さびしんぼ病の猫
脚にハゲができて以来、毎日毎日よくよくソフィーを観察している。皮膚があらわになっているわけでもない、広がっているわけでもない。様子をみること一週間。今朝もいつものようにソフィーを抱き上げ、あちこち観察していたところ….
がーん。反対側の脚にも一部分毛が抜けているところがあるではないか。しかも今度はハゲの範囲が広い。
もうだめだ。すぐさまソフィーをキャリーケースに詰め込み、動物病院へ飛んでいった。
診察の結果、「舐めすぎによるもの」とのこと。どこか体に悪いところがあって毛が抜けたのではないと聞いて、とりあえず一安心した。舐めすぎの原因は、もしかしたらストレスかもしれないし、もしかしたら食べ物のせいかもしれないそうだ。食べ物に関しては、しばらくアレルギー猫向けのドライフードに代えて様子をみることになった。
抜け毛部分の短い毛を抜いて、顕微鏡で観察したところ、毛根には何の異常もなく、猫の舌によって毛先が削り取られているのがはっきりしたので、舐めすぎが原因だと判明したのだ。他にも体中チェックされたが、たいへん良い健康状態だとほめられた。飼い猫にはよくあることで、めずらしくはないし、軽い症状だと診断され、少しほっとした。やっぱりプロに診てもらうと安心できるのだ。
ソフィーは日本で動物病院にかかったのは初めてだし、私も日本の動物病院へ来たのは6年ぶりのこと。ずいぶんアメリカと勝手が違うのだったとあらためて思い出した。アメリカの動物病院だと看護婦や獣医がたいてい猫に直接話しかけてくる。「なんてかわいい仔猫なの!」「きれいな女の子ね!大人しくていい子ね!」などと大げさにほめちぎられたものだが、当たり前のことだが日本人はたいへん冷静だ。話しかけてくるのは飼い主にだけで、無駄話もなくまじめに治療の話に終始する。うん、いかにも日本人らしいね。唯一の猫に対する感想は、キャリーから出したときに、「大きいですね!」と驚かれたことだけだった。そして間違いないか、2回も体重をはかられた。そんなに太っているのだろうか、うちの猫って。
おまけに治療費が安い!アメリカだったら初診料・Drの診察料だけで5000円はしたことだろうが、今回は注射・検査・処方薬も全て含めて、らくらくお釣りがきたくらい。
その動物病院では、よっぽどのことがない限り薬は使わないのだという。今回注射をされたが、それはハーブの一種で、処方された小さい粒の薬もたった5回分だけで、そちらも薬草の成分なのだそうだ。しかもその薬はたいへん溶けやすいから、できるだけ手で触らずに与えたほうがいいらしい。い、いったいどうやって?!
ところで、明細書に「薬草 5」と書いてあるのを見て、ドラクエみたいだと思ったのは私だけだろうか。
先日いただいたコメントで、みやごんさんが愛猫に薬を飲ませるのに苦労をしていらっしゃるところなのだとうかがった。うちのノアも薬を飲ませるのに非常に手こずる猫だ。そういえば、今までソフィーには塗り薬しかやったことがなかった。果たして今晩から5日間上手くゆくだろうか。うーむ…。がんばれソフィー。
子猫の時から見ていて舐め方が雑なざっしゅざっしゅ型と
ずっとしつこく舐めてるべろんちょ型がいますね。
神経質な子 気遣いの子 面倒見のいい子は舐め過ぎる。
あずきさんちの小太郎くんと同じということですね。可哀相だな・・
話が出来ると原因究明できるのにね。
飲ますのを がんばれnoirさ〜ん!
あ~、今、私もみやごんさんと同じ状況。
noirさんも同じになるのかなあ。
毎朝、タラに3種類の飲み薬を飲ませるのに、仕事に遅刻しております。
終わると、ぐったり。タラもぐったり。
うちの場合、腎臓病ですので、あげない、という選択はできず、必死です。
ソフィーちゃんがご機嫌にお薬を飲んでくれますよ~に。
黒猫振興会に入れていただいて以来、ずいぶんご無沙汰しております。
毎晩、こちらにお邪魔するのが日課なんです♪
我が家にも舐め壊しの原因がわからない猫チョコと
ヤキモチと寂しいときに前足にハゲガできるウーノがおります。
チョコはホメオパシーの治療も試したことがあるのですが
今回、ソフィーちゃんに処方されたのは
ホメオパシーのレメディではないのですか?
