みんな疲れた週末
ノアが以前にも増してよく吐くようになったし、体重も減少気味なので、とうとう動物病院へ行くことにした。引っ越して以来この近所ではまだ動物病院へ行ったことがない。以前から目を付けていたこじんまりした動物病院へ連れて行こう。
まずは偵察隊から。
おとなしいソフィーから連れて行って様子を見ることにしたのだ。診察台に出されてもぴくりとも動かず、まったく手がかからないったらない。獣医さんの小脇にひょいとかかえられ、お尻から歯までじっくり診察してもらった。歯が悪くなってきたことと、一部の爪が太くなっていると言われた。あまり爪とぎをしないと、爪が剥けずに太くなるらしい。帰ったら新しい爪とぎを出してやろう。
他にどこか気になるところはありますか?と聞かれたが、ソフィーの悪いところは思いつかないので、実はもう1匹の黒猫がよく吐くようになって、とノアの病状を相談した。せっかくだから、ついでにソフィーに予防接種も打ってもらう。
この手慣れた獣医さんはとても猫好きらしく、ソフィーの全身を撫でて良く診てくれた。次は暴れる猫のほうを連れてきても大丈夫でしょうかとおそるおそる切り出すと、洗濯ネットに入れてくれば大丈夫ですよと気軽に応じてくれた。ほんとか。
ノアはアメリカでガス室送りになった経験をもつ恐るべき凶暴猫なのだ。洗濯ネットなんてぬる過ぎやしないか。きっと突き破って暴れることだろう。
そして日を改めて、いよいよノアの番だ。大きい洗濯ネットを広げると、嬉々として入って遊ぼうとする気のいいノア。家だとこんなにおとなしいのに。洗濯ネットには楽に入れられたが、動物病院で取り出せるだろうか。
病院へ行く間の鳴き声も、時間が経つにつれだんだん怒りを増しているようだ。
診察台では案の定猛獣のようになってしまった。世界中に殺意を抱いているかのように、洗濯ネットごしに見えるもの動くもの全てに猛攻撃加え大騒ぎをした。あぁやっぱり。
しかしこの獣医さんはひるまなかった。なんと今日は血液検査用に大目に血を採りたいと言うではないか。絶対無理だと否定する私とJをしり目に、平然と大きいバスタオルにノアをくるんだ。そして看護婦さん2人がノアを必死で押さえつけ、どうやったものか洗濯ネットから後ろ足を部分だけを出して、無事に血液採取をしたのだ。全くすごいとしか言いようがない。麻酔も打たずによくできるものだ。
そして帰り道、自分が脇汗をびっしょりかいていることに気が付いた。何もしていないくせに、見ていただけで本当に疲れた。動物病院の皆さんには迷惑をおかけして本当に申し訳なかった。ありがとうございました。
結果は来週になるそうだ。自分の人間ドックの結果よりもはらはらする。
ノアもnoirさんも、おつかれさまでした。
洗濯ネットに入れるんですね。出す時に爪が引っ掛かって大変そうです。
最後の写真は、なぜか、スターウォーズのジェダイが寝ているように見えます。
病院おつかれさまでしたー
うちのマーシャも家ではとってもおとなしくて何をされても平気なのに
病院に行くと豹変…猛獣と化すのです。
毎年の血液検査とワクチンのときは、診察台にのせられたら即エリザベスカラーをつけられ、バスタオルで覆われます…
毎年のことながら見ているこちらも力が入ってしまいます。
できることなら麻酔なんて使いたくないですよね。
無事採血できてよかったですね。
検査結果、自分のよりはらはらするのわかります~!
私も毎年マーシャの検査の季節になると緊張して気持ち悪くなるくらい(^^;
ノアちゃんの状態、大したことないことを祈ります。
お疲れ様です!
おじさん、病院では大人しくて気配を消しています。待合室で隣に座っている犬も存在に気付かないくらい気配を消しています。忍者か?!(笑)
おじさんも一昨年くらいから時折吐くようになり、今年3月頃からほぼ毎晩のように吐くようになりました。
近所の動物病院で腎臓が悪く余命2~3カ月とか言われてしまい、ドキドキしたのですが、特に血液検査等もせずの診断だったので、別の病院で血液検査とレントゲンを撮ったところ、年齢なりに腎臓の数値が少し悪く、症状的に甲状腺亢進症の疑いがある…という診断が下りました。(甲状腺の血液検査はせず。)
気候が暖かくなり、胃腸に配慮した食事に切り替えたところ、ほとんど吐かなくなりました。
まぁもう15歳ですから…あちこちガタは出てくるでしょうか、ぼちぼち元気にやってくれるといいんですが…。
ノアちゃんも大事ないと良いですね。
お疲れさまでした~(>▽<)
すごいすごいっ!
その先生、すごいねっ!
ネコがちゃんと診れる先生って、名医だと思うわー(>▽<)
ノアちゃん、何でもないといいねー。
>れんとさん
猫を洗濯ネットに入れたの初めてでした。
私もきっと洗濯ネットがぼろぼろになって出すのがたいへんだと思いましたが、
病院では出されずそのままで検査をしていましたし、家に帰ったときには
もう落ち着いていて、チャックを開けたら普通におとなしく歩いて出てきましたよ(^^)
あははは。確かに黒いしタオルかぶっていてジェダイに似てるかも~。
>にゃうちろさん
あの大人しくかわいらしいマーシャちゃんが、ノアのように猛獣になってしまうとは
本当に信じられません。でも家に帰るといたって普通に戻って、逆恨みもしない
ところが不思議ですよね。
できれば麻酔使いたくないですよ~。病院に行くだけであんなにストレスかかる
のですものねぇ。ほんとお互い病気してもらいたくないですよね。
ノアの検査結果、意外にも大丈夫でした。結果を聞くときあまりに緊張して
手に汗握りました^^;
>がらさん
いいですよねぇ、おじさんは病院でおとなしくて。おじさん本気になったらすごい
のに^^; うらやましいです~。
なんで血液検査もしないのに余命2~3か月だなんて言われたんでしょうねぇ。
セカンドオピニオンとって正解でしたね。レントゲンも撮ってもらいたいのですが
絶対麻酔が必要だろうなぁ。おじさんみたいに病院でおとなしい猫でもやっぱり
麻酔なのでしょうか。
胃腸に配慮した食事、確かに必要ですね。うちも高齢猫用に完全に切り替えて
みようと思います。
ご心配いただいてありがとうございます。おじさんもノアも、ほんとぼちぼちでも
元気で長生きして欲しいですね(^^)
>riderさん
ほんとこの先生すごいです!頼りになります。
おかげさまで血液検査の結果は問題なしでした~。でもこのよく吐くのは
なぜだかわからずで、とりあえず食事を高齢猫用に切り替えようかと
思っております。のりまきちゃんたちとノアは同じ年でしたよね。
病気せずに長生きしてもらいたいですよね~。