなにKさんの前で自らをアピールしていたかと思いだすと、今でもかわいそうでならない。その場でこーのすけを見初めてアダプションしたKさん。ようやく見つかった終の棲家に着くなり、こーのすけはうれしくてたまらないように、やっぱり激しく床に転がりお腹をみせていたものだ。
転がるこーのすけをブラッシング。 →
しかし以後、かわいがられて過ごした1年の間、今日までめったにその姿を再び見せてくれることはなかった(案外現金なところが、いかにも猫らしくてよいではないか)。丸1日誰も人がいなくて、こーのすけも何か思いだしたのだろうか。久しぶりに床に転がるその様子は、私に1年前のシェルターのケージを思い出させるよ。
帰り際、普段クールなこーのすけも、今日は気のせいか心細そうに玄関を見やっていた。大丈夫だよ。明日にはもうKさん帰ってくるからね。もう少しお留守番がんばるのだよ。
コーノスケくん、お留守番なんですね~~! でもそのおかげで久しぶりにこーのすけくんの姿が見れて、とっても嬉しい~! ちょっと幸せ太り? 巨猫団、いけるんぢゃ?(笑)
コーノスケ君にそんな過去があったなんて、衝撃です。
なんて、健気なんでしょう!
あ〜、床ゴロンゴロンダイブの猫、可愛いですよね。
家にも以前いました。オレンジ色の虎猫。
元野良の子猫で心優しい日本からの駐在員さん家庭に拾われ、なのに2年で帰国命令・ペット禁の社宅住まいの為、泣く泣く託された猫でした。里子先を捜したんですがもう大きかったので難しく、情も移ったのでエイ!と引き取りました。
でっかい体(30lbクラス)におっとりな性格、得意技は床ダイブ。
獣医さんに『なんで床に飛び込むんでしょうね?』と聞いたら、『体重が重いから立ってるのが面倒なんじゃないの?』と言われました。ガ〜ン。真っ向斬り。そんな身もフタも無い…。
人なつこい性格で客受けの良い猫でした。
こーのすけ君も、今頃は帰宅したご家族に幸せのゴロンゴロンを披露してるんでしょうか。
爪を抜かれた猫の話、以前ここで読んだ記憶がありますが、
こーのすけ君のことだったんですね。
こーのすけ君、すっかり幸せ太りのご様子。
kさんと巡り会えてよかったね。長生きするんだよ。
追伸:noirさん
Movable Typeのこと教えてくださってありがとう。
ちょっと挑戦してみますね。
会長、こんばんは!
こうのすけくん、一人でお留守番ですか。まあ、猫の場合、ほかのペットと比べてインディペンデントだし、その点は心配なさそうですが、でも、ひとりぼっちはやっぱり寂しいだろうな、と思います。うちのチップも、僕が仕事がから帰ってきたときが一番うれしそうですし。
その点、会長のところは多頭飼いだし、こういう心配は一匹の場合と比べたら少ないですよね?
おぉ、以前noirさんの留守中にノアの様子見にいったことを思い出すよ。
あのときノアはnoirさんたちがいるときより心なしかフレンドリーだった。
恵太郎がにゃーにゃ!!と言うたび逃げていたが…
過去の記事と合わせて読みました。
「つめ抜き」なんてのがあるんですね。
初めて知りました。
私は猫のつめ切りが趣味なんで
(にゃんこーずにはえらい迷惑な趣味ですが)
すごい衝撃。
仮名オマリーがえらく和風な名前になってて、
思わず噴出しちゃいました。^-^
本当にお世話になりました。
ノア家には足をむけてねられません。
ノア殿、Jさんのおかげで安心して旅行ができました。
あんなことやこんなことの不手際の数々お許しくだされ~。
こーのすけ、ノア殿のブラッシングで、ふわふわです。
ええとこの猫みたいだ。
>雅子様
巨猫団、いけるんぢゃ?
家にきた頃はまだ入団資格をみたさなかったのですが、今ではどうどうの巨猫になりました。(^^;
いれてもらおかな?
一年前のエントリーも読みました。
ほんと、こーのすけ君のお腹ってタキシード着てるみたい!