もし、そうなら注射器に少しお水を入れて
薬を溶かしてからプシュッとあげる方法もありますよ
黒猫ウーノの場合は優先的に(我が家は6にゃんこなもので)
構うことで症状は治まります。
ちなみに、保護猫がくると禿げます。。。
もし良かったら
今回行かれた病院をおしえてくださいませんか
こんばんは♪
丁寧に見て下さる良い病院で良かったですね(^^)
うちのがハゲた時、どこの病院も顕微鏡で調べたりとかなかったので(汗)
きちんと調べてもらえたら、安心できますよね~!
ソフィーちゃん、早く治りますように!
ドラクエ風に言うと、
「薬草 を 使った」
「ソフィー が 回復した」って感じでしょうか(あれ、ちょっと違ったっけ?笑)
noirさんへ
ハゲが増えてしまってさぞご心配のことでしょう。ただうつる病気でもなくよかったですね。
猫がはげた時は心配で心配でしょっちゅう見てしまうものですが、そんなに毎日見ても毛がぐんぐん生えるものでもなく・・・ちょっとづつ直っていくものです。
ソフィーちゃんは違いますが、特に黒猫は毛が黒いくせに皮膚は意外と白くはげが目立ちます。そして、直る前に白い皮膚が一度黒くなります。これは皮膚の下に生えてきた新しい毛が透けて見えてくるのです。初めてのときはこれが解らずに皮膚が腐ってくるのではないかと思いました。けれど皮膚が黒くなり短い毛が生えてくると後は生えそろうのは早いです。だいたい毎日見るのに疲れ、ちょっと忘れたころに直っています。時間的に言うとハゲ→完治まで1ヶ月くらいかな?
ソフィーちゃんは短い毛があるようですので、ハゲが直るサイクルの後半戦です。もうすぐだと思います。noirさんがんばれ!!
ソフィーちゃんのハゲに共感してつい長いコメントをおくってしまいましたが、今度名前を改名しようと思います。次回からは4ニャンコ・タイヘンダノフになります。
祝初日本の動物病院。
獣医のソフィへのコメントが「大きい」とは意外。
いや心外といった方がいいか。
それでは、こーのすけと全く同じではないか。
何はともあれ、脱毛症は軽症で健康状態も良好とわかってよかった。!(^^)!
薬、するするのんでくれればいいですね。
うちの猫にもハゲがあります。両方のかかとがハゲで、なんだか目の上の毛が薄いんです。舐め過ぎなんでしょうか…。
猫に錠剤を飲ませる時は、口の両横を押さえて口を開かせ、口のできるだけ奥に錠剤を放り込んだら、口を上下にしっかり押さえて閉じ、空いている方の手で喉を上から下に撫でてあげるといいですよ。ごっくんとツバを飲み込んだら錠剤も(たいていの場合)飲み込まれています。
2年前に4カ月間毎日朝晩投薬しましたので、それだけは上手になりました。(その時の病気は完治しました)
>黒糖さん
舐め方もいろいろ違いがあるのですねー。確かにソフィーは、同じところ
ばかりを毛づくろいする傾向にあります!毛が抜けるまで舐めるなんて
ほんと、どんなストレスがあったのか知りたい(T_T)
ソフィーも神経質だし、怖がりだし、小太郎くんと同じなのかもしれません。
しくしく。べたべた作戦で、がんばります~。
>ぺぎさん
タラちゃん、3種類も飲んでいるのですね。かわいそうに。そして
毎朝そんなに飲ませるぺぎさんも、たいへんですねぇ。それは遅刻する
でしょうよ。みやごんさんのような状況になっているとは、お察しもうし
あげます。がんばれー。
ソフィーはノアほど激しい抵抗はなかったので、口の中に薬を放り込む
ことはできましたが、ぺっ、と薬だけ吐いてしまいます(涙)。猫草で
包んだりして、なんとかがんばっております~。
>yo-yo-さん
こんにちは。更新頻度も遅いこのサイトに、いつも遊びにきていただき
ありがとうございます(^o^)
あぁぁ、やっぱり寂しいときにハゲができたりする猫がいるのですねぇ。
薬草は溶けやすいといていたので、yo-yo-さんの方法で試してみようと
思います。教えていただきありがとうございます。
ストレス解消には、やっぱりかまってあげることなんでしょうね!
