鍋の話

猫にごはん
この鍋は日本に帰ってきてすぐに義理の姉からもらったアルミの雪平鍋だ。船便の荷物が届いたら捨てていいよともらった時に言われたくらい、当時からだいぶい込まれて取っ手も無くなってくたびれていた。雪平鍋の木の取っ手は別売りで買えるのは知っていたものの、しかし取っ手の無い状態がとても使いやすく、船便が届いたあともそのまま結局16年も使い続けていた。
猫にごはん
うちにはルクルーゼやバーミキュラやオールクラッドの鍋もあるが、なんてことない普段使いには雪平鍋が一番使いやすい。軽くて火の通りが早く、洗いやすくて収納しやすい(取っ手も蓋もないので)。その後小さいサイズのステンレスの雪平鍋を買い足して使っていたが、一つだけ欠点があった。
注ぎにくいのだ。注ぎ口はあっても口が広いためこぼれやすく、ココアやホットミルクを作ってカップに注ぐと間違いなくこぼれる。使い終わった揚げ物油も慎重に注いでいてもこぼれてしまうし、お味噌汁もこぼれやすい。

そこで見つけたのがこちら。注ぎやすいよう尖ったペリカン口がついたアルミの雪平鍋だ。これこれ。こういうのが欲しかった。このほんの少しの尖り具合が全然違うのだ。
猫にごはん
新品の雪平鍋にはもちろん木の取っ手がついているが、こちらは良い感じの短さにカットしてもらった(by J)。うーん、なんて美しく注ぎやすそうなんだろう。
アルミは熱の伝わりが早くお湯もすぐに沸く。小さいカップに注いでも一滴もこぼれない。コーヒーだって淹れられそうだ。楽しみ楽しみ。
猫にごはん

3件のフィードバック

  1. 取っ手!確かに取っ手が邪魔だなと思うことあります。
    ガス台に置いている時に取っ手に引っかかったりとか、収納している時とか、邪魔ですよね。でも取っ手がないと鍋を持つとき熱かったりしないですか?いつもミトンして使っているのかしら?

    しかしカットされた取っ手の切断面が美しいです。
    工具でカットしているのですか?

  2. 雪平鍋は取手が短くても使えるって、目から鱗です!(収納には便利でしょうとも!)
    なぜか実家にも無かったし、まだ所有したことは無いのですが、お料理番組で見ては和食の煮物など雪平&木の落とし蓋でいつか作ってみたいなぁと常々思っていました。
    注ぎ口も使い勝手の良いのがあるんですね。いつかのために_φ(・_・メモしておきます〜

  3. >がらさん
    取っ手が長いとガス台が混雑してるとき「とっても」邪魔ですw
    木の部分を少し残しているところがミソで、少し向きを変えたいときや、支えるときにはミトンなしでも木の部分を押さえることができるのです。持ち上げて器に入れる最後1回だけミトンすればいいので、全然気にならないです。ルクルーゼやバーミュキュラもどうせミトン使うので、すぐ取れるところにいつもミトンが置いておいてあります。
    ノコギリで切ってやすりをかけたとJが言ってましたよ~。私は長さをリクエストしました。

    >daysofWLAさん
    あー、木の落し蓋もかっこいいですよね。それは持ってなくてシリコンの落し蓋使ってます。プロが取っ手の全くない雪平鍋をやっとこで掴むのもかっこいいねー。でもお味噌汁や野菜を少しゆでるだけの、ほんの普段使いでそこまでやりたくないですよね。木の部分が少し残ってれば、料理中はそれで事足りて便利ですよ~。
    昨日これでチャイを淹れました。1滴もこぼれずカップに注げて気持ちよかったです!

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