猫用のものがさまざま入っている棚を整理していたところ、このたび発掘されたものがある。
『Organic Catnip Blossoms(キャットニップの花(有機栽培))』
いつ買ったんだろうなー。全然記憶にない。確か以前ノアに試してみて、全然反応がなくてつまらなかったので、そのまま放置していたに違いない。ということは、たぶんソフィーがうちにくる前。ってことは、3年以上前に買ったものではないか。我ながらなんと整理の悪いこと。
食べるものだったら即座に捨てるところだが、これは最初からドライフラワー状になったものなので、別に古くなっていてもさしたる問題なかろう。いちおうジップロックには入っていたが、こんなに時間がたったものだから、香りも飛んでいるだろうし、どうせ効き目もないだろう。などと思いつつ、ほら匂ってごらんとソフィーに差し出してみた。
するとなんと。
ものすごく効いている。 →
もともとソフィーは、西洋またたびと言われるキャットニップも、日本のまたたびも大好きなのだ。たいていのものによく反応して、ゴロンゴロンと転がり体をこすりつけはしゃぐ。そんなソフィーのかわいい様子が見たくて、思い出すとたまにやっているのだが、そんな私の様子を見てJは、「若い娘を薬中(ヤクチュウ・覚醒剤中毒など)にしてもてあそぶ、変態のようだ」という(←どんなたとえだよ)。そうでしょうか、みなさん。
それはさておき、このキャットニップのドライフラワー。今までにないほどの興奮ぶりで、ほら、と差し出す私の手を激しく噛み、猫キックをする。かなり凶暴化している。ソフィーは普段全く人間を噛まない猫なので、こんなことはとてもめずらしいのだ。この猫には、これが一番よく効くようだ。
それでは、噛み猫ノアにやったらどうなるかというと...。ただ食べるだけ。全然変化なし。ノアはまたたびの粉末をやってもキャットニップをやっても、いつもただ舐めて終わるだけなのだ。それらでゴロンゴロンと喜びを表現したのを見たことがない。たいへんつまらないのだ(←やっぱり変態?)。
これがキャットニップのドライフラワー。 →
(激しく噛まれながらも喜ぶ変態飼い主)
またたびは、今までにもアメリカ人の猫飼いに何度かあげたことがある。そのたびに、キャットニップのような効き目があると説明しているが、どちらがより良く効くのか、それは全く個体差によるとしか思えない。ボランティア先の猫たちも、キャットニップが好きなのもいれば、全然無反応だったり。これは完全なる私の主観だが、たいていの猫が何らかの反応を一番よく示すのは、またたびの粉末のような気がする。私の中での薬中ランキングはダントツ一位だったのだが、このドライキャットニップの花は、もしかしたらその上をいくかも。マイナス面は、遊んだあとこなごなになって部屋中散らかることだ。
楽しいので次回のボランティア先でも持っていって試してみよう。ただし、ソフィーのように凶暴化する猫もいるかもしれないので、大勢いるときではなく一匹ずつ様子を見ながらね。
そしてたまに聞かれるのが、何のためにキャットニップ(もしくはまたたび)をやるのか?どうなんでしょ。またたび粉末についている説明によると、元気のないとき、猫を喜ばせたいとき、などと書いてある。うちの猫たちは元気だから、それではやる必要はない。しかし、猫を喜ばせたいときと言われれば『いつも』なのだが、そういう場合どうしたらいいのだ。何事もやりすぎはよくないだろうから、うちの場合、月に2~3度やっている。あらためて考えると、これは多すぎなのかなぁ。うーむ。
大好きキャットニップ! →
というわけで、アンケート第2弾を実施させていただきます。コメント残すのはちょっとめんどう、と思っていらっしゃる、そこの猫飼いのあなた。どうぞお気軽に投票くださいませ。よろしくお願いしまーす。