うちもできるだけ構って、なでで、ブラッシングして、遊んであげようと
思っておりまーす。
病院、ホメオパシーという考えが私どうもなじまなくて、次回もまた行く
かどうかは怪しいのですが、しばらく様子をみてみることにいたします。
ご希望でしたら、メールで後日病院をお知らせいたしますね(^o^)
>シュガ子さん
ほんと、とっても丁寧に診てくださって、いろいろ質問もできてよかった
です。いやー、日本語で質問できるってだけでも幸せです(^o^)
舐めてできた、とわかっただけでもとっても安心できました。
ドラクエ風に考えると、薬草ってHP30くらいしか回復しない、どうも
弱い回復薬のイメージになってしまいますよね(笑)。
>「ソフィー が 回復した」って感じでしょうか
ありがとうございます!うれしいです。シュガ子さんの呪文(?)の
おかげで、ほんとに回復したような気分になってきましたよ^^
>4ニャンコ・タイヘンダノフ さん
1ニャンコ増えたのですね~~~~~~~。素敵。
あぁ、ご経験者の方に教えていただくとほんとに心強いです!確かに
毎日いくら眺めていても、一気に毛が伸びるわけではないのですものね。
少しハゲが大きくなったようだ、とか、小さくなったようだ、とか
毎日一喜一憂しておりました^^;
黒猫って、皮膚がみえていると、白くてすごく目立ちますよね。
ノアもかかとのところに、こすれたハゲがあるのですが、白くてとても
目立ってしまうのです。一ヶ月くらいはかかるのですねぇ。そういえば
獣医さんもそのようにおっしゃっていました。
はげまし、ありがとうございます!
>Kさん
ソフィー、うちではとっても小さくて仔猫のようだと思っていたのに
大きいと驚かれてちょっとショックです(笑)。
ノアなんて連れて行った日には、なんと言われることか(T_T)
薬はノアほどは手こずりませんが、器用にぺっ、と吐き出します。
薬草飲んで早く回復しておくれ~。
>emmynyaaさん
こんにちは。お元気ですか?
emmynyaaさんのところの猫さんも、ハゲがあるのですねぇ。
かかとのハゲは、うちの黒猫ノアにもあります。
以前こんな記事を載せたのでお暇なときにご覧くださいませ。案外
他の猫たちも同じところにハゲが多いようですよ(^o^)
http://noir.blackcatclub.org/archives/143
口の両側を押さえて口を開かせ、っていうところがむずかしいのです
よねぇ。特にノアなんて、がしっと接着剤でくっつけたのかと思うほど
かたくなに開きません(涙)。
ソフィーは入れることはできても、すぐにぺっと吐き出してしまうので
emmynyaaさんの通りに、今度なでなでしてみます。教えていただき
ありがとうございます!
投薬の努力のおかげで、病気が治ってよかったですね!うちもがんばり
まーす(^o^)
noriさん、是非!教えてください
チョコがお世話になった病院はレメディ代、検査費用はいいとして
行けば毎回診察料として¥3000プラス。。。
アニマルコミュニケーションズなるものを強く勧められて
(チョコと話して原因を聞くというのですよ。ちなみに、1時間2万円)
なんとなく怪しい感じがして行かなくなりました(苦笑)
効果が見えたレメディもあったのでば試してみたいのです
宜しくお願いします♪
>yo-yo-さん
アニマルコミュニケーション!す、すごい。値段もすごい!(笑)
かなり怪しい感じが漂っておりますよ~。
動物の病気は、保険がきかないし相場もあやふやですから、納得の
いく病院を選びたいものですよね。さきほどメールをお送りしましたので
ご参考になさってくださいませ。
チョコちゃん早くよくなりますように(^o^)