手の部分も白くて、まるで袖が出てるみたいで可愛い♪
kさんもきっと捨てられた記憶のある猫なだけに、一人にするのは心配だったんでしょうね。
それにしても、こーのすけ君、幸せになって良かったねぇ。
こーのすけくんのお口のリボン柄が可愛くっていつもジーっと見ちゃいます♪
初めて登場したときからもう1年も経つんですね~。
早いなぁ。
こういう風に幸せを手にした猫さんを見るとすごく気持ちが暖かくなります。
東京は数日前に降った雪がまだ残っていて、外猫さんが心配です・・・。
>雅子さん
あはは。こーのすけ立派に入会資格ありそうですね。
しょっちゅうおじゃまはするのですが、こうして
ごろんごろん転がる姿を写真におさめることができた
のはとーっても久しぶり♪
>うさをさん
猫の爪抜き手術は、爪を抜くだけというよりも
関節から先を切断してしまうといったほうが正しい
ような手術なのです。だからこーのすけも、前足の
肉球が、あきらかに普通の猫よりも短いです。
かわいそうです。でも今はこんなに幸せ♪
Kさんのおかげ~(^o^)丿
>なみさん
なみさんのコメントいつも面白すぎ。大受けして
しまった(爆)。
し、し、しかし30ポンド?!それってすご過ぎません
かね。私が今までに見たことのある最大の猫でも
20ポンドくらいですよ。でかいー。
なみさんの家に飼われて、その子も幸せに暮らしたの
ですね。猫が幸せになる話は好きです。よかった
よかった。
こーのすけはいつも以上に人懐こく、帰ってきた
Kさんに激しくごろんごろんしたようです。ふふふ。
>はるみんさん
こーのすけのことだったのですよ。しかし、私の
ボランティア先にもたまに爪のない猫が捨てられて
きます。他の猫と戦えない分、捨てられるとかわい
そうでなりません。
わはは。こーのすけは確かに幸せ太りですね。
猫でもあるんだなー(笑)。
はるみんさん、夕飯の写真のページもブログに
してくれるととてもうれしい♪私しつこく入り浸って
いろいろ聞きまくってしまいそう~(^^)
>matthewさん
こんばんは。
そうですね。確かに多頭飼いだと、1匹だけのとき
よりも、留守番のときに心配が少ないです。
以前はよくタイマーでTVが数時間後にオフになる
ようにセットしたりしていたな~(笑)。今考えると
猫にとってはうるさくて迷惑なだけだったかも。
チップちゃんも副会長が帰ってくるときが、一日で
一番幸せなときなのでしょうね。ちゃんと早く帰ら
なくちゃだめですよ~(って、大きなお世話?)。
>あきこさん
そうだね。あきこさんにはよくペットシッターにきて
もらったねぇ。遠かったのにすまなかった。
その時はたぶん、あきこさんのことを新しい飼い主
だと思って、ノアも媚びていたのかもしれないね~。
もうすぐ引越しだね。引越しは荷物が捨てられて
うれしいよね。きれちゃだめですよ~。
>でめたんさん
あはは。忘れてましたが、そういえば以前は
仮名オマリーでしたね、こーのすけ。もう今では
こーのすけとしか思えないぴったりの名前です(笑)。
爪抜きは手術の後、猫はものすごく苦しむらしいです。
残酷な手術です。私は絶対反対。
爪きりが趣味だなんてすばらしいですね。うちの
猫は恐ろしく嫌がるので、いつも二人がかりです。
でめたんさんに来て欲しい~。
>Kさん
こーのすけ1匹だけだとそんなに大きい感じは
しないのですが、うちに帰ってソフィーを抱いたり
すると大きさの違いが明らかになります(笑)。
どこもかしこもがっしりしていて(耳も)、太っている
というよりも骨太な感じ。
またいつでも旅行してきてくださいねー(←預かり
たがってる)。
>miさん
でしょ、でしょ。こーのすけの体は手足もお腹も
タキシードで正装してるって感じがするのですよ。
ちゃんとね、チョッキのボタンような柄になっている
のです。かわいいでしょー。
一年前よりもすっかり幸せ太りしてしまいましたが
Kさんのおかげで今はとっても幸せに暮らしております♪
>エミさん
おぉ、確かに口元がリボン柄ですね。
私はおちょぼ口だとか、こそ泥模様だとか思って
おりましたが(笑)。
もう一年たちました。早いですねぇ。
東京の雪はすごく積もったようですね。サンディエゴは
冬でも暖かくて、たまには雪でも降って欲しい(←贅沢)。