2008年5月 1日
2008年4月18日
つわものどもが...
なんとこの猫6.7キロもあるではないか。
約一年前、アメリカを出発する前には6キロだったはずなのに。がーん。なぜ一割も太った、ノアよ。薄々感づいてはいたがやっぱり太っていた。どうりで重いと思った。
去年の夏、アメリカから日本へ引っ越した際に、転々と仮住まい生活が一ヶ月ほど続いていたが、そのときソフィーは1割もやせてしまった。かわいそうなこの猫は、引きこもってばかりいて、あまりご飯を食べなかったせいだ。その当時、ソフィーが食べなかったソフィーの分のご飯、それは明らかにノアのお腹に納まってしまったのだった。
しかし半年もたつと、ソフィーはすっかり元の体重(4.9キロ)に戻った。なのになぜに、ノアは太ったままなのだ。困ったねぇ。やっぱり日本の猫餌のほうが、おいしいのだろうなぁ。量は全然増やしていないのに、猫缶を食べ残すということが、最近皆無になっている。
ソフィーお嬢さん、ケリまで入っています。運動の後の玄関は、「夏草」ならぬ、猫の毛が激しく散乱していた。決してこれは、私が掃除を怠っている証拠ではないのだ。たぶん(希望)。
そして実はこの写真を撮ったのが、2日前のことなのだけれど、結局そのまま掃除機をかけ忘れていたら、いつの間にかこの毛の散乱は無くなっていたのだった。うーん、どこへ消えたのだろうね。←掃除しろ!
2008年4月13日
猫の尻尾
特に如実に現れるのが、この尻尾の表情だ。
例えばこうして、縄張りの中に怪しいものを見つけたときなど、怯えまたは用心のために、尻尾はだらりと垂れ下がり、今にも地面に付きそうになる。こういうとき抱き上げると、尻尾は足の内側にくるりと回り込んで、いかにも怖そうな様子だ。
普段のソフィーは、尻尾はぴんと上を向いている。しなやかで長い尻尾が、背中の上でゆらゆらと美しく揺れ動く。ご機嫌がいいときは、真上に向いた尻尾がびりびりとふるえたりもする。そういうときに、「ソフィー♪」と声をかけて、さらにお尻をとんとんと軽く叩いてやったりすると、それはもううれしそうに、びりりん、びりりんと尻尾が小刻みに痙攣したようになるのだ。こういうのって、どの猫もそうなのだろうか。ちなみに私が知っている、和柄の似合うあのアメリカお嬢さん猫などは、うれしいあまり、尻尾が真上に上がるどころか自分の頭にまでくっついてしまうほど、超鋭角になって反応を示してしてしまうのだ。なんという豊かな感情表現。
そしてこれが興奮状態のソフィー。おもちゃで張り切って遊んでいるとき、尻尾は弓のように激しくしなり、くいんと上部で丸まる。この状態になると、もう誰もこの猫を止めることはできない。家中を競馬馬のように軽快に走り、驚くほど身軽にジャンプしてエネルギーを発散させている。
そういうときは、いつもうかうかしているノアが襲われてしまうので、こっちへおいでと抱き上げて、飼い主ともども静かに、ソフィーの興奮がおさまるのを見守るようにしているのだ。こうして張り切っているときなど、いまだにこの猫は自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回って遊んだりもする。間もなく5歳にもなろうという立派な成猫だというのに、いいのだろうかこんな子猫のような遊びで。
そしてこれがノアの尻尾。
えーっとこれはどんな気分のときのノアだっけ。 いつもこんな角度なので、写真の尻尾をみただけでは、このときのノアの状態がどんなだったかさっぱり思い出せない。短いカギ尻尾猫って、まるで写真うつりが悪くていつも損をしているヒト(私のことか?)のようだ。しくしく。